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高山病と関連疾患の診療ガイドライン【電子版】

日本登山医学会「高山病と関連疾患の診療ガイドライン」作成委員会 (編)

出版社
中外医学社
電子版ISBN
 
電子版発売日
2018/01/08
ページ数
116ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥3,190 (本体¥2,900+税10%)

印刷版ISBN
978-4-498-06688-5
印刷版発行年月
2017/06
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概要

日本人の身体能力や体質,薬剤の用法・用量などを日本の事情に合わせ,エビデンスレベルを明示して書き下ろされた“日本独自の高山病診療ガイドライン”が遂に完成.

目次

第I章 急性高山病
 1.概念
 2.病態生理
 3.症状・所見
 4.診断
 5.予防
  a.危険度の認知
  b.ゆっくりとした登高
  c.高地順応トレーニング
  d.薬物による予防
 6.高所での治療
  a.駐留
  b.低地または低い高度への移動・搬送
  c.酸素吸入
  d.携帯型高圧チャンバー
  e.薬物療法
  f.判断の一助として
 7.搬送中の治療
 8.入院後の治療

第II章 高地脳浮腫
 1.定義・概念  
 2.病態生理
 3.症状,所見
 4.診断
 5.予防
  a.ゆっくりとした登高
  b.薬物による予防
 6.高地での治療
  a.低地または低い高度への移動・搬送
  b.酸素投与
  c.携帯型高圧チャンバー
  d.薬物療法
 7.搬送中の治療
 8.入院後の治療
 9.経過・予後

第III章 高地肺水腫
 1.概念  
 2.病態生理
 3.症状・所見
 4.診断
 5.予防
  a. HAPEの予防法
  b.HAPE予防方法の提案
 6.高所での治療
  a.高所でのHAPEの治療法
  b.高所でのHAPE治療法の提案
  c.HAPEとHACE両方を発症している患者における治療法の提案
 7.搬送中の治療
 8.入院後の治療
  a.入院後のHAPEの治療法
  b.入院後のHAPE治療法の提案

第IV章 高地での循環器疾患
 1.概要
 2.病態生理
  a.登山中の疾患発症の機序
  b.高地登山と組織低酸素・臓器虚血
 3.予防・リスク分類
  a.総論
  b.各種循環器疾患の特徴と高地登山への対応
  c.登山における循環器疾患のリスク評価について
 4.高所での心血管疾患発症への治療
  a.心臓病を疑う症状への対応と初期治療
  b.既知の心血管疾患
 5.搬送の原則
 6.まとめ

第V章 高地での呼吸器疾患
 1.概念
 2.慢性閉塞性肺疾患(COPD)
  a.疾患概念
  b.病態生理
  c.症状・所見
  d.診断
  e.増悪の予防
  f.COPD増悪の際の高所での治療
  g.搬送中・入院後の治療
 3.気管支喘息
  a.疾患概念
  b.病態生理
  c.症状・所見
  d.診断
  e.発作の予防
  f.高地での治療
  g.搬送中・入院後の治療
 4.その他の呼吸器疾患
  a.肺高血圧症
  b.肺血栓塞栓症
  c.睡眠時無呼吸症候群
  d.間質性肺炎
  e.肺の術後,気胸

第VI章 低体温症
 1.概念
 2.病態生理
 3.症状・所見
  a.バイタルサイン─呼吸と脈
  b.バイタルサイン─意識
  c.神経筋症状─震え
 4.診断
  a.重症度判定
  b.深部体温測定
  c.脈が触知できない場合と心静止
  d.個体死
 5.予防
 6.野外・高所での治療(病院前治療)
  a.優先すべき基本事項
  b.臨床ステージと基本方針
  c.復温方法
  d.心電図モニタリング
  e.circum-rescue collapseとafterdrop
  f.酸素投与と気道管理
  g.心肺蘇生の開始
  h.心肺蘇生の実施
 7.搬送中の治療
  a.搬送先の決定
  b.搬送中の復温
  c.酸素投与と気道管理
  d.心電図モニタリング
  e.搬送中の心肺蘇生(保留と中断)
  f.circum-rescue collapse と afterdrop
 8.入院後の治療
  a.中心静脈路確保と補液
  b.循環が安定している低体温症患者
  c.循環が不安定な低体温症患者
  d.心停止を伴う重症低体温症
  e.心拍再開
  f.修正二次救命処置と標準二次救命処置
  g.血清カリウム

第VII章 熱中症
 1.概念
 2.疫学
 3.病態生理
  a.熱中症の病態生理
  b.分類
  c.危険因子
  d.熱射病の病態生理
 4.診断
 5.予防
  a.登山における水分補給の意義
  b.「現実的」な補給指針の必要性
  c.行動中の水分補給の指針
  d.生活中の水分補給の指針
  e.本指針の有用性と限界
 6.高所での対処法・治療
  a.熱射病
  b.熱痙攣
  c.熱失神
  d.熱疲労
 7.搬送中の治療
 8.入院後の治療

第VIII章 高地での心肺蘇生
 1.概要
 2.高所での心肺停止の頻度
 3.高所での心肺停止リスク軽減のための推奨事項
 4.高地での心肺蘇生
  a.心肺蘇生作業を開始する前の安全確認
  b.心肺蘇生手技実施者への影響
  c.高所でのAEDと心臓マッサージの労務を軽減しうる器具
  d.屋外環境・高所での酸素投与
 5.高所での心肺蘇生の中止・停止

本ガイドラインで紹介した主な医薬品一覧