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失音楽症【電子版】

佐藤 正之(著)

国立研究開発法人国立長寿医療研究センターもの忘れセンター

出版社
新興医学出版社
電子版ISBN
 
電子版発売日
2026/07/02
ページ数
224ページ
 判型
A5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥5,500 (本体¥5,000+税10%)

印刷版ISBN
978-4-88002-944-3
印刷版発行年月
2026/07
ご利用方法
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同時使用端末数
3
対応OS
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
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必要メモリ容量
174 MB以上
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1
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概要

脳梗塞のあと音痴になった、楽器が弾けなくなった。

脳の障害で音楽能力が失われる「失音楽症」は、なぜ生じるのでしょうか。
本書では、脳神経内科医にして音大卒の著者が、医学と音楽双方の専門的視点から、
自験例を1つひとつ紐解き、音楽の脳内認知過程を見出します。

さらに、著名な音楽家の失音楽症例、音楽能力評価の検査、音楽認知の脳賦活化実験などの知見も網羅。

医学から音楽と脳に向き合うことで、脳の可能性、人間の脳の奥深さが見えてくる、唯一無二の「失音楽症」成書です。

目次

推薦の序(河村 満)

はじめに



第1章 失音楽症の歴史的症例

 前奏 失音楽症とは

1.脳に閉じ込められた音楽―ラヴェル―

2.失語症と作曲能力―シェバリーン―

3.右半球の障害と作曲能力―山田耕筰―


第2 章 失音楽症の自験例

失音楽症の評価に用いられる検査

CASE 1.混線するメロディ―両側側頭葉前部の梗塞―

CASE 2.ある日突然,音痴になった―両側側頭葉の梗塞による聴覚失認―

CASE 3.左手で弦が押さえられなくなったヴァイオリン奏者―脳梁梗塞による脳梁離断症候群―

CASE 4.本態性音楽性幻覚―難聴がなく脳病変を持たない幻聴―・

CASE 5.歌唱てんかん―発作時に意識を保ったまま歌う―

CASE 6.演奏時の拍の障害―2 回にわたる脳梗塞―

CASE 7.生来の音楽能力の障害―先天的な発達障害―

失音楽症例から探る音楽の脳内機構


第3 章 音楽鑑賞の脳内機構

CASE 8・9. 脳が音楽美を失うとき―音楽無感症(musical anhedonia) ―


第4 章 絶対音感の脳内機構

CASE 10.脳損傷による絶対音感(AP) の喪失


第5 章 脳賦活化実験からみた音楽認知の脳内機構

 音楽認知に関連した脳賦活化実験とその他の研究・


終章 音楽の受容と表出のメカニズム

音楽と脳はどこまでわかったか


文献

あとがき―神は与え,そして奪い給う―

索引