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看護現場で役立つ文章の書き方・磨き方 第2版【電子版】

論理的に伝える技法

因 京子 (著)

出版社
日本看護協会出版会
電子版ISBN
978-4-8180-2674-2
電子版発売日
2023/11/28
ページ数
184ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥3,080 (本体¥2,800+税10%)

印刷版ISBN
978-4-8180-2590-5
印刷版発行年月
2023/08
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3
対応OS
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1
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概要

好評書籍、待望の第2版! 実務で書く機会が多い4事例を追加し、さらに実践的な内容に!
看護現場で書く機会のある様々な文章を素材に、「論理的に書く」にはどのように考えていけばよいかを示しました。
Part 1では文章作成に関する基本概念を説明し、Part 2では「実務文書」「広報文」「事例報告」「研究関連の文章」など様々な文章を取り上げ、問題点を分析し修正案(リバイズ例)を提示しました。原案を読み、改善点を考えてからリバイズ例と解説を読むことにより、「書く技能」「リバイズする技能」が向上します。Part3では活用できる書式例と資料を提示しました。
専門職としての発信力を伸ばすために、本書をぜひご活用ください。

目次

Part 1 伝わる文章を書く技術
1 書き始める前に考えること—書くことの本質的効用と機能的効用
  ワンポイント Lesson 文章の全体構成(序論・本論・結論)と各部分での行動
2 文章の「目的・受け手(読み手)」を認識して内容・文体・表現を決めよう
  ワンポイント Lesson 事例報告の「目的・受け手(読み手)」を認識する
3 業務連絡では核心をズバリと先に伝えよう
  ワンポイント Lesson 「指示の背景事情」でなく、「指示」そのものを示す
4 書く技能の構成要素を確認しよう
  ワンポイント Lesson 患者さん向けの文章では「圧縮表現」にご注意!
5 文章の印象を決める諸要素を確認しよう
  ワンポイント Lesson よりよい文章にするための推敲
6 文章の「スキーマ」を形成しよう
  ワンポイント Lesson 外部の人にお願いするときは、「外部の人の目」で眺める
7 書く前にアウトラインをつくり展開構造を検討しよう
  ワンポイント Lesson 「論理的な文章」とは
8 述べる事実の意義を示そう
  ワンポイント Lesson 「査読」とは
9 引用の種類を知り、適切に使い分けよう
  ワンポイント Lesson 文献の引用に伴う手続
10 簡潔に表現する秘訣を知ろう
  ワンポイント Lesson 便利な道具は使いましょう
11 伝えるための基礎練習
  ワンポイント Lesson アウトライン作成前の「付箋」活用法

Part 2 文章を磨くリバイズの技術
1 文章の発信力を高めるリバイズのコツ
2 リバイズのプロセスを体験する:インシデント報告の改善

A 実務文書のリバイズ
1 会議資料—検討する項目の明確化を
2 研究会総会の案内状—読み手の利便性への配慮を
3 新規活動の周知—新たな試みが成功するよう図るには
4 研修参加報告書—意義ある報告を書きやすい書式とは
5 所信表明(小論文)—内容・全体構造・表現の検討を
6 フリー書式の研修参加報告書—「混ぜご飯」状態の内容を「定食」にリバイズする
7 病院実習依頼書—必要な情報を、読み手に配慮した構造と表現で
8 メールと添付ファイル—基本的作法と配慮の原則

B 広報文のリバイズ
1 看護実践の省察記録—核心部分の表現を練り上げて
2 在宅看取り支援の省察記録—印象づけたい部分を活かす構成に
3 院内の啓発活動を伝える記事—段落の工夫で、より伝わりやすく

C 事例報告のリバイズ
1 在宅看取り支援の事例報告—他者に伝えるべき「知」を見極めて
2 協議すべき問題を提起する事例報告—扱う問題を焦点化する

D 研究関連の文章のリバイズ
1 研究協力依頼書—読み手の心を動かす構成と表現を
2 研究論文における「研究の背景」—記述の「型」を用いて論理的な展開に
3 研究報告—他者に有益な示唆を与えるために、頭の中で汗をかく
4 実践報告—他者への贈り物として書く

Part 3 活用できる書式例・資料
A 書式例
書式1 施設内文書:提案書(例)
書式2 対外文書:依頼書(例)
書式3 自己アピール:研修受講動機(例)
書式4 メールの形式:依頼(例)

B 資料
資料1 文章の執筆スケジュール
資料2 アウトライン
資料3 執筆時の参考になる資料

column
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文化の違い