はじめに
目　次
第I部　心療内科総論
　1. 心療内科学について
　2. 心療内科学の歴史
　3. 欧米の心療内科の実際と連携
　4. 心療内科の医療経済
　5. 心療内科専門医研修
　6. 心療内科とプライマリケア
　7. 医学教育と心療内科
　8. 対象疾患とその広がり
第II部　心療内科の基礎
　1. 心身相関の科学─神経・免疫・内分泌から見た─
　2. ストレスの概念と科学，そして今
　3. 現代社会における心理社会的要因の科学
　4. 脳画像と心療内科
　5.脳腸相関
　6. 腸内細菌と脳・神経機能
　7. 肥満・糖尿病と脳腸相関
　8. 行動科学の基礎
　9. 精神力動論
　10. アレキシサイミア
　11. エピジェネティクス
　12. 悪液質とフレイル
　13. サイコオンコロジー・緩和医療
　14. 摂食障害と遺伝子
　15. 東洋医学と心療内科
　16. 産業ストレスと心療内科
　17. 大災害ストレス時の基本的な対応
第III部　心療内科の診断と検査
　1.医療倫理
　2. 治療的自己
　3. 心療内科の診断の仕方と手順
　4. インテーク面接
　5. 心理テスト
　6. 産業現場におけるストレスチェック
　7. 精神生理学的検査法
　8. 種々のストレスマーカーと評価
第IV部　心療内科各論
　1. 本態性高血圧・低血圧
　2. 起立性調節障害
　3. 虚血性心疾患
　4. 気管支喘息・慢性咳嗽
　5. 過換気症候群
　6. 慢性閉塞性肺疾患
　7. 呑気症・食道痙攣
　8. 機能性食道障害
　9. 機能性ディスペプシア
　10. 消化性潰瘍
　11. 過敏性腸症候群
　12. 炎症性腸疾患
　13. 腹部術後障害
　14.慢性膵炎
　15.頭　痛
　16. ジストニア
　17. 痙性斜頸・書痙
　18.吃　音
　19. バセドウ病
　20.肥　満
　21.糖尿病
　22.摂食障害
　23.膠原病
　24.蕁麻疹
　25. アトピー性皮膚炎
　26.慢性疼痛
　27.多汗症
　28. 機能性高体温症（心因性発熱）
　29. メニエール病
　30.顎関節症
　31.舌痛症
　32. 月経前症候
　33. 性差と心療内科
　34. 小児期と心療内科
　35. 思春期と心療内科
　36. 中高年期と心療内科
　37. 老年期と心療内科
　38. 在宅医療と心療内科
　39. 東日本大震災と心療内科
第V部　心療内科医が知っておくべき精神疾患と治療および連携
　1. 身体表現性障害
　2.気分障害
　3. 不安症（全般不安症，パニック症）
　4.発達障害
　5.適応障害
　6. 急性ストレス反応・トラウマ
　7. 不登校・ひきこもり
　8. パーソナリティ障害
第VI部　心療内科の治療
　1.治療総論
　2.向精神薬
　3.漢方薬
　4. 気づきを促す面接療法
　5. 支持的心理療法
　6.行動療法
　7. うつ病，パニック障害などに対する認知行動療法
　8. 摂食障害に対する認知行動療法
　9.曝露療法
　10. 交流分析療法
　11. 精神分析的療法
　12.家族療法
　13. ブリーフサイコセラピー─ブリーフセラピー，催眠法，臨床動作法の統合
　14. マインドフルネス
　15. バイオフィードバック療法
　16.森田療法
　17. 内観療法─心理療法としての内観
　18. 自律訓練法
　19. ヨガ，気功
　20.芸術療法
　21.音楽療法
　22. 病院での心療内科
　23. クリニックでの心療内科
　24. 心療内科診察の実際─問診・診察・面接
第VII部　心療内科とチーム医療
　1. チーム医療総論
　2.看護師
　3.心理師
　4. ソーシャルワーカー
　5.薬剤師
　6. 管理栄養士
　7. 理学療法士
第Ⅷ部　付　録
　日本心身医学会・日本心療内科学会合同心療内科専門医
　合同心療内科専門医研修施設
あとがき
索　引