図解 臨床輸血ガイド【電子版】
- 出版社
- 文光堂
- 電子版ISBN
- 電子版発売日
- 2023/02/14
- ページ数
- 176ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥4,400 (本体¥4,000+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-8306-1423-1
- 印刷版発行年月
- 2011/03
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- 対応OS
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概要
目次
A はじめに~緊急輸血の問題と「誤解」
B 緊急輸血が必要となるのは?
C 出血の評価
D 緊急輸血のために必要な手順
E 症例検討
II.製剤別の輸血のポイント
1.赤血球輸血の適応と実際
A はじめに~輸血療法の原則~
B 赤血球輸血の目的とは?
C 赤血球輸血の適応は?
D 周術期の赤血球輸血の考え方
E 赤血球製剤の選び方と投与量の決め方
F 赤血球輸血の問題点,注意点
2.FFP輸血の適応と注意点
A はじめに~現状と課題は?~
B FFP製剤と凝固因子について
C FFPの使用を判断するための凝固検査
D FFPの適応
E おわりに
3.血小板輸血の適応と実際
A はじめに~現状と課題は?~
B 血小板製剤の種類,保存法,投与法
C 血小板輸血の適応は?
D おわりに
III.診療科・状況別の輸血のポイント
1.小児領域の輸血療法
A はじめに~小児輸血の現状と課題は?~
B 製剤分割の必要性と分割方法〜安全な方法を考える〜
C 早急に対応が必要な,新生児医療施設における輸血管理体制
D おわりに
2.周術期の輸血療法
危機的出血が起きた!そのとき麻酔科医は…
A はじめに
B 術中の大出血は予測できるか?
C 周術期出血量が多くなる可能性がある場合への対応
D 急速な術中出血がある場合への対応
E 院内体制の準備と確認
F 術後の注意点
3.心臓血管外科手術における輸血療法
A はじめに~現在の状況~
B 赤血球輸血の基準
C 新鮮凍結血漿(FFP),クリオプレシピテート,濃縮フィブリノゲン製剤の輸血基準
D 濃厚血小板製剤の使用基準
E 大量出血に関する早期の血小板製剤,血漿製剤の積極的投与の有効性
F リコンビナント活性化第VII因子
G おわりに
4.肝臓外科・肝移植手術における輸血療法
A はじめに
B 肝臓外科手術の特徴
C 肝移植手術の特徴
D おわりに
5.産科領域の輸血療法
A 産科出血の原因と特徴は?
B 産科出血に対する輸血準備
C 産科領域での緊急輸血の開始
D 緊急輸血時の交差適合試験と血液製剤の選択
E 急速輸血時の注意
F 産科DIC
G 枯渇性凝固障害と消費性凝固障害
H 産科DICに対する凝固因子補充療法
I おわりに
6.術中大量出血時の輸血療法
A はじめに~現状と課題~
B 術中の大量出血はいかにして起こるのか(原因と病態)
C 術中大量出血時に行うべき検査値の評価
D 術中大量出血時の輸血治療
E おわりに
IV.輸血副作用の実際と予防・治療
A はじめに
B 原因血液製剤による副作用の発生頻度と特徴
C 輸血副作用の診断の仕方
D 輸血副作用の予防と治療
E おわりに
V.輸血現場でのQ&A
Q1 輸血によって,血液データはどれくらい改善するのでしょうか?
Q2 血咳製剤の価格はどれくらいしますか?
Q3 血液製剤の投与速度はどれくらいが適切でしょうか?
Q4 慢性的な貧血の場合,輸血の開始基準はどれくらいですか?
Q5 Rh陰性患者にRh陽性赤血球を輸血するのは絶対にだめですか?
Q6 クームス陽性の自己免疫性溶血性貧血の患者に対して,輸血を行ってもいいですか?
Q7 カリウム値の高い患者に輸血を行う際に留意すべきことは?
Q8 全血(新鮮血・生血)輸血のメリット,デ・メリットは?
Q9 肝障害(慢性肝炎~肝硬変)患者の凝固異常,血小板減少に対するFFP,PC輸血の基準
は?
Q10 FFPに出血予防効果や止血効果がありますか?
Q11 FFP投与の際に注意すべき副作用は?
Q12 血小板輸血をしても血小板数が増加しない場合,原因として何が考えられますか?
Q13 臨床的に出血を認めない血小板減少患者(<20,000/μL)への対応は?
Q14 臨床的に活動性出血を認める患者に対し,止血目的にFFPや血小板を輸血すべきでしょうか?
Q15 血小板輸血の弊害にはどういうものがありますか?
Q16 化学療法後に起こる骨髄抑制の場合,輸血の開始基準は?
Q17 輸血の際にはあらかじめ抗アレルギー薬を投与しておくべきですか?
Q18 輸血によって患者が死に至る原因には,どんなものがあるのですか?
Q19 輸血によって感染症にかかる確立はどれくらい?
Q20 ひとつの病院での年間血液製剤購入額,および廃棄額はおよそどれくらいでしょう
か?
索引