ここが知りたい!腎臓病診療ハンドブック【電子版】
- 出版社
- 中外医学社
- 電子版ISBN
- 電子版発売日
- 2020/04/13
- ページ数
- 380ページ
- 判型
- A5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥5,280 (本体¥4,800+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-498-22456-8
- 印刷版発行年月
- 2020/04
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概要
目次
第1章 初診時とフォローアップのポイント〈清水英樹〉
■1.腎臓病を診察するにあたって
■2.問診・検査のポイント
■3.フォローに必要な検査と説明
第2章 緊急性の高い腎臓内科領域の疾患
■1.高カリウム血症〈古瀬 智〉
1.高カリウム血症の治療
2.高カリウム血症の原因
■2.肺水腫,心不全〈稲永亮平〉
1.病態把握の重要性,クリニカルシナリオの活用
2.腎保護を念頭においた心不全治療
3.心不全における腎代替療法
■3.無尿・乏尿〈野村和史〉
1.無尿・乏尿とは
2.無尿・乏尿の病型分類
3.鑑別の方針
4.治療
第3章 比較的診療の機会のある腎臓内科疾患
■1.AKI〈松浦 亮,土井研人〉
1.概念と診断基準
2.病因と鑑別診断
3.治療
4.尿NGAL(AKIバイオマーカー)
5.フロセミド負荷試験
6.腎代替療法
■2.CKD〈寺脇博之〉
1.CKDに関する基本事項
2.eGFR低値の意味
3.尿蛋白増加の意味
4.CKDの共通合併症
5.CKDへの治療原則
6.腎代替療法準備のタイミング
■3.RPGN〈松村実美子〉
1.RPGNの疾患概念,定義
2.診断および治療
3.各論
■4.酸・塩基異常〈藤島理恵,今井直彦〉
1.酸塩基の代謝と緩衝作用について
2.腎臓からの酸排泄の仕組みについて
3.血液ガスの読み方
4.酸塩基平衡異常の原因
5.尿細管性アシドーシスについて
■5.血清ナトリウム濃度の異常〈安田 隆〉
1.体液異常の捉え方
2.低ナトリウム血症に遭遇したら
3.低ナトリウム血症の原因
4.低ナトリウム血症の治療
■6.カリウム異常〈古瀬 智〉
1.カリウム濃度の異常
2.高カリウム血症
3.低カリウム血症
■7.急性糸球体腎炎〈淺沼克彦〉
1.急性糸球体腎炎の診断
2.急性糸球体腎炎の検査所見
3.鑑別すべき疾患
4.急性糸球体腎炎の治療
5.急性糸球体腎炎の予後
■8.慢性糸球体腎炎(IgA腎症を中心に)〈淺沼克彦〉
1.IgA腎症の診断
2.鑑別すべき疾患
3.IgA腎症の治療
■9.ネフローゼ症候群〈岡部匡裕,横尾 隆〉
1.疾患概念・定義
2.診断
3.合併症
4.治療
■10.尿細管間質性腎障害〈本間志功,高野秀樹〉
1.尿細管間質性腎障害の概念と特徴
2.臨床所見・検査所見のポイント
3.治療の基本
■11.コレステロール塞栓症,造影剤腎症〈長岡可楠子,鈴木 智〉
(1)コレステロール塞栓症
1.発症機序
2.症状
3.診断
4.鑑別
5.治療
(2)造影剤腎症
1.発生機序
2.予後
3.リスク
4.予防と治療
5.ガドリニウム造影
■12.カルシウム異常と腎障害〈和田健彦〉
1.高カルシウム血症
2.低カルシウム血症
■13.多発性囊胞腎〈小澤祐子,要 伸也〉
1.疫学,診断
2.治療
3.合併症
第4章 全身疾患に関連した腎臓病
■1.糖尿病性腎臓病
1-1.糖尿病内科医の立場から〈岩岡秀明〉
1.糖尿病性腎臓病
2.糖尿病性腎臓病の病期分類と治療指針
3.腎症以外の腎疾患を疑う場合
4.かかりつけ医から腎臓専門医・専門医療機関への紹介基準
1-2.腎臓内科医の立場から〈寺脇博之〉
1.糖尿病性腎症という言葉
2.糖尿病性腎症の臨床経過
3.糖尿病性腎症の診断
4.糖尿病性腎症の治療
■2.高血圧,高尿酸血症,腎硬化症
2-1.高血圧と腎硬化症〈豊城大悟,山崎 修,柴田 茂〉
1.特徴
2.診断
3.検査
4.治療
2-2.高尿酸血症と慢性腎臓病〈豊城大悟,山崎 修,柴田 茂〉
1.特徴
2.診断・検査
3.治療
■3.循環器疾患に合併した腎臓病(心腎連関を含む)
3-1.循環器医の立場から〈谷本周三〉
1.心腎症候群の分類と機序
2.腎保護を見据えた心不全の管理
3-2.腎臓内科医の立場から〈三瀬直文〉
■4.泌尿器科領域の腎疾患〈李 芳菁〉
1.腎腫瘍
2.上部尿路腫瘍(腎盂・尿管癌)
3.尿路結石症
4.腎後性腎不全
■5.膠原病腎
5-1.膠原病内科医の立場から〈四茂野恵奈,萩野 昇〉
A.膠原病の臓器障害の成り立ち
B.ループス腎炎
1.SLEの全身(腎外)症状
2.ループス腎炎
C.強皮症腎クリーゼ
1.全身性強皮症の腎外症状
2.強皮症腎クリーゼ
3.強皮症腎クリーゼの治療
4.生活指導
5-2.腎臓内科医の立場から〈軽部美穂〉
1.ループス腎炎
2.ANCA関連血管炎
■6.血液疾患に関連した腎疾患〈皆方大佑,神田善伸〉
1.多発性骨髄腫に関連した腎障害
2.多発性骨髄腫に関連した腎障害鑑別
3.腎障害主体の多発性骨髄腫に対する治療
4.ALアミロイドーシスに関連した腎障害
5.MGRS(monoclonal gammopathy of renal significance)
■7.呼吸器疾患に関連した腎疾患〈皿谷 健〉
1.呼吸器疾患に関連した腎疾患:肺腎症候群
■8.血栓性微小血管障害症〈山本 信,河原崎宏雄〉
1.病態と分類,診断のポイント
2.治療
■9.感染症領域に関連する腎臓病患者〈岩田健太郎〉
1.腎疾患の原因となる感染症
2.腎疾患のある患者の感染症診断
3.腎疾患のある患者の感染症治療戦略
4.HIV感染者と透析
5.CKDとワクチン
6.MRSA腎症は実在するか?
■10.妊婦にみられた腎臓病患者〈軽部美穂〉
1.妊娠が及ぼす影響
2.妊婦にみられる腎障害
第5章 腎臓内科医主体で行う事項
■1.腎生検と腎病理―腎生検の適応と腎病理の基礎―〈遠藤陽子〉
1.腎生検の適応
2.腎病理の基礎
■2.腎代替療法全般〈松尾七重〉
1.腹膜透析(PDファーストとインクリメンタルPD)
2.PD・HD併用療法
3.腎移植
■3.血液透析〈秋久太良,花房規男〉
1.血液透析の機序・モードについて
2.血液透析におけるバスキュラーアクセス
3.血液透析条件について
4.長期血液透析の合併症
第6章 腎臓病診療の将来に必要な視点
■1.統計〈飯田英和,栗田宜明〉
1.研究の型(デザイン)を理解する
2.効果の指標は何か? 効果の大きさはどれぐらいか?
3.観察研究はどれだけ信頼できるか?
■2.再生医学〈松本 啓,横尾 隆〉
1.他臓器では再生医療の臨床治験が進んでいる
2.iPS細胞と分化誘導について
3.多能性幹細胞を用いた腎臓再生
4.胎生臓器ニッチ法と異種の排除法
5.尿路排泄系の問題を解決する
6.異種移植の可能性
■3.在宅医療〈佐々木 淳〉
1.在宅医療とは
2.在宅医療における腎不全
3.腎不全患者に対する在宅医療(薬物療法)
4.腎不全患者に対する在宅医療(非薬物療法)
5.在宅医療と透析
■4.緩和ケア〈三浦剛史〉
1.緩和ケアとは
2.良性疾患と緩和ケア
3.腎臓病患者の症状緩和
4.意思決定・アドバンスケアプランニング
■5.災害医療〈伊東 稔〉
1.透析医療の特徴
2.災害対策の実際
3.腹膜透析の場合
■6.腎臓リハビリテーション〈若林秀隆〉
1.腎臓リハビリテーションとは
2.腎臓リハビリテーションガイドライン
3.有酸素運動
4.レジスタンストレーニング
5.運動の禁忌と中止基準
6.リハビリテーション栄養
7.低栄養の診断
■7.慢性疾患のみかた〈石橋由孝〉
1.腎疾患・腎不全医療―慢性疾患の医療
2.人文知・精神医学の視点の導入
3.個人の心の発達―心のステージと腎不全
4.個をみる腎不全医療―特に喪失と愛情の問題
索引