医療データサイエンス入門【電子版】

- 出版社
- 医学書院
- 電子版ISBN
- 978-4-260-65320-6
- 電子版発売日
- 2025/11/03
- ページ数
- 376ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥5,720 (本体¥5,200+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-260-05320-4
- 印刷版発行年月
- 2025/10
- ご利用方法
- ダウンロード型配信サービス(買切型)
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- 3
- 対応OS
-
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
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概要
「医療データ」は患者一人一人の “命の情報” であり、特に取り扱いに注意が必要なデータです。医療データサイエンスでは、このデータを分析・解析し、新たな医学的知見や医療技術を作り出します。本書は、「医療データサイエンティスト」を目指す読者に向け、基本的な教養や知識を体系的に紹介するものです。医療データサイエンスという新たな武器で未来の医療に貢献したいと考える人に、初めに手に取っていただきたい一冊です。
目次
はじめに
1.エビデンスってなあに?
医療において「診療ガイドライン」がもつ意味とは
根拠に基づく医療とは?
診療ガイドラインはエビデンスから作られる
[Column] 新薬が承認されるまで
エビデンスは臨床データから作られる
[Column] AIは「エビデンス」の申し子
2.医療データサイエンティストが知っておくべきこと
医療データの流れ
データの使い方
データの作り方
もう1つ大切なこと
第2章 データの使い方
はじめに
1.ところで,「データ」ってなあに?
データの形
[Column] コンピュータが計算を間違える?
データの入れもの
[Column] トランザクション処理
標準化と標本化
[Column] 画像データの入れもの
人が測ったデータ
[Column] データ分析の落とし穴
2.データを触ってみよう
データを入れものに入れる
データを並べ替える
データを集計する
[Column] データを取り扱うコンピュータ言語/データを扱う数学/データはどこで手に入るのか
データを分析する
3.データを処理してみよう
SQLの基本操作
Rの基本操作
Pythonの基本操作
まとめ
第3章 データの作り方
はじめに
1.カルテってなあに?
診療行為の記録としてのカルテ
申し送りの道具としてのカルテ
医事会計の仕組みとカルテ
[Column] レセプト病名/疾患別レポジトリ
2.電子カルテのデータを見てみよう
電子カルテの構造
[Column] 宮中某重大事件と医療情報を機密にする意味
オーダーと実施記録
[Column] 医師法17条とCPOE,そして働き方改革
[Column] IoT
医事会計とレセプトデータ
[Column] 医療情報部長の日常業務/ゲノム検査
3.データの分け方・貯め方
なぜ「分ける」必要があるの?
MVC
どんな「貯め方」があるの?
目的に合ったデータの貯め方
二次利用系システム
まとめ
[Column] データをつなぐ社会の仕組み
第4章 もう1つ大事なこと
はじめに
1.個人情報保護のルール
倫理と法律
個人情報とは何か?
個人情報を扱うルール
個人情報のプレイヤー
研究時の特別ルール
[Column] 次世代医療基盤法/研究計画書の書き方
2.個人情報の守り方
電子カルテの3要件
電子保存に関するルール
データの守り方
[Column] ブロックチェーン
索引
