ここが知りたい 虚血性心疾患【電子版】
- 出版社
- 中外医学社
- 電子版ISBN
- 電子版発売日
- 2021/03/25
- ページ数
- 283ページ
- 判型
- A5判
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥5,940 (本体¥5,400+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-498-13666-3
- 印刷版発行年月
- 2021/03
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- 対応OS
-
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概要
目次
section1 序章─CV continuumのコンテクストから考える虚血性心疾患
1-1 CV continuumにおける虚血性心疾患の位置づけ
1-2 虚血性心疾患はpolyvascular diseaseの一亜形であり,かつ最も致死的な表現型である
ここが知りたい Polyvascular diseaseを意識するセンス
1-3 CV continuumの終着駅
1-4 Polyvascular diseaseの本質
風姿カテ伝 臨床では時にブラックスワンが発見される
section2 基本となる動脈硬化の成り立ちを知る
2-1 動脈硬化の成立要因
2-2 糖尿病からみた虚血性心疾患─インスリン抵抗性が動脈硬化を促進する
2-3 脂質異常症からみた虚血性心疾患
section3 心筋虚血の病態生理
3-1 心筋虚血の成り立ち
3-2 心筋虚血の病態生理
ここが知りたい 隠れたプラークをみるセンス
ここが知りたい 心筋虚血と心筋バイアビリティ,気絶心筋(stunning)と冬眠心筋(hibernation)
section4 虚血性心疾患の分類
4-1 心筋壊死の有無を基準にした場合
4-2 発症様式を基準にした場合
ここが知りたい 心筋梗塞の4th Universal Definitionについて
4-3 冠攣縮性狭心症(CSAまたはVSA)
section5 心筋虚血の診断と心筋バイアビリティ
5-1 心筋虚血の診断
ここが知りたい 虚血と心電図のロジック
ここが知りたい aVR誘導上昇の意味
風姿カテ伝 診断基準は変化する
風姿カテ伝 虚心坦懐に診る
section6 冠動脈の形態的画像診断
6-1 冠動脈CT検査
6-2 冠動脈造影(CAG)
ここが知りたい 冠動脈は栄養血管として捉える
6-3 血管内エコー(IVUS)
6-4 光干渉断層法(OCT)
6-5 血管内視鏡
6-6 近赤外線分光法(NIRS)
6-7 侵襲的冠血流予備能評価(FFR)
section7 虚血性心疾患に対する薬物治療
7-1 虚血性心疾患治療を俯瞰する
7-2 血行再建術時代における,虚血性心疾患の治療薬
ここが知りたい DAPTの継続期間は?
ここが知りたい 心房細動合併虚血性心疾患症例における抗血栓療法
ここが知りたい Fire and Forgetから再びthe lower,the betterへ
風姿カテ伝 NNT=50のコストパフォーマンス
ここが知りたい プラーク視点で考える,1次予防・2次予防のロジック LDL低下療法とbeyond LDLの意義を読み解くセンス
Part2 急性冠症候群の診断とカテーテル治療
section1 序章:急性冠症候群診療のコンテクスト
section2 急性冠症候群の急性期診断・総論
2-1 心不全/心原性ショックを呈さない急性冠症候群をみたとき
2-2 心不全を呈した急性冠症候群をみたとき
ここが知りたい 虚血リスクに応じたPCIタイミング
section3 急性冠症候群の急性期診断・各論
3-1 問診
ここが知りたい 胸痛以外の症状を呈するACS
ここが知りたい Ischemic preconditioningとは?
ここが知りたい 心筋梗塞においてprotectiveな因子(心筋保護的に働く因子)
3-2 身体所見
3-3 胸部X線検査
3-4 心電図検査
ここが知りたい Mirror image(reciprocal change)の見方
3-5 心エコー図検査
ここが知りたい LMT asynergyとは?
ここが知りたい ACSの機械的合併症とは?
風姿カテ伝 カテ室入室前に病態を予測しておく
3-6 血液検査(特に心筋バイオマーカーの測定)
ここが知りたい なぜonsetを知ることが大切なのか
3-7 症例演習 一筋縄ではいかない急性冠症候群
風姿カテ伝 例外に出会い,学ぶこと
section4 急性冠症候群の薬物治療とカテーテル治療総論
4-1 ACSの薬物療法
ここが知りたい ACE阻害薬とβ遮断薬の使い方.使い分けはあるのか?
4-2 ACSのカテーテル治療総論
ここが知りたい 新しい心筋細胞保護の概念:door to unloadの短縮
section5 急性冠症候群のPCI治療各論
5-1 基本システムと手技
5-2 病変が固いとき,どうする
5-3 急性冠症候群に伴う微小循環障害
5-4 PCI中およびCCU帰室後に起こりうる血行動態の悪化・破綻
ここが知りたい 再灌流傷害とは
5-5 機械的補助デバイス
5-6 高度狭窄を複数もつAMIのPCI(心不全/心原性ショックを呈していない場合)
5-7 中等度狭窄(すなわちAHA分類75%狭窄)の非梗塞責任血管をどう評価して,いつ治療するのか(心不全/心原性ショックを呈していない場合に)
5-8 心不全・心原性ショックを呈する急性冠症候群に対する
カテーテル治療
風姿カテ伝 「NSTE-ACSの方がSTEMIよりも予後が悪い」は本当か?
Part3 慢性虚血性心疾患の診断とカテーテル治療
section1 序章:慢性虚血性心疾患診療のコンテクスト
1-1 待機的PCIをめぐる状況─日本と米国で大きく異なっている
section2 慢性心筋虚血の症状による分類
2-1 慢性心筋虚血の症状
2-2 慢性心筋虚血の病態
section3 慢性虚血性心疾患の診断と検査
3-1 慢性虚血性心疾患の診断と検査総論
3-2 慢性虚血性心疾患診断のための検査各論
ここが知りたい PROSPECT studyの解釈
ここが知りたい 冠動脈CTは将来の心血管イベントを予測できるか
ここが知りたい 覚えておきたい,DEFER試験とFAME試験
section4 慢性虚血性心疾患の治療と総論
4-1 治療総論と薬物療法
section5 慢性虚血性心疾患のカテーテル治療
5-1 慢性虚血性心疾患に対するカテーテル治療総論
5-2 カテーテル治療手技各論
風姿カテ伝 自分がうまくなったのではない,血管が合わせてくれているのだ
風姿カテ伝 「開心術後は心タンポナーデにならない」というのは真実か?
ここが知りたい デブリスとは一体何なのか?
ここが知りたい デバイス通過時に発生する“作用・反作用の法則”
ここが知りたい “回転操作”によるカテーテルの挙動
ここが知りたい ステント留置のためのworking viewの選び方
ここが知りたい ワイヤーバイアス
ここが知りたい プラークの局在を同定する.DCAで狙う
風姿カテ伝 技術を習得する目的
5-3 Supported PCI
section6 虚血性心不全の病態とカテーテル治療
6-1 虚血性心筋症(ICM)とは
6-2 心筋バイアビリティの診断と血行再建の場面での考え方
ここが知りたい 血行再建術の視点からみた心筋虚血と心筋バイアビリティ,その用語の使い分け
6-3 虚血性心不全の治療
風姿カテ伝 医療におけるシンギュラリティ
索引