日帰り手術の麻酔【電子版】
- 出版社
- 中外医学社
- 電子版ISBN
- 電子版発売日
- 2018/01/08
- ページ数
- 240ページ
- 判型
- A5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥4,180 (本体¥3,800+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-498-05530-8
- 印刷版発行年月
- 2017/06
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概要
目次
A 日帰り手術とは <松田光正 鈴木利保>
B 日帰り手術のメリット <大嶽浩司>
C 具体的な日帰り手術(短期滞在手術のスケジュール)(症例1例) <佐藤雅美 白神豪太郎>
1.手術前日まで
2.手術当日
3.手術翌日
第2章 日帰り手術の選択
A 適応術式 <澤登慶治 武田敏宏 白神豪太郎>
1.日帰り手術の適応手術
2.日帰り手術の適応にならない手術
B 患者特性 <澤登慶治 武田敏宏 白神豪太郎>
1.心理的・社会的状況
2.米国麻酔科学会術前全身状態分類(ASA—PS)
3.年齢
4.基礎疾患
C 術前検査および評価 <森松博史 金澤伴幸>
1.患者評価
2.術前検査
3.術当日
D 日帰り手術の麻酔における絶飲食に関して<谷口英喜 白石としえ 輿水健治>
1.日帰り手術の麻酔において,術前絶飲食の基準を設定する目的
2.術前絶飲食に関するガイドライン
3.安全,快適,効果的な術前補水の提案
4.日帰り麻酔における術前飲食管理の実際
5.現状の問題点と課題
第3章 麻酔方法
A 全身麻酔,局所/区域麻酔,MAC <武田敏宏 佐藤雅美 白神豪太郎>
1.全身麻酔
2.局所/区域麻酔
3.MAC(monitored anesthesia care)
B 静脈麻酔薬 <五十嵐 孝>
1.プロポフォール
2.チオペンタール
3.ミダゾラム
4.ケタミン
5.オピオイド
6.レミフェンタニル
7.フェンタニル
8.モルヒネ
C 吸入麻酔薬 <五十嵐 孝>
1.歴史
2.作用
3.薬物動態
4.分布
5.代謝
6.排泄
7.副作用
8.薬剤の特長
D 筋弛緩薬 <五十嵐 孝>
1.筋収縮
2.筋弛緩薬の作用
3.非脱分極性筋弛緩作用の拮抗
E 気道確保 <五十嵐 孝>
1.気道の評価
2.手技
3.気管挿管
4.ラリンジアルマスク(LMA)
5.外科的気道確保
F 脊髄くも膜下麻酔 <堀田訓久>
1.解剖
2.適応と禁忌
3.手技
4.薬剤
5.合併症
G 局所麻酔薬 <堀田訓久>
1.作用機序
2.薬物動態
3.副作用
H 末梢神経ブロック <堀田訓久>
1.超音波ガイド下神経ブロックの基礎
2.上肢の神経ブロック
3.下肢の神経ブロック
4.体幹の神経ブロック
I 周術期合併症,危険性 <松田光正 鈴木利保>
1.死亡率と重篤な合併症
2.一般的な合併症
3.麻酔薬・脊椎くも膜下麻酔
第4章 覚醒および帰宅準備
A 麻酔からの覚醒 <井上莊一郎>
1.麻酔からの覚醒のために確認しておくこと
2.全身麻酔から覚醒に影響する因子
3.気道確保に使用していた器具の抜去
B 術後悪心・嘔吐対策 <平 幸輝 井上莊一郎>
1.PONVのメカニズム
2.成人のPONVのリスク因子
3.小児のPONVのリスク因子
4.PONVの予防方法
5.PONVの予防・治療に用いる薬剤
6.非薬物療法による予防
C 術後鎮痛 <井上莊一郎>
1.日帰り手術の術後鎮痛の目標と基本的な考え方
2.術前の説明
3.鎮痛薬の種類と位置づけ
4.術後鎮痛での経口鎮痛薬の活用
5.術後鎮痛の実際
6.局所麻酔で行われた手術の術後鎮痛
7.日帰り手術における術後鎮痛の注意点
第5章 帰宅後の対応 <齋藤啓一郎 鈴木利保>
1.注意点,術後合併症,再受診の理由,minor complication,follow up
第6章 小児の日帰り手術 <多賀直行>
1.小児日帰り手術の特徴,対象(肉体的,疾患別,家庭・社会的)
2.術前,術中,術後,帰宅について
第7章 日帰り手術の看護ケアとその特徴 <相場雅代 渡邉裕子>
1.手術前日の看護
2.手術当日から退院までの看護
第8章 日帰り手術の費用 <村井邦彦>
1.日帰り手術の診療報酬
2.公的医療保険と自治体による医療費助成
3.民間医療保険
4.日本における日帰り手術の普及
第9章 各種疾患における,日帰り手術の実際
A 鼠径ヘルニア <多賀直行>
1.麻酔法
2.術中術後の鎮痛
3.PONV対策
4.注意すべき点
B 外来眼科手術 <牧野伸二>
1.対象疾患
2.麻酔法
3.斜視手術
4.眼瞼手術
5.注意すべき点
C 整形外科手術 <瓜本言哉 鈴木利保>
1.本邦における整形外科手術の日帰り手術の現状
2.日帰り手術の対象症例
3.整形外科日帰り手術の麻酔法
4.上肢の日帰り手術に用いられる麻酔法
5.下肢の手術
6.実際の麻酔法の選択について
7.術後鎮痛について
D 耳鼻科手術 <岡安理司 大嶽浩司>
1.対象疾患
2.麻酔法
3.口蓋扁桃摘出術・アデノイド摘出術の麻酔管理
E 下肢静脈瘤手術 <眞一弘士 大嶽浩司>
1.下肢静脈瘤の主な日帰り手術法とそれに対する麻酔法
第10章 保険制度,医療行政との関わり <大嶽浩司>
索引