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臨床・病理

脳腫瘍取扱い規約 第4版【電子版】

日本脳神経外科学会・日本病理学会 (編)

出版社
金原出版
電子版ISBN
978-4-307-80385-4
電子版発売日
2018/11/05
ページ数
240ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥10,800 (本体¥10,000+税8%)

印刷版ISBN
978-4-307-20385-2
印刷版発行年月
2018/03
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概要

2016年にWHO中枢神経系腫瘍分類が改訂され、従来の病理診断に加え、分子診断による遺伝子異常の検討が必須となり、大きなパラダイムシフトが起きた。今回の改訂では、より正確で客観性の高い脳腫瘍診断を実現することに重点が置かれ、病理診断に軸足を置きつつ、分子診断を大幅に取り入れた。統合診断に基づき、層別化・個別化医療を発展させ、治療の選択性や予後予測をより正確に解析するための改訂版と言える。

目次

第1部 脳腫瘍分類および臨床画像診断

I 脳腫瘍の分類
II 脳腫瘍の種類と頻度
 1 原発性脳腫瘍の発生頻度
 2 国内の脳腫瘍の組織別・部位別頻度
III 脳腫瘍の診断
 1 画像診断
  A.病変の局在診断と病理診断における意義
  B.病変の質的診断と病理診断における意義
  C.鑑別診断に画像診断が有用な病変
  D.髄腔内播種と病理診断における意義
  E.画像検査の進歩と病理診断の役割
 2 脳腫瘍診断・治療成績の用語の定義
  A.Recurrence 再発
  B.Regrowth 再増生(大)
  C.Progression 増悪
  D.Overall survival(OS)全生存期間
  E.Progression-free survival(PFS)無増悪生存期間
  F.Relapse-free survival(RFS)無再発生存期間
  G.Disease-free survival(DFS)無病生存期間
  H.Time to treatment failure(TTF)治療成功期間
  I.Response duration 奏効期間、効果持続期間
  J.Complete response duration 著効期間、完全奏効期間
  K.Dissemination by cerebrospinal fluid 髄腔内播種
  L.Metastasis 転移
  M.Meningeal gliomatosis 髄膜膠腫症
  N.Meningeal carcinomatosis 髄膜癌腫症
  O.抗がん剤の臨床試験
 3 治療効果の判定方法
  A.生存期間・生存率
  B.画像検査を中心とした評価
  C.神経症候・performancestatus(PS)の推移
  D.認知機能評価 Neurocognitiveassessment
  E.生活の質 Quality of life(QOL)
  F.腫瘍摘出率
  G.腫瘍マーカー値

第2部 脳腫瘍診断・病理カラーアトラス

I 中枢神経系腫瘍分類
II 脳腫瘍の分子診断
 1 分子遺伝学的解析
  A.序論
  B.解析法各論
 2 分子診断各論
  A.Diffuse astrocytic and oligodendroglialtumors、 びまん性星細胞腫と乏突起膠腫
  B.Other astrocytic tumors その他の星細胞腫
  C.Ependymal tumors上衣腫
  D.Embryonal tumors 胎児性腫瘍
III 脳腫瘍の病理診断
 1 手術材料の取扱い・切り出し
 2 組織所見
 3 迅速診断
 4 細胞診
 5 電子顕微鏡
 6 免疫組織化学
  A.細胞分化マーカー
  B.分子異常マーカー
  C.その他
IV 組織型の解説とカラーアトラス
 1 Diffuse astrocytic and oligodendroglialtumorsびまん性星細胞系および乏突起膠細胞系腫瘍
 2 Other astrocytic tumors その他の星細胞系腫瘍
 3 Ependymal tumors上衣系腫瘍
 4 Other gliomas その他の膠腫
 5 Choroid plexus tumors 脈絡叢腫瘍
 6 Neuronal and mixed neuronal-glial tumors 神経細胞および混合神経細胞・膠細胞系腫瘍
 7 Tumors of the pineal region 松果体部腫瘍
 8 Embryonal tumors 胎児性腫瘍
 9 Tumors of cranial and paraspinal nerves脳神経および脊髄神経腫瘍
 10 Meningiomas 髄膜腫群
 11 Mesenchymal、non-meningothelial tumors 間葉系、非髄膜性腫瘍
 12 Melanocytic tumours メラニン細胞性病変
 13 Lymphomas 悪性リンパ腫
 14 Histiocytic tumors 組織球性腫瘍
 15 Germ cell tumors 胚細胞腫瘍
 16 Tumors of the sellar region トルコ鞍部腫瘍
 17 Cystic lesions嚢胞性病変
 18 Metastatic tumors 転移性脳腫瘍

第3部 脳腫瘍の治療法
I 手術
II 放射線治療
 1 放射線治療の種類と方法概論
 2 外照射用放射線治療機器(IMRT、陽子線療法、重粒子線治療、中性子捕捉療法等)
 3 定位的放射線治療
III 化学療法
 1 はじめに
 2 化学療法剤
 3 化学療法耐性に関する因子
 4 分子標的治療
IV 免疫治療
 1 抗PD-1抗体
 2 養子免疫細胞療法
V 新規注目されている治療法
 1 ワクチン療法
 2 Photodynamic therapy(PDT)
 3 NovoTTF
 4 ウイルス療法
VI 脳腫瘍診療ガイドラインの制定
VII 脳脊髄腫瘍種類別治療法
 1 グリオーマ
 2 頭蓋内原発悪性リンパ腫
 3 転移性脳腫瘍
 4 中枢神経原発胚細胞腫
 5 髄芽腫
 6 Diffuse midline glioma
 7 視神経膠腫
 8 下垂体腺腫
 9 髄膜腫
 10 神経鞘腫
 11 頭蓋咽頭腫
 12 脊髄髄内・髄外腫瘍
VIII 各種分類表・スケール
 1 グリオーマの病期分類
 2 中枢神経系悪性リンパ腫の病期分類
 3 頭蓋内胚細胞性腫瘍
 4 髄芽腫の分類
 5 髄膜腫のSimpson分類
 6 下垂体腺腫の病期分類
 7 聴神経腫瘍の病期分類
 8 転移性脳腫瘍