神経眼科診療のてびき 第2版【電子版】
- 出版社
- 金原出版
- 電子版ISBN
- 978-4-307-85169-5
- 電子版発売日
- 2019/02/04
- ページ数
- 384ページ
- 判型
- A5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥7,700 (本体¥7,000+税10%)
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https://store.isho.jp/search/detail/productId/2205894580 - 印刷版ISBN
- 978-4-307-35169-0
- 印刷版発行年月
- 2018/10
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概要
目次
A 神経眼科の特徴
1 神経眼科とは
2 神経眼科疾患の主訴の捉え方
3 神経眼科診療の手順
B 神経眼科に必要な神経解剖学の知識
1 眼球運動系の解剖
2 脳幹の血管支配
3 外眼筋の解剖
4 眼窩の解剖
5 海綿静脈洞の解剖
6 瞳孔系の解剖
7 視神経・視路の解剖
C 神経眼科に必要な神経学の知識
Chapter 2 問診の要点
A 問診10カ条
B 眼球運動異常
1 複視の性状
2 発症様式
3 経過
4 随伴症状
5 既往歴
6 動揺視
C 眼瞼異常
1 眼瞼位置異常
2 発症様式
3 随伴症状
4 既往歴と家族歴
D 眼球突出
1 障害側
2 発症様式
3 随伴症状
4 既往歴
E 瞳孔異常
1 羞明
2 大きさの異常
3 随伴症状
4 既往歴
F 視神経・視路異常
1 視神経・視路異常による視力低下
2 視神経・視路異常による視野異常
G 問診から診察、診断へ
Chapter 3 基本診察
A 眼球運動の診察
1 頭位の変化(代償頭位)の観察
2 眼位検査
3 回旋偏位の検査
4 麻痺眼の同定
5 眼球運動制限の肉眼的観察
6 複像検査(赤ガラス試験)
7 Hess赤緑試験
8 Bielschowsky頭部傾斜試験
9 牽引試験
10 テンシロン試験
11 核上性眼球運動検査
12 眼振の観察
B 眼瞼の診察
1 瞼裂幅測定
2 上眼瞼挙筋力測定
3 眼瞼の動きの観察
4 テンシロン試験
C 眼球突出の診察
1 眼球突出の肉眼的観察
2 定量的測定
D 瞳孔の診察
1 瞳孔径の測定
2 瞳孔の形の観察
3 瞳孔反射
4 swinging flashlight test
5 瞳孔の点眼試験
E 視神経・視路の診察
1 視力測定
2 Marcus Gunn瞳孔の確認
3 視神経乳頭の観察
4 色覚検査
5 視野検査
6 半側空間無視の検査
F その他の神経症状の診察
1 三叉神経障害
2 顔面神経麻痺
3 顔面の発汗
G 一般眼科検査
1 細隙灯顕微鏡検査
2 眼圧測定
Chapter 4 眼球運動疾患
A 核・核下性眼球運動障害
1 動眼神経麻痺
2 滑車神経麻痺
3 外転神経麻痺
4 全外眼筋麻痺
5 Fisher症候群
6 Wernicke脳症
7 cranial polyneuropathy
8 ocular neuromyotonia
9 代償不全型斜視
B 核上性水平眼球運動障害
1 水平注視麻痺(側方注視麻痺)
2 核間麻痺
3 one-and-a-half syndrome
4 開散麻痺
5 輻湊障害
C 核上性垂直眼球運動障害
1 垂直注視麻痺
2 skew deviation(斜偏位)
3 ocular tilt reaction(眼頭部傾斜反応)
D その他の核上性眼球運動障害
1 ocular lateropulsion
2 ocular contrapulsion
3 小脳性眼球運動障害
4 ocular motor apraxia
E 先天眼球運動制限
1 Duane眼球後退症
2 上斜筋腱鞘症候群(Brown症候群)
3 double elevator palsy
4 Moebius症候群
5 general fibrosis syndrome
F 複視の治療
1 片眼遮閉
2 Fresnel膜プリズム
3 眼筋手術
Chapter 5 眼振と異常眼球振動
A 眼振の分類
1 眼振の発生機序による分類
2 眼振緩徐相速度による分類
3 眼振の方向性による分類
4 眼振の振幅と頻度による分類
B 病的眼振
1 uniplanar nystagmus
2 輻湊後退眼振
3 シーソー眼振
4 解離性眼振、単眼性眼振
5 Bruns眼振
6 注視麻痺性眼振
7 反跳眼振(rebound nystagmus)
8 下眼瞼向き眼振(downbeat nystagmus)
9 上眼瞼向き眼振(upbeat nystagmus)
10 後天振子様眼振
11 随意眼振
C 視運動性眼振(optokinetic nystagmus:OKN)
1 頭頂葉病変
2 注視麻痺
3 核間麻痺
4 輻湊後退眼振
5 先天眼振
6 機能性(心因性)弱視
D 異常眼球振動
1 square wave jerks(矩形波眼球運動)
2 ocular flutter(眼球粗動)
3 opsoclonus(眼球クローヌス)
4 ocular myoclonus(眼球ミオクローヌス)
5 ocular bobbing(眼球沈下運動)
6 ocular dipping(眼球沈み運動)
7 lightning eye movement(稲妻様眼球運動)
8 上斜筋ミオキミア
Chapter 6 外眼筋疾患
A 外眼筋肥大を示さない外眼筋疾患
1 重症筋無力症
2 慢性進行性外眼筋麻痺(chronic progressive external ophthalmoplegia:CPEO)
B 外眼筋肥大を示す外眼筋疾患
1 甲状腺眼症
2 眼窩筋炎
3 外眼筋肥大を示すその他の疾患
Chapter 7 眼瞼疾患
A 眼瞼下垂
1 上眼瞼挙筋力による分類
2 先天眼瞼下垂
3 後天眼瞼下垂
4 偽眼瞼下垂
B 瞼裂開大
1 神経性瞼裂開大
2 筋性瞼裂開大
3 機械的瞼裂開大
4 偽瞼裂開大
C 眼瞼の痙攣性疾患と開瞼失行
1 眼瞼の痙攣性疾患
2 開瞼失行
3 ボツリヌス毒素治療
Chapter 8 眼窩疾患
A 眼窩腫瘍
1 血管性腫瘍
2 涙腺腫瘍
3 リンパ腫
4 横紋筋肉腫
5 皮様嚢腫
6 神経性腫瘍
7 転移性腫瘍
8 隣接部腫瘍の進展
9 蝶形骨大翼欠損
B 眼窩炎症性疾患
1 細菌性眼窩炎症
2 真菌性眼窩炎症
3 眼部帯状疱疹
4 多発血管炎性肉芽腫症(Wegener肉芽腫症)
5 特発性眼窩炎症(眼窩炎性偽腫瘍)
C 眼球陥凹をきたす疾患
1 骨伸展
2 軟部組織収縮
3 外眼筋同時収縮
Chapter 9 海綿静脈洞疾患
A 血管性疾患
1 頸動脈海綿静脈洞瘻
2 海綿静脈洞内内頸動脈瘤
B 炎症性疾患
1 Tolosa-Hunt症候群(有痛性眼筋麻痺)
2 肥厚性硬膜炎
3 海綿静脈洞血栓症
C 海綿静脈洞腫瘍
1 原発性
2 隣接部位からの進展
3 遠隔転移
D 海綿静脈洞付近の症候群
1 海綿静脈洞症候群(石川分類)
2 上眼窩裂症候群
3 眼窩尖端症候群
Chapter 10 瞳孔疾患
A 視神経障害の検出
Marcus Gunn瞳孔(relative afferent pupillary defect:RAPD、相対的瞳孔求心路障害)
B 瞳孔異常
1 両眼散瞳
2 両眼縮瞳
3 不正円形瞳孔
4 瞳孔不同
5 light-near dissociationを示す疾患
6 絶対性瞳孔強直
Chapter 11 視神経疾患
A 乳頭浮腫
1 検眼鏡所見
2 原因
3 偽乳頭浮腫
B 視神経萎縮
1 単性萎縮
2 炎性萎縮(二次性萎縮)
3 陥凹性萎縮(緑内障性萎縮)
4 分節状萎縮
5 帯状萎縮(band atrophy、bow-tie atrophy)
6 遺伝性、家族性視神経萎縮
7 Foster Kennedy症候群
C 視神経疾患
1 うっ血乳頭
2 診断に注意が必要な頭蓋内圧亢進疾患
3 視神経炎
4 特殊な視神経炎
5 虚血性視神経症
6 乳頭血管炎(optic disc vasculitis、papillophlebitis)
7 糖尿病乳頭症
8 視神経網膜炎
9 鼻性視神経症
10 中毒性視神経症
11 栄養障害性視神経症
12 外傷性視神経症
13 Leber病
14 視神経腫瘍
15 浸潤性(癌性)視神経症
16 傍腫瘍性視神経症
17 先天視神経乳頭異常
D 視神経疾患診察の留意点
1 視神経病変と網膜(黄斑)病変の鑑別点
2 マリオット盲点の拡大を示す疾患
3 一過性視力低下
4 内頸動脈系閉塞性疾患
5 若年者の両眼緩徐進行性視力低下
6 機能性(心因性)弱視
Chapter 12 視路疾患
A 視路病変
1 視交叉病変
2 視索病変
3 外側膝状体病変
4 側頭葉病変
5 頭頂葉病変
6 後頭葉病変
B 大脳性高次機能障害による視覚異常
1 有線領(V1)病変
2 後頭葉色覚中枢(V4)病変
3 背側視覚路(where pathway)病変
4 腹側視覚路(what pathway)病変
5 視覚保続
6 Charles Bonnet症候群