がん患者におけるせん妄ガイドライン 2022年版【電子版】
- 出版社
- 金原出版
- 電子版ISBN
- 978-4-307-80213-0
- 電子版発売日
- 2022/06/07
- ページ数
- 200ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥2,640 (本体¥2,400+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-307-10213-1
- 印刷版発行年月
- 2022/06
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概要
目次
1 ガイドライン作成の経緯と目的
1.ガイドライン作成の経緯
2.ガイドラインの目的
2 ガイドラインの使用上の注意
1.使用上の注意
2.構成とインストラクション
3 エビデンスの確実性(質・強さ)と推奨の強さ
1.エビデンスの確実性(質・強さ)
2.推奨の強さ
3.推奨の強さとエビデンスの確実性(強さ)の臨床的意味
II章 総論
1 がん医療におけるせん妄
1.せん妄とは何か
2.がん患者におけるせん妄の頻度
3.せん妄によるさまざまな影響
4.がん患者におけるせん妄の特徴
2 せん妄の評価と診断・分類
1.せん妄の診断基準
2.せん妄の分類
3.鑑別診断
4.せん妄の原因
5.せん妄の評価方法
6.がん終末期せん妄の評価
3 せん妄の病態生理
1.はじめに
2.神経伝達物質の変化
3.アセチルコリン
4.ドパミン
5.グルタミン酸
6.ノルアドレナリン
7.γ-アミノ酪酸(gamma-aminobutyric acid:GABA)
8.セロトニン
9.メラトニン
10.神経炎症
11.グルココルチコイド
4 せん妄の治療・ケア
1.薬物療法
2.非薬物療法
5 終末期せん妄の治療とケアのゴール
1.終末期せん妄とは
2.終末期せん妄の苦痛や治療・ケアの望ましい評価とは
6 病院の組織としてせん妄にどのように取り組むか
1.せん妄に対する、組織的な対応の必要性について
2.施設を挙げての取り組みの一例:DELTAプログラムの開発
III章 臨床疑問
臨床疑問(背景疑問)1
がん患者に対して、せん妄の発症予防を目的として推奨される非薬物療法にはどのようなものがあるか?
臨床疑問2
がん患者に対して、せん妄の発症予防を目的に抗精神病薬を投与することは推奨されるか?
臨床疑問(背景疑問)3
がん患者のせん妄には、どのような評価方法があるか?
臨床疑問(背景疑問)4
がん患者のせん妄には、どのような原因(身体的要因・薬剤要因)があるか?
臨床疑問5
せん妄を有するがん患者に対して、せん妄の症状軽減を目的として、抗精神病薬を投与することは推奨されるか?
臨床疑問6
せん妄を有するがん患者に対して、せん妄の症状軽減を目的として、トラゾドンを単独で投与することは推奨されるか?
臨床疑問7
せん妄を有するがん患者に対して、せん妄の症状軽減を目的として、ヒドロキシジンを単独で投与することは推奨されるか?
臨床疑問8
せん妄を有するがん患者に対して、せん妄の症状軽減を目的として、ベンゾジアゼピン系薬を単独で投与することは推奨されるか?
臨床疑問9
せん妄を有するオピオイド投与中のがん患者に対して、せん妄の症状軽減を目的として、オピオイドスイッチングを行うことは推奨されるか?
臨床疑問(背景疑問)10
せん妄を有するがん患者に対して、せん妄の症状軽減を目的として、推奨される非薬物療法にはどのようなものがあるか?
臨床疑問(背景疑問)11
がん患者の終末期のせん妄に対して、せん妄の症状軽減を目的として、推奨されるアプローチにはどのようなものがあるか?
臨床疑問(背景疑問)12
せん妄を有するがん患者に対して、家族が望むケアにはどのようなものがあるか?
IV章 臨床の手引き
せん妄薬物療法の手引き
1.せん妄治療における薬物療法の位置付け
2.本手引きについて
3.がん患者におけるせん妄の薬物療法についての基本的な考え方
4.せん妄で用いる各薬物の選択理由と特徴(長所・短所)についての基本的な考え方
V章 資料
1 ガイドライン作成過程
1.概要
2.臨床疑問の設定
3.システマティックレビュー
4.妥当性の検証
5.日本サイコオンコロジー学会、日本がんサポーティブケア学会の承認
2 文献検索式
3 今後の検討課題
1.今回のガイドラインでは、対応しなかったこと
2.推奨について、今後の検討が必要なこと
4 用語集
主要な抗精神病薬一覧
患者・家族へのせん妄説明パンフレット
患者・家族へのせん妄説明パンフレット(終末期)
Delirium Rating Scale-Revised-98
略語表
索引