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基本動作の評価と治療アプローチ【電子版】

武田功(監修) 弓岡光徳 廣瀬浩昭 (編集)

出版社
メジカルビュー社
電子版ISBN
978-4-7583-7100-1
電子版発売日
2016/12/12
ページ数
222ページ
 判型
B5変
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥6,696 (本体¥6,200+税8%)

特記事項
このコンテンツには動画が収録されています。動画を閲覧する際はビューアアプリ「isho.jp」を最新のバージョンへアップデートした状態でご利用ください(コンテンツ容量が大きいためダウンロードに時間がかかりますのでご注意ください)。
印刷版ISBN
978-4-7583-1499-2
印刷版発行年月
2015/03
ご利用方法
ダウンロード型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
2
対応OS
iOS9.0以降
※コンテンツの使用にあたり、専用ビューアisho.jpが必要
※パソコン対応(WEBブラウザによるアクセス参照)は2017年7月上旬予定
※Android対応は2017年8月上旬予定
必要メモリ容量
1576 MB以上
※導入・利用方法の詳細はこちら

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概要

理学療法士の役割は,基本動作障害の原因を追求してそれを改善すること,もしくは機能障害があっても自立したADLを行う方法を患者に提案・指導することである。その介入の手がかりになるのが,観察的動作分析(評価)である。本書は,この観察的動作分析を身につけられるように,臥位,寝返り,起き上がり,座位,立ち上がり,立位,歩行といった基本動作について,「身体のどこを見ればよいのか」から「どこをどのように治療すればよいのか」までを紹介した書籍である。
基本動作の基礎知識,異常動作の解説,さらには基本動作の改善に必要なハンドリング(徒手的な動作誘導)を解説している。さらに,動画も収載しており,紙面掲載の動画再生アイコンから,実際の動作,治療法を動画で視聴することが可能。

目次

1 バイオメカニクス 金澤佑治
基本肢位
運動面と運動軸
運動の種類
■並進運動と回転運動
ベクトル
■ベクトルの定義・表し方
■ベクトルの合成とは
■ベクトル合成の一般例
■介助場面におけるベクトル合成の応用
■臨床場面におけるベクトル合成と分解
■身体構造におけるベクトル合成
運動におけるつの法則
■運動の第1法則(慣性の法則)
■運動の第2法則(運動方程式)
■運動の第3法則(作用反作用の法則)
モーメント
■力のモーメントとは
■身体運動における力のモーメント①
■身体運動における力のモーメント②
■身体運動における力のモーメント③
■小児歩行における力のモーメントの利用
■日常生活動作における力のモーメント
身体重心と支持基底面
■身体重心の移動
■支持基底面とその大きさ
■支持基底面の形
■杖による支持基底面の拡大
■身体動作における支持基底面と重心の関係
■臥位における支持基底面
■四つ這い位における支持基底面
てこ
■第1のてこ
■第2のてこ
■第3のてこ


2 姿勢と姿勢制御の基本概念 奥村 裕
重心と支持基底面
■重心
■支持基底面
神経筋系による姿勢制御
■予測的姿勢制御
■代償的姿勢制御
外乱に対する姿勢制御
■骨盤が側方傾斜したときの姿勢制御:座位
■身体が傾斜したときの姿勢制御:膝立ち位
■側方への保護伸展機能:座位
■後方への保護伸展機能:座位
■前方への保護伸展機能:立位
姿勢制御の戦略
■足関節戦略
■股関節戦略
■ステッピング戦略


3 基本動作の治療手技の実際 前田昭宏,弓岡まみ
基本動作の治療手技を行うための重要ポイント
■姿勢・運動制御システム
■基本動作が障害される原因を考える
■基本動作の構成要素を理解する
基本動作の治療手技:接触,誘導の方法を考える
■患者に触れることが治療の始まり(handson)
■患者の身体の誘導
■言語を使った非接触的治療(handsoff)
基本動作の治療手技の工夫と注意点
■患者の能力に合わせて治療場面を変える
■代償動作に注意する


4 背臥位・側臥位・腹臥位へのアプローチ
背臥位・側臥位・腹臥位の基礎知識 廣瀬浩昭
はじめに
背臥位の概要と特徴
側臥位の概要と特徴
腹臥位の概要と特徴
半座位の概要と特徴
ポジショニング
■ポジショニングの概要
■背臥位(仰臥位)のポジショニング

背臥位・側臥位・腹臥位における寝返り,起き上がり,立位,歩行につなげるための治療手技 弓岡光徳,前田昭宏
はじめに
テンタクル活動,ブリッジ活動,ブリッジ?テンタクル活動
背臥位での活動
■寝返り,起き上がりの準備
■背臥位でのブリッジの準備(crooklying:両膝立て背臥位)
■ブリッジ1
■ブリッジ2
側臥位での活動
■歩行のための下肢の振り出しの準備
腹臥位での活動
■腹臥位前腕支持位における頭頸部の抗重力伸展と上肢支持の準備
■端座位での頭頸部挙上と上肢による支持


5 寝返りへのアプローチ
寝返り動作の基礎知識 廣瀬浩昭
はじめに
動作の概要
背臥位から側臥位への寝返り動作
■動作観察:頭頸部・上肢からの寝返り動作(左への寝返り)
■動作観察:下肢・骨盤からの寝返り動作(左への寝返り)
■動作観察:片膝または両膝を立てた寝返り動作
側臥位から腹臥位への寝返り動作
運動を阻害する要因と運動を促す要因
■運動を阻害する要因
■運動を促す要因
動作観察と文章化のポイント
■基本事項
■文章化の原則
■動作様式(動作パターン)のまとめ方
■立ち上がり動作の動作観察(左片麻痺患者の一例)
ADL(日常生活活動)
■ADLの概念
■ADLの範囲
■ADL評価法
■ADL評価における実用性
■ADL評価の実際

寝返り動作の治療手技 弓岡光徳,前田昭宏
はじめに
■寝返り動作が障害される原因
■寝返り動作の評価法
■寝返り動作で行う治療の最終目標
寝返りは円形の物体の回転と考えると理解しやすい
■物体の回転
■体幹の形状と寝返り
側臥位までは重心を高くし,重力に抗する体幹の屈筋群を活動させる
背臥位からの寝返り動作中の機能的な支持基底面の増加
寝返り動作における上肢と下肢の活動
寝返り・起き上がり動作における頸の立ち直りパターンと体の立ち直りパターンの理解
■頸の立ち直りパターンを応用して頭頸部をキーポイントとしたコントロール
■体の立ち直りパターンを応用し,肩甲帯または骨盤帯をキーポイントとしたコントロール
寝返りの誘導手技
■頭頸部からの寝返りの誘導
■頭頸部と肩甲帯からの寝返りの誘導
■肩甲帯・上肢からの寝返りの誘導
■上肢からの寝返りの誘導
■骨盤からの寝返りの誘導
■両大腿からの寝返りの誘導


6 起き上がりへのアプローチ
起き上がり動作の基礎知識 廣瀬浩昭
はじめに
起き上がり動作の概要
まっすぐの起き上がり:左右対称
(半)側臥位からの起き上がり:左への寝返り
■側臥位からの起き上がりの相
腹臥位からの起き上がり
運動を阻害する要因と運動を促す要因
■運動を阻害する要因
■運動を促す要因

起き上がり動作の治療手技 弓岡光徳,前田昭宏
はじめに
■起き上がり動作が障害される原因
■起き上がり動作の評価法
■起き上がり動作で行う治療の最終目標
端座位への起き上がりの誘導
■頭頸部からの誘導で背臥位から端座位に起き上がる動作:左への起き上がり
■骨盤からの誘導で背臥位から端座位へ起き上がる動作
■肩甲帯と骨盤帯からの誘導で端座位へ起き上がる動作
長座位への起き上がりの誘導
■頭頸部からの誘導で,背臥位から長座位へ対称的に起き上がる動作
■頭頸部からの誘導で,背臥位から長座位へ非対称的に起き上がる動作
■両肩甲帯からの誘導で,背臥位から長座位へ非対称的に起き上がる動作
■両肩甲帯からの誘導で,背臥位から長座位へ対称的に起き上がる動作
■頭頸部・肩甲帯からの誘導で,背臥位から長座位へ非対称的に起き上がる動作
■肩甲帯・上肢から非対称的に誘導して起き上がる動作
■両上肢からの誘導で対称的に起き上がる動作
■一側上肢から体幹回旋を誘導する起き上がり動作


7 座位へのアプローチ
座位の基礎知識 廣瀬浩昭
はじめに
座位の概要と特徴
■椅子の各部位の寸法
■座位姿勢の変化
■背もたれの使用・不使用
■丸椅子での座位姿勢
理想的な座位姿勢と安楽な座位姿勢
座位での体幹前傾運動

座位動作の治療手技 弓岡光徳,鈴東伸洋
はじめに
■座位動作が障害される原因
■座位動作の評価法
■座位で行う治療の最終目標
頭頸部からの誘導
■頭頸部からの誘導による体幹の屈曲・伸展
■頭頸部からの誘導による体幹の前傾
■頭頸部からの誘導による体幹の側屈
■頭頸部からの誘導による体幹の側方移動・回旋
■頭頸部からの上肢の動きの誘導
肩甲骨からの誘導
■肩甲骨からの体幹屈曲・伸展の誘導
■肩甲骨からの体幹前傾の誘導
■両肩甲骨からの誘導による体幹側方移動
■両肩甲骨からの誘導による体幹側方移動・回旋
両上肢からの誘導
■両上肢からの体幹屈曲・伸展の誘導
■両上肢からの体幹前傾の誘導
■両上肢からの体幹側方移動の誘導
■両上肢の操作による端座位から長座位への誘導
骨盤からの誘導
■骨盤からの腰椎部の動きの誘導
■骨盤からの誘導による体幹の前傾・後傾
■骨盤からの誘導による体幹側方移動
■骨盤の操作による端座位から長座位への誘導
■骨盤と上肢の操作による端座位から長座位への誘導
下部体幹からの誘導
■下部体幹からの誘導による腰椎屈曲・伸展
両大腿からの誘導
■両大腿からの誘導による腰椎屈曲・伸展


8 立ち上がりへのアプローチ
立ち上がり動作の基礎知識 廣瀬浩昭
はじめに
動作の概要
■立ち上がりのパターン
■身体重心と支持基底面
■健常者の立ち上がり動作
立ち上がり動作における運動の広がり
立ち上がり動作の各相
■立ち上がり動作における関節角度の変化
■立ち上がり動作に必要な運動要素:筋活動
運動を阻害する要因と運動を促す要因
■運動を阻害する要因
■運動を促す要因

立ち上がり動作の治療手技 弓岡光徳,鈴東伸洋
立ち上がりのための下肢の準備
■膝関節伸展位での足関節背屈・膝関節屈曲位での足関節底屈(下腿三頭筋の保持)
■膝関節屈曲位での足関節背屈・底屈(下腿三頭筋の保持)
■セラピストの体幹を用いた膝関節の屈曲・伸展
■膝関節伸展位での足関節背屈・膝関節屈曲位での足関節底屈(ハムストリングスの保持)
両肩甲骨からの誘導による立ち上がり
両上肢からの誘導による立ち上がり
■上肢の回旋による体幹屈曲・伸展の誘導
■上肢の回旋による立ち上がりの誘導
一側上肢からの誘導による立ち上がり
下部体幹からの誘導による立ち上がり
一側上肢と下部体幹からの誘導による立ち上がり
骨盤からの誘導による立ち上がり
両大腿からの誘導による立ち上がり
■両大腿からの体幹の前傾・後傾の誘導
■両大腿からの誘導による立ち上がり


9 立位へのアプローチ
立位の基礎知識 廣瀬浩昭
はじめに
立位の概要と特徴
立位姿勢のバリエーション(多様性)
立位の姿勢制御

立位動作の治療手技 弓岡光徳,鈴東伸洋
はじめに
立位で膝関節を屈曲させる動作:スクワット
立位での骨盤の側方移動
立位での股関節回旋
■骨盤から操作する股関節回旋
■下肢を固定して骨盤を操作する股関節回旋
立位ステップ姿勢での股関節の伸展と回旋
■立位ステップ姿勢での股関節の伸展
■立位ステップ姿勢での股関節の回旋
両上肢支持での左右対称な立位から後方へのステップ
■両上肢支持での左右対称な立位への誘導
■立位での足関節内反と足趾屈曲の治療
■後方へのステップ
プローンスタンディングでの治療
■プローンスタンディングへの誘導
■立位と座位で麻痺側肩甲骨・肩関節が後方に引かれた状態の片麻痺患者の治療
■上肢の外転や前方挙上が不十分な場合の治療
■肩甲骨内転と肩関節水平外転による上部体幹の伸展促進
■骨盤後傾による腰背部の伸張
■一側骨盤の前方回旋・後傾による同側膝関節の屈曲
■プローンスタンディング姿勢から立位に戻す誘導


10 歩行へのアプローチ
歩行の基礎知識 廣瀬浩昭
はじめに
歩行周期
立脚期と遊脚期の各相
歩行の測定項目
歩行周期各相の伝統的な定義
正常歩行における下肢・体幹の役割
■重心の上下移動
■足部のロッカー機能
■歩行時のエネルギー消費の抑制
正常歩行における下肢の関節運動と機能
■足関節の関節運動と機能
■膝関節の関節運動と機能
■股関節の関節運動と機能
正常歩行における骨盤の運動
正常歩行における上肢の運動
正常歩行における床反力

歩行の誘導 弓岡光徳,鈴東伸洋
肩甲帯からの歩行の誘導
上肢からの歩行の誘導
■一側上肢からの前方歩行の誘導
■上肢からの側方ステップの誘導
下部体幹からの前方歩行の誘導
骨盤からの前方ステップの誘導
下部体幹と大腿部からの前方・後方ステップの誘導
■下部体幹と大腿部からの前方ステップの誘導
■下部体幹と大腿部からの後方ステップの誘導
大腿部からの前方・後方ステップの誘導
■大腿部からの前方ステップの誘導
■大腿部からの後方ステップの誘導
■下腿からの前方歩行の誘導