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IgA腎症の病態と治療【電子版】

富野 康日己 (監修)

順天堂大学名誉教授、医療法人社団松和会常務理事

出版社
中外医学社
電子版ISBN
 
電子版発売日
2019/12/02
ページ数
320ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥7,480 (本体¥6,800+税10%)

印刷版ISBN
978-4-498-22446-9
印刷版発行年月
2019/11
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概要

その発症メカニズムや疫学などの基本的知識から,最新の治療方針や生活管理まで,
IgA腎症を診るうえで必要になる知識を包括的に解説した.執筆者には基礎と臨床の現場で
今まさに活躍している人にお願いし,IgA腎症の病態解明に長年携わってきた第一人者に監修いただいた.
各項目はポイントを押さえながらも丁寧に掘り下げ,かつ分かりやすくまとめている.
腎臓専門医にはもちろん,かかりつけ医にもお薦めしたい1冊だ.

目次

目 次

I IgA腎症の基礎と臨床 〈富野康日己〉
 1 IgA腎症の発見・歴史
  A. 国際的研究会の歴史
  B. 国内研究会の歴史
 2 IgA腎症の定義

II 疫学・症候・検査
 1●疫学 〈小池健太郎〉
  1 国際的な地域差
  2 本邦におけるIgA腎症疫学
   A. 成人
   B. 小児
 2●国際レジストリーの動向 〈松崎慶一〉
  1 国際レジストリーと最新の知見
   A. VALIGA study
   B. IgA Nephropathy Global Template
  2 わが国発の国際レジストリー構築に向けて
 3●症候・検査
  1 学校検尿とIgA腎症スクリーニング 〈中西浩一〉
   1 学校検尿の歴史
   2 学校検尿により発見される検尿異常の頻度
   3 学校検尿の有用性
   4 IgA腎症の自然歴
  2 成人検尿とIgA腎症スクリーニング 〈松崎慶一〉
   1 健康診断における検尿の枠組み
   2 検尿異常に対する二次スクリーニング
   3 基幹病院におけるIgA腎症の診断
   4 パーソナルヘルスレコードへの期待
  3 バイオマーカーによる診断の可能性 〈柳川宏之〉
   1 尿所見異常
    A. 持続的顕微鏡的血尿
    B. 肉眼的血尿
    C. 間欠的または持続的タンパク尿
    D. その他尿中バイオマーカー
   2 血液検査異常
    A. 血清IgA
    B. IgA/C3比
   3 臨床項目からのIgA腎症診断予測の検討
   4 新規バイオマーカーと臨床データを組み合わせた診断スコア法

III 病態生理
 1●発症の分子機構
  1 粘膜免疫異常の関与 〈二瓶義人〉
   1 腎炎惹起性IgA産生におけるMucosa-Bone marrow axis
   2 粘膜でのIgA産生
   3 MyD88とTLRの関与
   4 粘膜面におけるAPRIL/BAFFの関与
  2 骨髄異常 〈今澤俊之〉
   1 IgA腎症の病態に骨髄異常は関与するのか?
   2 骨髄異常の存在を示唆する症例と基礎研究
   3 骨髄由来細胞とメサンギウム細胞
  3 APRIL/BAFFの関与 〈武藤正浩〉
   1 APRIL,BAFFの基礎
   2 IgA腎症とAPRIL,BAFF
   3 APRIL,BAFFをターゲットとしたIgA腎症の新規治療
  4 IgA腎症における細胞性免疫異常 〈小林政司〉
   1 遺伝的背景と細胞性免疫
   2 IgA産生と細胞性免疫
   3 IgA腎症とT細胞サブセット
   4 IgA腎症患者の腎組織と細胞性免疫
   5 口蓋扁桃摘出と細胞性免疫
  5 IgA腎症の発症に関わる抗原刺激 〈清水芳男〉
   1 細菌・ウイルス抗原とIgA腎症
    A. 扁桃病巣疾患としてのIgA腎症
    B. 細菌
    C. ウイルス
   2 食物抗原とIgA腎症
    A. セリアック病とは?
    B. 抗原となる食物
   3 ガラクトース欠損IgA1(Gd-IgA1)説の登場
    A. IgA腎症の病因におけるGd-IgA1と細菌・ウイルス・食物抗原との関わり
 2●進行の分子機構
  1 異常IgAの沈着機序 〈高畑暁子〉
   1 Gd-IgA1のもつ病的意義
   2 Gd-IgA1がどのように糸球体に沈着するか
   3 モデルマウスにおけるIgAの沈着
   4 糸球体IgA沈着とCX3CR1+パトローリングモノサイトの関わり
   5 Gd-IgA1-IC形成および糸球体沈着のkey molecule: AIM
  2 メサンギウム細胞増殖・基質増加機序 〈福田顕弘,藤元昭一〉
   1 IgA腎症の病因および進展機序
   2 IgA1のメサンギウム細胞への沈着機序
   3 IgA1沈着によるメサンギウム細胞の活性化
   4 IgA1沈着による補体の活性化
  3 上皮細胞障害 〈山田博之,淺沼克彦〉
   1 糸球体上皮細胞(ポドサイト)
   2 IgA腎症とポドサイト障害
   3 メサンギウム細胞とポドサイトのクロストーク
   4 ポドサイトと尿細管のクロストーク
  4 ネフロン数 〈佐々木峻也,神崎 剛,坪井伸夫〉
   1 日本人におけるネフロン数
   2 ネフロン数のサロゲートマーカー
   3 生体におけるネフロン数の推算
 3●バイオマーカー
  1 糖鎖異常IgA分子の特徴 〈高橋和男〉
   1 IgAの構造
    A. IgAと糖鎖修飾
    B. IgA1ヒンジ部糖鎖とその生合成
    C. 糖鎖異常IgA1とは?
   2 糖鎖異常IgA1の特徴
    A. 抗原性
    B. 分子複合体の形成
    C. 補体反応性
    D. クリアランス異常
    E. 臨床的意義
  2 免疫複合体の特徴・成因 〈鈴木 仁〉
   1 IgA1分子異常
   2 糖鎖異常IgA1と免疫複合体形成
   3 糖鎖異常IgA1特異的抗体
   4 IgA1分子の自己凝集
   5 IgA1-IgA受容体複合体
   6 糖鎖異常IgA1免疫複合体の病態における重要性
   7 IgA腎症におけるMulti-Hit Mechanisms
  3 その他のバイオマーカー 〈中山麻衣子〉
   1 血清IgA/C3比
   2 サイトカイン
   3 micro RNA
    A. 診断における有用性
    B. 疾患活動性の評価
 4●遺伝解析
  1 疾患感受性遺伝子 〈後藤 眞〉
   1 IgA腎症とGWAS
   2 IgA腎症とHLA領域の遺伝子群
   3 IgA腎症と補体制御遺伝子
   4 IgA腎症の感受性遺伝子座と重複する疾患
   5 IgA腎症の感受性遺伝子座と遺伝的リスクスコア
   6 家族性IgA腎症のゲノム解析
  2 糖鎖異常に関する遺伝的素因 〈上田裕之〉
   1 糖鎖異常IgA1の遺伝性に関する報告
   2 血清Gd-IgA1値に関連する遺伝子多型
 5●環境因子
  1 衛生仮説 〈深尾勇輔〉
  2 常在細菌叢(上気道・腸管) 〈長澤康行〉
   1 Hemophilus属とIgA腎症
   2 齲蝕菌とIgA腎症
   3 歯周病とIgA腎症
   4 口腔内細菌叢の重複感染とIgA腎症
   5 ウィルス感染とIgA腎症
   6 腸内細菌叢とIgA腎症
   7 扁桃の持続刺激としての喫煙とIgA腎症の関わり
   8 口腔内感染と病巣扁桃感染との関わり
  3 病巣感染 〈高原 幹〉
   1 パラインフルエンザ菌に対する免疫寛容の破綻
   2 病巣扁桃における抗体産生
   3 病巣扁桃におけるT細胞の関与
   4 扁桃病巣疾患として捉えたIgA腎症の発症機序

IV 腎予後と関連する臨床的指標
 1●タンパク尿と血尿 〈河内瑠李,平野景太〉
  1 腎予後との関連からみたさまざまな時相におけるタンパク尿
  2 腎予後との関連からみた血尿の意義
 2●血清IgA/C3の有用性 〈佐藤大介〉
  1 診断に関する有用性
   A. 血清IgAの上昇
   B. 血清C3の低下
   C. 小括
  2 進展との関連性
 3●血圧 〈春原浩太郎,坪井伸夫〉
  1 IgA腎症の自然経過
  2 高血圧と腎予後との関連
  3 腎予後予測モデル
  4 血圧への治療介入
 4●代謝性因子─脂質異常,尿酸,肥満─ 〈小此木英男〉
  1 脂質異常
  2 尿酸
  3 肥満
 5●高齢発症 〈岡林佑典〉
  1 加齢に伴う腎臓の変化
  2 高齢IgA腎症の特徴
  3 IgA腎症の腎予後における加齢の影響
  4 高齢IgA腎症の治療

V IgA腎症の病理
 1●典型例から鑑別診断まで 〈遠藤陽子,清水 章〉
  1 IgA腎症の病理
   A. 光学顕微鏡所見(光顕)
   B. 蛍光抗体法(IF)所見
   C. 電子顕微鏡(電顕)所見
  2 IgA腎症の鑑別疾患
   A. IgA血管炎
   B. IgAの沈着する抗糸球体基底膜抗体腎炎
   C. ブドウ球菌感染関連糸球体腎炎
   D. Antineutrophil cytoplasmic antibody(ANCA)関連血管炎
   E. 膜性腎症
   F. 単クローン性のIgA沈着
   G. 肝臓疾患に合併するIgA腎症
  3 他の糸球体疾患との合併例
   A. 糖尿病性腎症
   B. 抗凝固薬関連腎症
 2●組織学的重症度分類(日本分類)とOxford 分類の比較 〈城 謙輔〉
  1 Oxford分類の成立過程
   A. IgA腎症に必須の病理パラメータの選択とその定義,評価法
   B. 病理パラメータの評価の再現性と組織分類への導入
   C. エビデンスに基づく組織分類の作成
  2 わが国の組織学的重症度分類の成立過程
  3 Oxford分類とわが国の組織学的重症度分類の比較
  4 今後の課題
 3●血尿の病理 〈山中宣昭〉
  1 IgA腎症の概念と血尿
  2 糸球体性血尿と非糸球体性血尿
  3 低真空走査電子顕微鏡LVSEMによる光顕標本観察
  4 LVSEMによるIgA腎症の検討
  5 IgA腎症における糸球体基底膜の異常
 4●病理所見と腎予後 尿細管間質,血管病変を含めて 〈片渕律子〉
  1 Oxford分類
  2 Oxford分類のValidation study
  3 Oxford conference後の動向
   A. 半月体working group:Oxford分類の改定
   B. FSGS working group
  4 尿細管間質病変
  5 血管病変

VI 長期臨床経過における問題点
 1●寛解に至らない症例の特徴 〈白井小百合〉
  1 腎予後予測因子としてのタンパク尿
  2 病理組織像と腎予後
  3 血尿と腎予後
  4 寛解に至らない症例の特徴
 2●長期寛解後再発症例の特徴 〈東原 舞〉
  1 IgA腎症の長期経過
  2 長期寛解後再発症例の臨床病理学的特徴
 3●急性発症症例の特徴 〈中西浩一〉
  1 糸球体疾患の臨床分類
  2 肉眼的血尿
  3 急性腎炎症候群
  4 ネフローゼ症候群
  5 急速進行性腎炎症候群
 4●小児からの移行期医療 〈服部元史〉
  1 移行期医療とは
   A. 移行期医療の背景
   B. 移行の定義
   C. 移行期医療が必要な理由
   D. 移行期医療の動向
  2 腎臓病領域における移行期医療の動向
   A. 移行期医療の啓発
   B. 移行期医療の実態調査
   C. 移行期医療ガイドの作成
   D. 実践的な移行期医療支援ガイドの必要性
   E. IgA腎症と微小変化型ネフローゼ症候群の移行期医療支援ガイド
  3 小児期発症IgA腎症の移行期医療
   A. IgA腎症の長期予後
   B. 小児IgA腎症の成人診療科へのスムーズな転科を妨げる要因
   C. 成田研究班によるIgA腎症の移行期医療支援ガイド

VII 鑑別診断
 1●IgA血管炎 〈藤元昭一〉
  1 疾患概念
  2 病因
  3 疫学
  4 症状・徴候,検査所見
  5 病理所見
  6 診断と分類基準
  7 治療
   A. 腎外症状に対する治療
   B. 腎炎を合併した場合の治療
  8 予後
 2●二次性IgA腎症 〈牧田侑子〉
  1 IgA腎症の病因
  2 肝性IgA腎症
  3 B型肝炎とIgA腎症
  4 Crohn病とIgA腎症
  5 関節リウマチとIgA腎症
  6 IgA血管炎とIgA腎症

VIII 治療・生活管理
 1●治療
  1 国内外ガイドラインの比較 〈金子佳賢,成田一衛〉
   1 Kidney Disease: Improving Global Outcomes(KDIGO)
   2 Cochrane共同計画
   3 IgA腎症診療指針第3版
   4 エビデンスに基づくIgA腎症診療ガイドライン2017
   5 ガイドラインにおける今後の課題
  2 IgA腎症診療指針─第2版と第3版の違いを含めて─ 〈宮崎陽一〉
   1 IgA腎症診療指針第3版の要旨
    A. 組織学的重症度分類
    B. 臨床的重症度分類
    C. 透析導入リスクの層別化
    D. リスク群ごとの治療指針の提案
   2 第2版と第3版における組織分類の比較
    A. 第2版組織分類
    B. 第2版と第3版組織分類における“透析導入リスク”の比較
   3 IgA腎症診療指針第3版の問題点と今後の課題
  3 小児IgA腎症の治療 〈島 友子〉
   1 小児IgA腎症の予後不良因子
   2 小児IgA腎症における自然寛解と治療の選択
   3 小児IgA腎症の治療研究
    A. 高度タンパク尿/びまん性メサンギウム増殖を示す重症小児IgA腎症の治療研究
    B. 軽度タンパク尿/微小変化・巣状メサンギウム増殖を示す軽症小児IgA腎症の治療研究
   4 小児IgA腎症治療ガイドライン
   5 扁桃摘出
  4 ステロイド治療の考え方 〈佐藤祐二〉
   1 2015年までの報告
   2 ガイドラインとシステマティック・レビュー
   3 2015年以降の国際共同ランダム化比較試験
    A. STOP-IgAN研究
    B. TESTING研究
    C. 代表的な研究のまとめ
  5 Budesonideに代表されるIgA腎症新規分子治療薬の動向 〈狩野俊樹,鈴木祐介〉
   1 Budesonide(NEFECON)
   2 Atacicept・Blisibimab
   3 Rituximab
   4 Fostamatinib
   5 Bortezomib
   6 Eculizumab・Avacopan・LNP023
  6 Tonsil induced autoimmune/inflammatory syndrome(TIAS)
    としてのIgA腎症 〈原渕保明,高原 幹〉
   1 上気道粘膜免疫臓器としての口蓋扁桃
   2 IgA腎症扁桃におけるIgA過剰産生
   3 扁桃からの糖鎖不全IgA産生
   4 扁桃T細胞の腎へのホーミング
   5 扁桃を病巣としたIgA腎症の発症機序
  7 扁桃摘出術の有用性(臨床研究による知見を中心に) 〈小松弘幸〉
   1 IgA腎症に対する扁桃摘出術およびステロイドパルス療法併用のオーバービュー
   2 扁摘の有用性を判断する上で注意すべき点
   3 これまでの扁摘および扁摘パルス療法の治療成績
   4 扁摘パルス療法の詳細に関する最新の知見
    A. 発症から治療開始までの期間と治療効果との関係
    B. 扁摘のタイミング
    C. ステロイドパルス療法のコース数および投与間隔
    D. 組織所見の重症度と治療効果との関連
    E. 臨床的寛解後の再燃への影響
    F. 腎移植後再発例への応用
    G. 小児IgA腎症例での効果
    H. 治療に伴う副作用の検討
    I. 他治療の上乗せ効果の有無
   5 扁摘および扁摘パルス療法の問題点と今後の展望
  8 免疫抑制薬の有用性 〈森山能仁〉
   1 代謝拮抗薬
    A. アザチオプリン
    B. ミゾリビン
    C. ミコフェノール酸モフェチル
   2 アルキル化薬:シクロフォスファミド
   3 カルシニューリン阻害薬
  9 RAAS阻害薬の有用性 〈木原正夫〉
   1 レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系(RAAS)が腎に及ぼす影響
    A. RAASの作用
    B. ブラジキニンの作用
   2 RAAS阻害薬とその腎保護作用
    A. アンジオテンシン変換酵素阻害薬
    B. アンジオテンシンII受容体拮抗薬
    C. 直接的レニン阻害薬
    D. MR受容体拮抗薬
   3 IgA腎症患者を対象とした臨床研究からみたRAAS抑制薬の有用性
    A. ACEiを用いた主な臨床研究
    B. ARBを用いた主な臨床研究
    C. ACEi+ARB併用した主な臨床研究
    D. DRI,MR拮抗薬
   4 わが国のガイドライン EPAと低用量アスピリンなどの抗血小板薬 〈平橋淳一〉
    1 IgA腎症と抗血小板薬
    2 IgA腎症における治療介入の意義
    3 ω-3 PUFAsによるIgA腎症治療の歴史
    4 ω-3 PUFAsの抗炎症作用のメカニズム
   5 アスピリンとEPAの併用療法の意義と実際 IgA腎症における
     腎移植成績 〈角田洋一,奥見雅由,田邉一成〉
    1 疫学
    2 再発の診断
    3 成績・予後
    4 予防・治療
 2●生活管理
  1 食事療法の留意点 〈菅野義彦〉
   1 慢性腎臓病に対する食事療法基準2014年版
   2 食事指導のポイント
   3 IgA腎症患者における食事管理
  2 生活指導の留意点 〈仲谷慎也,石村栄治〉
   1 運動について
   2 肥満
   3 禁煙
   4 禁酒
  3 妊娠・出産時の留意点 〈藤田亜紀子,山縣邦弘〉
   1 IgA腎症患者の妊娠に関するわが国のガイドラインの現状
   2 IgA腎症患者の妊娠に関する報告例
   3 IgA腎症患者が妊娠を希望する場合
   4 IgA腎症患者の妊娠が判明した場合
   5 薬剤管理
   6 血圧管理
   7 妊娠中の腎機能評価
   8 妊娠中のタンパク尿評価
   9 腎代替療法導入後の妊娠・出産
   10 出産後の管理

索引