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本人の意思を尊重する意思決定支援【電子版】

事例で学ぶアドバンス・ケア・プランニング

西川 満則 (編集)

国立長寿医療研究センター病院緩和ケア科

出版社
南山堂
電子版ISBN
978-4-525-98228-7
電子版発売日
2017/02/06
ページ数
229ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥2,916 (本体¥2,700+税8%)

印刷版ISBN
978-4-525-50021-4
印刷版発行年月
2016/12
ご利用方法
ダウンロード型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
2
対応OS
iOS9.0以降
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※パソコン対応(WEBブラウザによるアクセス参照)は2017年7月上旬予定
※Android対応は2017年8月上旬予定
必要メモリ容量
30 MB以上
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概要

治療を巡る意思決定を支援する際,認知症や家族内の意向対立といった問題で悩んだ経験はないだろうか?本書では,40以上の事例を厚労省の「人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン」に準拠しつつ,本人の意思を現在・過去・未来の3つの時間軸でとらえて整理した.皆はどうしているのだろう?がわかる一冊.

目次

PART 1 理 論 編

1.アドバンス・ケア・プランニングとは
 A.アドバンス・ケア・プランニングの関連用語と概念定義
 B.代理意思決定者の意味と裁量権に関する最近の考え方
 C.「どう生きたいか」の価値を表出する支援としてのアドバンス・ケア・プランニングの意義

2.アドバンス・ケア・プランニングの基盤となるもの
 A.日本における「望ましい死」の概念
 B.アドバンス・ケア・プランニングの倫理的意義とその課題
 C.意思決定支援を推進する人材育成


PART 2 事 例 編

事例編をお読みいただくにあたって ―「本人の意思の3本柱」と「意思決定支援用紙」について―

1.最期の場所の選択において本人・家族の意見が一致しているが,将来の気持ちの変化を予測対応した末期心不全患者の支援
2.中等度認知症患者の意思決定において,家族が代理意思決定者として必ずしも適任とは言えない場合の支援
3.本人と家族の意向が乖離した超高齢心不全患者の人工栄養法の選択
4.ASOを有した中等度認知症患者の下肢切断について患者と家族の意向が分かれた場合の選択
5.ケアの継続が困難なBPSDを有するが,家族が施設で最期を迎えさせたい認知症患者に対する最期の場所と鎮静の程度の選択
6.経口摂取が本人利益であるのか悩ましい認知症患者,食事介助が支えになっている主介護者に対する栄養投与法の選択
7.老衰で食べられないことは自然であると理解できるが感情的に受け入れられない家族の葛藤
8.非使用胃瘻をもつ施設入所者が再び経口摂取ができなくなった時の胃瘻を再開するしないの選択
9.認知症高齢者が経口摂取できなくなった時に備えた胃瘻を選択するかの確認
10.認知機能が低下しているかもしれない肺がん患者が完治しない治療はしないという時の抗がん薬の選択
11.誤嚥による窒息死の可能性が高い終末期患者が口から食べることを望む時の経口摂取の選択
12.遠い緩和ケア病棟と自宅近くの病院についての療養環境の選択
13.心肺停止状態で救急初療室に搬送された患者の推定意思を尊重した家族への意思決定支援
14.透析を拒否している認知症患者と透析導入を説得したい家族の意見の乖離
15.救命可能なCOPD急性増悪時に患者が拒否する人工呼吸器治療を実施するしないの選択
16.家族間で本人にとっての最善が異なる場合の重度認知症患者の最期の場所の選択
17.成年後見人はいるが医療代理人がいない場合の認知症患者の胃瘻導入を巡っての選択
18.COPD患者の急性増悪期の人工呼吸器装着を巡り,家族が患者の立場に立った判断ができない場合の選択
19.本人の意思推定が難しいCOPD急性増悪患者の人工呼吸器装着を巡っての救急初療室における妻の代理意思決定支援
20.自宅での看取りのために透析治療を見合わせた末期がん患者の支援
21.再挿管のリスクがある末期心疾患の患者が抜管を希望したケースにおける医療者・家族間の価値の対立
22.軽度認知機能低下のある大腸がん患者の抗がん薬治療の選択
23.医学的利益と本人の希望が乖離した糖尿病患者の住環境の選択
24.施設入居時にルーチンにアドバンス・ケア・プランを話し合うかどうかの選択
25.経口摂取拒否の認知症患者に対し,主治医はうつ治療により食べられるようになる,家族は看取りでよいと考えている場合の栄養投与の選択
26.全身状態不良の肺小細胞がん患者が主治医の推奨しない抗がん薬治療を望む場合の選択
27.事前に表明された患者の過去の意思に反して,家族の意向により胃瘻や人工呼吸器が選択された事例
28.本人の意思推定は難しく,救命の可能性があるにもかかわらず安楽死を望む家族の支援
29.本人の意思推定は難しく,無益な積極的治療を行わないという意思決定を土壇場で覆した家族の支援
30.医療行為を拒否する若年性認知症患者の支援
31.家族への病状説明を拒否した末期心不全患者の集中治療室でのアドバンス・ケア・プランニングの実践
32.がん患者の鎮静を巡る医学的妥当性,患者と家族の意見の乖離
33.気管切開に関して本人と家族,家族間で意見の異なるALS患者の呼吸管理方法の選択
34.非侵襲的陽圧換気の継続に関して本人と家族の意見が異なるALS患者の呼吸管理方法の選択
35.透析導入を拒否する壮年期糖尿病患者の意思決定に寄り添う支援
36.急速に進行する若年性膵がん患者への予後告知について主治医や家族間で意見の異なる場合の告知のありかたの選択
37.手術適応外となった若年性胆管がん患者への予後告知を,両親が反対し本人が疑問を抱いている場合の告知のありかたの選択
38.学童期に脳腫瘍を発症した患児への病状告知の支援
39.幼児期に脳腫瘍を発症した患児の親の治療選択に関する意思決定支援
40.インフルエンザ脳症により急なレベル低下をきたした幼児の家族の受容と人工栄養選択に対する支援
41.新生児期にハイリスク手術を要する患児が手術を受けるか否かについて

PART 3 展 開 編
座談会 意思決定支援の普及と質の向上を目指して

索 引