保健・医療職のための生命倫理ワークブック【電子版】

本当によいことなのか、もう一度考えてみよう!!

吉川 ひろみ(著)
電子版販売価格: ¥ 3,080 (本体:¥2,800 + 税10%)
出版社名
三輪書店
発行年月
電子版発売日
ページ数
140ページ
判型
B5
印刷版ISBN
978-4-89590-305-9
電子版ISBN
 

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概要

何が正しいことなのか、正しいことが本当によいことなのか ?
判断の難しい、さまざまな状況のシナリオに対して想像力を働かせ、自分の身近な例と結びつけて考えることで、日常生活の中に潜む倫理問題(虐げられた尊厳や不平等)に気がつくことができ、倫理的感受性が高まる一冊。

正しいこと、よいことをしようと思うのは大切なことです。ところが、何が正しいことなのか、あるいは正しいことが本当によいことなのか、判断が難しい場合があります。頭を悩ませ、心を苦しめる問題について、私たちはどのように考え、どのような態度をとったらよいのでしょうか。
本書は、まずシナリオを提示し、その状況を想像し質問に答えていくことで、生命倫理について考える練習ができるように作成しました。グループで話し合いながら使うと、自分では思いつかないような考えに出会うことができ、物事を広い範囲で考えることができます。一人で本書を使うときにも、他の人だったら、どんな意見を言うかを想像してみるとよいでしょう。大切なことは、早く正解を出すことではなく、できるだけ多くの異なる意見を出したうえで、その意見一つひとつを理解して、よりよい意見はどれだろうと考えていくことです。
本書で用いたシナリオはすべてフィクションですが、想像力を働かせ、自分が知っている実例を思い出し、結びつけて考えてみてください。自分の身近な例と結びつけることで、日常生活の中に潜む倫理問題(虐げられた尊厳や不平等)に気がつくことができ、倫理的感受性が高まります。リハスタッフ、看護職には是非ご一読いただきたい一冊です。

目次

第1章 道徳と倫理
  道徳
  規則
  義務
  倫理的ディレンマ

第2章 倫理学と倫理原理
  自律尊重
  無加害
  善行
  公正(正義)

第3章 生命倫理学の重要概念
  インフォームド・コンセント(informed consent)
  パターナリズム(paternalism)
  倫理委員会
  自己決定重視と共同体主義
  功利主義と義務論
  コンフィデンシャリティ(秘密保持)

第4章 生命倫理の問題
  カルテ開示
  医による危害
  実験研究の倫理
  優生思想
  クローン人間
  生殖操作
  遺伝子診断・治療
  臓器移植
  安楽死, 尊厳死
  緩和ケア, ホスピス

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