腎機能(GFR)・尿蛋白測定の手引【電子版】
- 出版社
- 東京医学社
- 電子版ISBN
- 電子版発売日
- 2018/07/09
- ページ数
- 135ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥2,640 (本体¥2,400+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-88563-189-4
- 印刷版発行年月
- 2009/06
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概要
目次
編集にあたって(折田義正)
執筆者一覧
Ⅰ.慢性腎臓病(CKD)に対する(社)日本腎臓学会の取り組み(菱田明)
Ⅱ.日常診療における腎関連検査の選び方(菱田明)
1.スクリーニングテスト
2.スクリーニングテストから精密検査へ
3.推定GFR(eGFR)式の利用
4.クレアチニンクリアランス,イヌリンクリアランス
5.検査成績評価の際に留意すべきこと
Ⅲ.尿採取法(堀尾 勝)
1.検査の目的と採取法
1)随時尿・早朝尿
(1)随時尿・早朝尿採取の目的,
(2)中間尿の採取法・検体の保存,
(3)随時尿のクレアチニン補正
2)蓄尿(折田義正)
(1)24 時間蓄尿の必要性と注意,
(2)被検者への指示,
(3)蓄尿器,
(4)自動蓄尿装置,
(5)蓄尿器内の検体の保管・保存,
(6)蓄尿漏れのチェック
Ⅳ.尿蛋白定性法・定量法
1.尿蛋白定性法(今井宣子,伊藤機一)
1)試験紙法
2)20%スルホサリチル酸法
2.尿蛋白定量法(伊藤機一)
1)尿蛋白の組成
2)尿蛋白定量法
3)測定値の解釈で気をつけること
4)臨床検査精度管理調査結果より
3.尿アルブミン定量法(伊藤喜久)
1)検査前検査
2)測定標準化
3)測定値の解釈,注意
4.小(低)分子量蛋白(木村秀樹)
1)重要な小(低)分子量蛋白の意義
(1)尿細管性蛋白尿,
(2)腎前性蛋白尿
2)測定法・検体保存法
3)測定法の解釈と注意
4)免疫電気泳動(B-J 蛋白)
Ⅴ.GFR 測定法
1.GFR の概念とGFR 測定の意義(坂爪実,下条文武)
1)クリアランスの概念
2)糸球体濾過量(glomerular filtration rate:GFR)
3)GFR 測定の意義
2.GFR 測定の実際
1)外因性物質の腎クリアランス(折田義正)
(1)イヌリンクリアランス(Cin)
①イヌリン,
②イヌリンクリアランス実施,
③イヌリン測定法の原理,
④検量線作成,検体の作成,測定の実際および検体の保存
⑤クリアランスの計算法,体表面積補正,
⑥測定値の解釈,基準範囲
(2)その他の外因性物質の腎クリアランス
2)外因性物質の血漿クリアランス(堀尾勝)
(1)持続静注法,
(2)2-コンパートメントモデル,
(3)1-コンパートメントモデル
Ⅵ.GFR 推定法
1.血清クレアチニン(堀尾勝)
1)意義
2)クレアチニン測定法
3)標準物質と標準化(国際的課題)
4)基準範囲
2.クレアチニンクリアランス(堀尾勝)
1)意義
2)方法,実施上の注意
(1)24 時間法,
(2)2 時間蓄尿
3)測定値の解釈と基準範囲
4)CCr の臨床における利用
5)CCr推算式 Cockcroft-Gaultの式
3.推算GFR(eGFR) (堀尾勝)
1)推算GFR(eGFR)
2)MDRD のGFR 推算式
3)日本人のGFR 推算式
4)eGFR 利用の際の注意事項
4.シスタチンC (風間順一郎)
1)シスタチンC とは
2)シスタチンC の測定法
3)GFR マーカーとしてのシスタチンC
4)シスタチンC の活用
5.体外計測法(ガンマカメラ法)によるGFR 推定(柳川眞)
Ⅶ.投薬量設定時の腎機能評価法と注意点(堀尾勝)
1.薬物動態パラメーターと腎機能評価法
2.薬剤投与量の分類に用いられているCCrと現在の酵素法によるCCrの相違
3.投薬量の設定方法
4.GFR の単位について
Ⅷ.小児の尿蛋白検査,腎機能検査(田中弘之)
1.小児における採尿法,蓄尿法
1)採尿法
2)採尿バッグを用いた方法
3)導尿
4)随時尿と早朝第一尿
5)蓄尿
2.小児の尿蛋白の評価
1)体位性蛋白尿
2)蓄尿と蛋白尿
3)試験紙と蛋白尿
4)尿蛋白成分の精密測定
3.小児の腎機能の評価
1)糸球体濾過量(GFR)の測定
2)クレアチニンクリアランス(CCr)
3)クレアチニン値の測定
4)血清クレアチニン値からのGFR の推算式
5)その他の蓄尿を前提としないGFR の測定法
Ⅸ.わが国の血清クレアチニン値の精度管理と施設間互換性確保の試み(高木康)
1.血清クレアチニン(Cr)の外部精度管理調査の現況
1)血清クレアチニン(Cr)測定法の変遷
2)血清クレアチニン(Cr)の施設間差(CV)の変動
2.血清クレアチニン(Cr)値の統一的内部精度管理の実施状況と問題点
1)x¯-R 管理図法とは
2)x¯-R 管理図法の問題点
3.血清クレアチニン(Cr)値の施設間互換性向上の試みの実際
1)パッチワーク方式による検査値の互換性
2)“パッチワーク方式” での結果
Ⅹ.尿中バイオマーカーのパネル化の現状と将来(山本格)
1.尿中バイオマーカーの意義
2.現在期待されている尿中バイオマーカー
3.新しい尿バイオマーカーの探索
4.尿中バイオマーカーのパネル化
5.将来像,今後の期待
索 引