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精神科領域のチーム実践マニュアル【電子版】

山本 賢司 (編著)

東海大学医学部教授

出版社
新興医学出版社
電子版ISBN
 
電子版発売日
2020/04/13
ページ数
154ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥3,630 (本体¥3,300+税10%)

印刷版ISBN
978-4-88002-760-9
印刷版発行年月
2016/02
ご利用方法
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同時使用端末数
3
対応OS
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1
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概要

精神科医療チームを理解し最大限に活かすためのテキスト
精神科チーム医療と一括りにいっても、リエゾン、地域支援、デイケアなど、求められる支援は多岐にわたります。本書はチームのアウトラインをつかみ、実践に備えるべく、領域ごとにわかりやすくまとめました。
精神科チーム医療に参加することになったら、あるいは自分たちのチームが本当にそれぞれの役割を十分に発揮できているのか疑問に感じたら、ぜひ読んで欲しい1冊です。

目次

チーム医療とは
精神科医療におけるチーム医療
チーム医療の目的
チーム医療の基本
 1.チームワークとリーダー・シップ
 2.コミュニケーション
 3.チーム医療を支えるもの
精神科チーム医療における倫理的な問題
 1.臨床倫理の問題
 2.研究倫理の問題

A.精神科病院における「力動的チーム医療」
「力動的チーム医療」の目的
 1.なぜ「伝統的チーム医療」ではなく「力動的チーム医療」なのか
 2.「伝統的チーム医療」と「力動的チーム医療」─この似て非なるもの─
「力動的チーム医療」による成果─改革前後の診療実績の比較─
 1.外来医療の診療実績について
 2.入院医療の診療実績について
 3.精神科救急の診療実績について
「力動的チーム医療」におけるシステム論
 1.システム論の重要性
 2.システム論からみた開かれた「精神科病院」の姿
 3.システムの統合機能
治療ハードについて
 1.治療ハードの基本的な考え方
 2.大病棟の抱える管理,治療上のリスク軽減のために─「病棟機能分化」と「病棟内機能分化」─
治療ソフトについて
 1.「治療共同体」の想定
 2.不要(非治療的,非生産的)な退行を防ぐための工夫─治療の構造化─
当院の「力動的チーム医療」を支える多くのスタッフの役割と育成
 1.各職種の役割
 2.スタッフチームの育成
「力動的チーム医療」と薬物療法─低用量,単剤化を目指して─
当院における「力動的チーム医療」の実際
「力動的チーム医療」のさらなる展開
 1.「病院づくり」から「街づくり」へ
まとめ

B.精神科病院・クリニックでのデイケア
チームの目的
メンバー構成
運営方法
 1.利用開始
 2.オリエンテーション
 3.デイケア利用中のプログラム実践
 4.卒業/利用停止
 5.新規顧客開拓PR
 6.ケア会議
治療効果
 1.症状再発率の低下
 2.生活リズムの改善
 3.自己肯定感の改善
 4.「場」の力
具体的な活動状況
全国デイケアプログラム例

C.リワークプログラムにおけるチーム医療
チームの目的
メンバー構成
運営方法
治療効果
具体的な活動状況
 1.最近の取り組み
 2.チームでの協働が有効であった症例
まとめ

D.総合病院での精神科リエゾンチーム
チームの目的
 1.理想的な精神科リエゾンチームとはどういうものであるか
 2.診療報酬制度に基づく精神科リエゾンチームに求められる目的とは
メンバー構成
運営方法
 1.専門職種それぞれの役割
 2.運営の手順と工夫
治療効果
 1.情報収集力が向上する(生活歴・家族構成・薬剤情報など)
 2.多様な患者ニーズに対応できる
 3.転院調整など院外機関との連携が円滑に行える
 4.スタッフのメンタルケアに役立つ
 5.病棟スタッフや他科医師への教育・啓蒙活動的効果がある
 6.対費用効果について
筆者の病院での症例から

E.総合病院での緩和ケアチーム
チームの目的
 1.わが国における緩和ケアチームのあゆみとその目的
 2.緩和ケアとがん診療
 3.がん診療連携拠点病院の緩和ケアチームに求められる役割
メンバー構成
運営方法
 1.緩和ケアチームの活動内容
 2.緩和ケアチームによるコンサルテーション活動の留意点
 3.緩和ケアチームの運営方法
治療効果
具体的な活動状況
まとめ

F.救命救急センターでの精神科医療チーム
チームの目的
メンバー構成
 1.精神科医
 2.リエゾン看護師
 3.精神保健福祉士
 4.臨床心理士
運営方法
 1.具体的な運営方法
 2.自殺企図患者への対応
治療効果
具体的な活動状況
 1.当院の場合
 2.児童・青年期の患者への対応
 3.PEECコース
症例
まとめ

G.認知症地域支援チーム
チームの目的
メンバー構成
 1.メンバー構成の概要
 2.チームのメンバーに求められること
運営方法
 1.基本的な運営方針
 2.チーム運営における課題
 3.より効果的なチームになるための仕掛け
チームによるケアの効果
具体的な活動例
まとめ
索引