教育症例から学ぶ血液内科診療【電子版】

- 出版社
- 中外医学社
- 電子版ISBN
- 電子版発売日
- 2025/12/22
- ページ数
- 144ページ
- 判型
- A5判
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥3,850 (本体¥3,500+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-498-22558-9
- 印刷版発行年月
- 2025/12
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概要
あなたならどう判断する? 判断に悩む“グレーンゾーン”症例をCQとディスカッションから考える
医師が現場で判断に悩む“グレーンゾーン”症例に対してCQ(クリニカル・クエスチョン)を示し,そのテーマについてディスカッションを行ったうえで「治療判断と考え方」が示される形式で展開する示唆に富んだ症例検討集.教育的な症例からさまざまなことを学び、自身の診療にフィードバックさせ,その後の治療やマネージメントに有効に生かしていくために必要な内容が17の具体的な症例で示される実践的な書
目次
I教育症例:「どうする?」と思った症例
初発多発性骨髄腫
症例1 移植非適応未治療多発性骨髄腫でDLdから治療変更を検討するべきか? DLdの継続判断と2nd line <渡邉純一>
症例2 LDH高値,多発形質細胞腫を伴う移植非適応多発性骨髄腫の初回治療について DLd療法とD-VMP療法の使い分けについて <渡邉純一>
再発難治多発性骨髄腫
症例3 EPd療法中の汎血球減少・食思不振の原因は何か? EPd, ELdで注意すべき副作用はなにか? <渡邉純一>
症例4 VRd3コース目で白血化して再発した多発性骨髄腫の2nd lineは? Functional high riskの治療をどうするか? <渡邉純一>
症例5 IsaKd療法中にうっ血性心不全を呈した多発性骨髄腫 IsaKd不耐用の次の治療は何を選択するか? <渡邉純一>
症例6 DLd療法後に再燃した多発性骨髄腫に対して2nd lineのレジメンをどう選ぶ? 治療シークエンスを考慮した治療戦略の立案 <後藤秀彰>
急性骨髄性白血病
症例7 キザルチニブ併用の強力化学療法後に非寛解のFLT3-ITD変異陽性AML 救援療法の選択と移植後の維持療法 <高橋 諒,伊藤 巧>
症例8 急性骨髄性白血病の診断と治療方針に苦慮した1例 同時性重複癌に対する治療戦略の工夫 <伊藤 宗,岡田和也>
症例9 移植前にVEN+AZAを施行したTP53変異陽性AML TP53変異陽性AMLの治療 <岡田耕平>
症例10 若年者の高リスク急性骨髄性白血病に対して初回治療のレジメンをどう選ぶ? 60歳未満におけるCPX-351の有効性 <後藤秀彰>
悪性リンパ腫(CLL含む)
症例11 超高齢者DLBCLへPola-R-CHP療法を検討すべきかどうか? Pola-R-CHP療法の適応と減量について <伊藤 巧>
症例12 濾胞性リンパ腫治療中にCOVID-19持続感染症をきたした1例 免疫不全患者のCOVID-19持続感染症 <岡田和也>
症例13 イブルチニブ内服中にAFを発症したCLL症例 イブルチニブ治療の継続判断とAF治療に際しての注意点 <岡田耕平>
症例14 治療開始後にDHLと判明したDLBCLでPola-R-CHPから治療を変更すべきか? DHLに対する標準治療とは <後藤秀彰>
その他
症例15 診断に難渋した免疫性血栓性血小板減少性紫斑病の1例 MDSやAIHAなどと鑑別を要するTTP患者の対応について <久林正斗,岡田和也>
II特別症例
症例16 再発マントル細胞リンパ腫の症例 再発マントル細胞リンパ腫の治療戦略 <湯田淳一朗>
症例17 Ph+ALL同種移植後にTA-TMAおよび慢性GVHDを発現した症例 Ph+ALL治療戦略と移植合併症の管理 <湯田淳一朗>
索引
