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助産師と研修医のための産科超音波検査 改訂第3版【電子版】

梁 栄治 (著者)

帝京大学医学部産婦人科教授

出版社
診断と治療社
電子版ISBN
978-4-7878-8004-8
電子版発売日
2021/09/20
ページ数
121ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥3,300 (本体¥3,000+税10%)

印刷版ISBN
978-4-7878-2503-2
印刷版発行年月
2021/05
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概要

産科超音波検査について,習得すべき優先順位の高い知識をわかりやすく解説.助産師と研修医を対象とした,産科超音波検査の実用的な知識を提供する必読の1冊.妊婦さんとのコミュニケーションツールとしても活用できるよう説明方法を紹介し,目次には,読者対象である,研修医,助産師向けのマークも示した.今版では新しいガイドラインを踏まえ,全般的によりわかりやすいよう画像と解説を見直すとともに,新しい検査法である経会陰超音波検査の項目を追加した.

目次

助知:助産師が知識として持っていることが望ましいもの
助実:助産師が実践できることが望ましいもの
研知:研修医が知識として持っていることが望ましいもの
研実:研修医が実践できることが望ましいもの

はじめに

1.超音波検査の基礎(助知・研知)
 1-1 超音波とは
 1-2 超音波検査法の原理
  1.反射法
  2.パルス波
  3.スキャン
  4.Bモード画像
 1-3 超音波の安全性
  1.加熱作用
  2.キャビテーション作用
  3.安全性についての現状
 1-4 経腹法,経腟法および経会陰法
 1-5 超音波検査の実用的な知識
  1.原理的な事項
  2.実践的な事項
 1-6 通常超音波検査と胎児超音波検査

2.妊娠初期の超音波検査
 2-1 妊娠初期の超音波検査を理解するために(助知・研知)
  1.経腟法の実際
  2.経腟法の画像の特徴
  3.非妊娠時子宮の経腟法による超音波像
 2-2 妊娠初期の正常所見(助知・研実)
  1.妊娠4~5週の超音波所見
  2.妊娠5~6週の超音波所見
  3.妊娠7週以降の超音波所見
 2-3 胎児の大きさと妊娠週数(助知・研実)
  1.胎児の大きさで妊娠週数を修正する場合
  2.胎児の頭殿長(crown rump length:CRL)による妊娠週数の推定
  3.胎児の児頭大横径(biparietal diameter:BPD)による妊娠週数の修正
 2-4 稽留流産(missed abortion)(助知・研実)
 2-5 異所性妊娠(子宮外妊娠)(研知)
  1.早すぎるために見えない正常妊娠
  2.子宮内に妊娠しているが,育っていないので小さくて見えない流産
  3.異所性妊娠(子宮外妊娠)
 2-6 胞状奇胎(研知)
 2-7 双胎妊娠:膜性診断を中心として(研知)
  1.卵性と膜性の関係
  2.膜性と産科リスク
 2-8 胎児の後頸部浮腫(nuchal translucency:NT)(助知・研知)

3.妊娠中・後期の超音波検査
 3-1 腹部超音波法の実際(助実・研実)
 3-2 胎児の数(助実・研実)
 3-3 胎児の心拍(助実・研実)
 3-4 胎位と胎勢(助実・研実)
 3-5 胎児の大きさ(助実・研実)
  1.頭部の計測法
  2.腹部の計測法
  3.大腿骨の計測法
  4.胎児の推定体重
  5.測定値の解釈について
 3-6 羊水量(助実・研実)
  1.羊水ポケット法
  2.AFI(amniotic fluid index)
  3.羊水量の異常についての考え方
 3-7 胎盤,臍帯(助知・研実)
  1.胎盤
  2.胎盤と血腫
  3.臍帯
 3-8 頸管周辺部(助知・研実)
  1.頸管長
  2.内子宮口の開大(funneling)
  3.前置胎盤,低位胎盤
 3-9 血流評価(助知・研知)
  1.ドプラ法
  2.パルスドプラ法
  3.なぜ血流の速度でなく波形を用いるか
  4.動脈血流波形
  5.臍帯動脈血流波形
  6.胎児中大脳動脈の血流波形と最高血流速度
  7.妊婦の子宮動脈血流波形
  8.パルスドプラ法による血流計測の役割
 3-10 胎児の健常性(well-being)の評価:Biophysical profiling score(助知・研知)
  1.NST
  2.呼吸様運動
  3.大きい胎動
  4.筋緊張
  5.羊水量
  6.胎児well-beingの判断
 3-11 3次元超音波(助知)

4.経会陰超音波検査(助実・研知)
 4-1 経会陰超音波検査
 4-2 経会陰超音波検査の実際と画像
  1.妊娠中の経会陰超音波検査
  2.分娩中の経会陰超音波検査

5.コミュニケーションツールとしての産科超音波検査(助実)
 5-1 留意すべき点
 5-2 妊娠12週頃から20週頃まで
 5-3 妊娠20週頃以降
  1.顔の見方
  2.性別の見方
  3.その他
  4.3D,4Dの見方

参考文献
練習問題
索引
おわりに
著者紹介

Column●①超音波の反射法に対するエックス線の透過法
Column●②楽しむための超音波検査
Column●③ドプラ効果
Column●④倫理の問題