動作分析 臨床活用講座【電子版】
- 出版社
- メジカルビュー社
- 電子版ISBN
- 電子版発売日
- 2022/01/18
- ページ数
- 256ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥6,160 (本体¥5,600+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-7583-1474-9
- 印刷版発行年月
- 2013/09
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- 3
- 対応OS
-
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概要
本書は基本動作である「寝返り」「起き上がり」「起立・着座」「歩行」を掲載。写真やイラストを豊富に用いて動作メカニズムを詳細に解説するとともに,分析で得られた情報をもとに動作障害の要因を探る臨床推論についても記載している。
目次
1 臨床における動作分析
●臨床における動作分析の目的
●動作分析の着目点と動作のメカニズム
●動作のメカニズムの分析
●仮説の立案と検証
●逸脱運動
●代償運動
2 動作障害に関与する機能障害
●筋の機能不全
●関節可動域の異常
●知覚障害
●疼痛
●大脳辺緑系(情動的な原因)
Ⅱ 姿勢制御のバイオメカニクス
1 基本動作の姿勢制御
●身体重心の制御
2 静止姿勢のバイオメカニズム
●身体に働く力と姿勢制御
3 アライメントの変化と身体重心の制御
●支持基底面と身体重心
4 身体重心を移動させるためのバイオメカニクス
●床反力と身体重心の移動
5 重心制御と股関節の両側性活動
●エンジンとしての股関節の役割
Ⅲ 寝返り動作の分析
1 寝返り動作の概要
●寝返り動作の運動パターンの普遍的特性
●寝返り動作における伸展回旋パターンと屈曲回旋パターン
●動作のシークエンス
2 動作を可能にするメカニズム
●頭頸部のコントロール
●肩甲骨の前方突出と上肢のリーチ
●体軸内回旋
●体重移動
3 目視による動作分析
●動作の全体的な特徴の観察
●正常パターンからの逸脱所見の解釈と推論
4 動作のメカニズムの評価
●頭頸部のコントロールの評価
●上側の肩甲帯の前方突出とリーチの評価
●体軸内回旋の誘導
●体重移動の誘導
5 動作のメカニズムを阻害する原因を推論するための評価
●頭頸部のコントロールが不良な場合
●肩甲骨の前方突出,上肢のリーチが不良な場合
●体軸内回旋が不良な場合
●股関節の両側性活動の評価
Ⅳ 起き上がり動作の分析
1 起き上がり動作の概要
●起き上がり動作の運動パターンの普遍的特性
●起き上がり動作に用いられる運動パターンの特性
●動作のシークエンス
2 動作を可能にするメカニズム
●on elbow を可能にするメカニズム
●肩甲帯の安定化
●手根-前腕-上腕-肩甲骨-胸郭の連結
●体重移動
3 目視による動作分析
●動作の全体的な特徴の観察
●正常パターンからの逸脱所見の解釈と推論
4 動作のメカニズムの評価
● on elbowを可能にするメカニズムの誘導
●手根-前腕-上腕-肩甲骨-胸郭の連結と体重移動
5 動作のメカニズムを阻害する原因を推論するための評価
● on elbowになることが困難な場合
●上肢で床面を押してon elbowから長座位になれない場合
Ⅴ 起立・着座動作の分析
1 起立・着座動作の概要
●起立・着座動作の運動パターンの普遍的特性
●起立・着座動作に用いられる運動パターンの特性
●起立動作のシークエンス
●着座動作のシークエンス
2 動作を可能にするメカニズム
●起立動作
●着座動作
3 目視による動作分析
●動作の全体的な特徴の観察
●正常パターンからの逸脱所見の解釈と推論
4 動作のメカニズムの評価
●身体重心の前方への加速と殿部離床のメカニズムの評価
5 動作のメカニズムを阻害する原因を推論するための評価
●骨盤の前傾が不良な場合
●殿部離床が困難な場合
●殿部離床後に身体重心を足部で作られる支持基底面に入れられない場合
Ⅵ 歩行の分析
1 歩行の概要
●歩行の運動パターンの普遍的特性
●動作のシークエンス
2 動作を可能にするメカニズム
●3つの回転軸
●歩行の各期におけるメカニズム
3 目視による動作分析
●動作の全体的な特徴の観察
●正常パターンからの逸脱所見の解釈と推論
4 動作のメカニズムの評価
●初期接地のアライメントの評価
●初期接地から全足底接地の足部と下腿部の適切な配列の評価
●全足底接地から立脚中期の膝関節伸展の評価
●立脚中期における膝関節の内反角度の中立位化の評価
●全足底接地から立脚中期までの膝関節のスクリューホームムーブメントの評価
●立脚中期以降のコントロールされた足関節背屈と股関節の伸展の評価
●立脚後期の踵離地とforefoot rocker の形成の評価
●踵離地の際の反対側への重心移動の評価
●遊脚期の評価
5 動作のメカニズムを阻害する原因を推論するための評価
●初期接地の膝関節が伸展位にアライメントできない場合
●heel rockerの際に足関節を背屈0°に配列できない場合
●初期接地の際に,仙骨と腸骨の位置関係が「締まりの位置」に配列されない場合
●下肢のアライメントが荷重応答のための理想配列から逸脱する場合
●荷重応答期に足関節と膝関節による衝撃吸収が不十分な場合
●全足底接地から立脚中期にかけて,膝関節が十分に伸展できない場合
●立脚中期に膝関節が内反したままで,下肢を鉛直配列にできない場合
●立脚後期の股関節の伸展が不十分な場合