臨床医のための腎病理読解ロジック2【電子版】
- 出版社
- 中外医学社
- 電子版ISBN
- 電子版発売日
- 2021/03/17
- ページ数
- 256ページ
- 判型
- A5判
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥4,840 (本体¥4,400+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-498-22460-5
- 印刷版発行年月
- 2021/03
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概要
目次
■血管炎の分類
血管サイズと背景病態の双方向からの分類
■血管炎のメカニズム俯瞰
■ANCA関連血管炎の発症メカニズム
各ANCA関連血管炎におけるANCAの種類と陽性率
ANCAの種類による合併症の相違
各種血管炎の臨床像の違い
■血管炎の腎病理総論
血管炎を起こす腎臓内での血管分布
腎臓内での血管の三次元イメージ
腎病理標本での血管の見え方
■ANCA関連血管炎の腎病理
糸球体に起こる変化
ANCA血管炎のIF
ANCA関連血管炎のEM
各ANCA関連血管炎での組織学的特徴の違い
■ANCA関連血管炎の病理分類と予後
ANCA関連血管炎の臨床的・病理学的予後不良因子
ANCA関連血管炎のEUVAS分類
実際にEUVAS分類を使ってみよう
EUVAS分類の再現性と結果の解釈
尿細管・間質病変は見なくてもよい…?
MPOとPR3で腎病理所見や腎予後は異なるのか?
まとめ
CHAPTER 2 抗基底膜抗体腎炎
■基底膜の基本構造と標的抗原
抗基底膜抗体腎炎の発症メカニズム
■抗基底膜抗体腎炎の病理
光顕所見
蛍光抗体法(immuro-fluorescence : IF)所見
電顕所見
■抗基底膜抗体腎炎の予後不良因子
抗基底膜抗体とANCAの共陽性症例について
CHAPTER 3 IgA血管炎の腎病理
■IgA血管炎の臨床像
IgA血管炎の臨床プロファイル (小児 vs. 成人)
■IgA血管炎の腎病理
IgA血管炎とIgA腎症の病理像の違い
■IgA血管炎の腎病理所見
光顕所見
IF所見
電顕所見
■IgA血管炎の病理組織分類と腎予後
IgA血管炎の病理組織分類
成人IgA血管炎の病理組織評価と予後予測はどうするか?
その他の組織学的予後不良因子
CHAPTER 4 ループス腎炎の病理
■ループス腎炎の臨床背景
SLE診断における腎生検の役割
■ループス腎炎の病変形成のメカニズム
■ループス腎炎の病理所見
光顕所見
IF所見
電顕所見
腎病理組織分類
ISN/RPS分類の見かた
実際にISN/RPS分類を使ってみる
ISN/RPS分類 で予後の検討
CHAPTER 5 関節リウマチと腎病変
■関節リウマチ治療薬と腎病変のパラダイムシフト
RA治療薬の変遷
腎病理所見の変遷
■関節リウマチと腎病理
〔1〕発症例数が減った疾患
〔2〕発症頻度が変わらない疾患
〔3〕発症例数が増えてきた疾患
■RAに合併しうる腎障害の予後
RAとCKD
生物学的製剤の登場によってRA患者さんの腎予後は改善するのか?
CHAPTER 6 シェーグレン症候群の腎病理
■シェーグレン症候群の臨床像
■シェーグレン症候群の腎合併症
■シェーグレン症候群の腎病理
尿細管間質性腎炎
糸球体疾患
■シェーグレン症候群の腎予後
CHAPTER 7 強皮症の腎病理
■強皮症と腎合併症
自己抗体と臨床像
強皮症腎クリーゼ(Scleroderma Renal Crisis; SRC)の合併率
SRC発症のリスクファクター
■強皮症腎クリーゼの病理所見
SRCの発症メカニズム
高血圧性血管障害(narrowly defined SRC; nd-SRC)の病理像
強皮症関連血栓性微小血管症(SSc-TMA)の病理像
■強皮症腎クリーゼの予後
CHAPTER 8 リウマチ・膠原病治療における薬剤性腎障害の病理
■薬剤性腎障害のメカニズム
■薬剤性腎障害の病理
1.非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)
2.メトトレキサート
3.金製剤,ペニシラミン,ブシラミン
4.サラゾスルファピリジン
5.生物学的製剤
6.シクロスポリン・タクロリムス水和物
7.抗結核薬
コラム
1.標本の厚さ
2.プレパラートへの標本の乗せかた
3.形に残す大切さ
4.症例報告がその後の医師人生に多大な影響を与えた1例
あとがきにかえて
資料「虎の門病院腎センターで執筆された英語論文~リウマチ・膠原病編~」
索引