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≪腫瘍病理鑑別診断アトラス≫

卵巣腫瘍【電子版】

本山 悌一 (編)

出版社
文光堂
電子版ISBN
 
電子版発売日
2021/11/15
ページ数
246ページ
 判型
B5変
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥13,200 (本体¥12,000+税10%)

印刷版ISBN
978-4-8306-2235-9
印刷版発行年月
2012/04
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概要

本書は,種類がきわめて多く,それらの肉眼像も組織像もきわめて多彩である卵巣腫瘍について,初学者でも理解がしやすいように,『卵巣取扱い規約 第1部』(2009年)の腫瘍分類の底本ともなった2003年のWHO分類における定義を明確にすることからはじめ,わかりやすくかつ正確な言葉で所見や鑑別診断を解説した.また,執筆者自らの成績から得た経験的知見を加味することで,わが国の卵巣腫瘍の実状が浮き彫りになる構成とした.

目次

第1部 検鏡前の確認事項
 Ⅰ.卵巣腫瘍組織分類の現況
 II.病理標本の取扱い方
第2部 組織型と診断の実際
 Ⅰ.表層上皮性・間質性腫瘍
  1.漿液性腫瘍
  2.粘液性腫瘍
  3.類内膜腫瘍
  4.明細胞腫瘍
  5.移行上皮腫瘍/その他の腫瘍
 II.性索間質性腫瘍
  1.顆粒膜・間質細胞腫瘍
   1.顆粒膜細胞腫[成人型・若年型]
   2.莢膜細胞・線維芽細胞性腫瘍
  2.セルトリ・間質細胞腫瘍/ステロイド細胞腫瘍
  3.混合型性索間質性腫瘍
 III.胚細胞腫瘍
  1.ディスジャーミノーマ
  2.卵黄囊腫瘍
  3.胎芽性癌/多胎芽腫/非妊娠性絨毛癌
  4.奇形腫
 IV.胚細胞・性索間質性腫瘍
 Ⅴ.その他の腫瘍
  1.小細胞癌/大細胞神経内分泌癌
  2.肝様癌
  3.ウォルフ管腫瘍
  4.悪性リンパ腫/造血細胞腫瘍
 VI.卵巣腫瘍様病変
  1.卵巣腫瘍様病変とは?
  2.卵巣における性ステロイド合成と代謝
  3.妊娠黄体腫
  4.間質性莢膜細胞過形成
  5.間質過形成
  6.多囊胞性卵巣(PCOD)
  7.線維腫症
  8.機能性間質
第3部 鑑別ポイント
 Ⅰ.上皮性細胞の表現型の決め方および異型のとらえ方
  1.表層上皮性・間質性卵巣腫瘍の分類と表現型
  2.粘液性腫瘍
  3.漿液性腫瘍
  4.類内膜腫瘍
  5.明細胞腫瘍
  6.異型の見方
  7.肉眼所見と組織発生を踏まえた実際的アプローチ
  8.分類不能腺癌と未分化癌
 II.間質浸潤のとらえ方
  1.漿液性腫瘍の間質浸潤
  2.粘液性腫瘍の間質浸潤
  3.類内膜腫瘍の間質浸潤
  4.明細胞腫瘍の間質浸潤
 III.良性腫瘍か境界悪性腫瘍か
  1.肉眼・組織学的所見からの鑑別ポイント
  2.術中迅速病理診断での鑑別ポイント
 IV.原発性卵巣癌か転移性癌か
  1.転移性卵巣癌の一般的な特徴
  2.原発性卵巣粘液性腫瘍と転移性悪性腫瘍の鑑別上の注意点
  3.Krukenberg 腫瘍
  4.腸管腫瘍の転移
  5.虫垂腫瘍の転移
  6.膵臓・胆道系腫瘍の転移
  7.乳腺腫瘍の転移
  8.子宮腫瘍の転移
  9.その他の転移性腫瘍
  10.漿液性腺癌の原発巣をめぐる新たな知見
第4部 臨床との連携
 Ⅰ.進行期分類と治療の概略
 II.組織学的異型度(Grading)
 III.病理診断報告書の記載
索引