てんかん治療に携わるすべての人のための 抗てんかん薬の使い方【電子版】
- 出版社
- 診断と治療社
- 電子版ISBN
- 978-4-7878-8005-5
- 電子版発売日
- 2021/09/20
- ページ数
- 177ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥4,950 (本体¥4,500+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-7878-2483-7
- 印刷版発行年月
- 2021/05
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概要
目次
本書で参考にしたガイドライン
執筆者一覧
抗てんかん薬の略語(ABC順)
第1章 抗てんかん薬選択の基本
1 抗てんかん薬治療の原則
2 焦点てんかんと全般てんかんの薬剤選択
3 小児てんかん症候群の薬剤選択
4 妊娠可能年齢女性の薬剤選択
5 高齢者の薬剤選択
6 てんかん重積状態の薬剤選択
7 身体合併症例の薬剤選択
8 精神疾患のリスクをもつ例の薬剤選択
9 てんかん以外の疾患で抗てんかん薬を使うとき
10 抗てんかん薬の副作用
11 抗てんかん薬の相互作用
12 抗てんかん薬の血中濃度測定
13 けいれんを生じる薬物
第2章 クリニカルクエスチョン(CQ&A)
Q1 てんかん診療はガイドラインに従って行うべきか?
Q2 オフラベル(適応外処方)を行うときの注意点は?
Q3 初回発作でも治療を開始する場合は?
Q4 新規抗てんかん薬を優先して使用するか?
Q5 後発医薬品(ジェネリック)を優先して用いるか?
Q6 ジェネリック医薬品に変更して副作用が出たときの責任は?
Q7 添付文書に運転禁止の記載のある抗てんかん薬を使うときの注意点は?
Q8 抗てんかん作用に耐性は生じるか?
Q9 薬物治療を行わないてんかんはあるか?
Q10 治療を終える時期は?
Q11 てんかんに効く漢方薬はあるか?
Q12 抗てんかん薬が発作を増悪させることはあるか?
Q13 てんかんのある人に抗ヒスタミン薬を使うときの注意点は?
Q14 熱性けいれんの同じ発熱機会内の再発予防に解熱剤と抗てんかん薬のどちらを使用する?
Q15 熱性けいれん既往児の再発予防に解熱剤と抗てんかん薬のどちらを使用する?
Q16 軽症胃腸炎に伴うけいれんに使用する治療薬は?
Q17 抗てんかん薬に影響を与える食材はある?
Q18 抗てんかん薬は食後に服用すべきか?
Q19 薬を飲み忘れ(飲みすぎ)たときの対処法は?
Q20 服薬後に嘔吐してしまったときの対処法は?
Q21 睡眠関連てんかんは薬を就寝前に服用する?
Q22 抗てんかん薬を減量するときの注意点は?
Q23 多剤併用の薬剤を整理する手順は?
Q24 難治てんかんの治療のゴールは?
Q25 抗てんかん薬を増量するときの注意点は?
Q26 坐薬を使うときの注意点は?
Q27 錠剤やカプセルが飲めないときは?
Q28 投与日数制限のある抗てんかん薬は?
Q29 急性身体疾患に罹患したときの服薬法は?
Q30 脳波検査の睡眠賦活に用いる薬剤は?
第3章 抗てんかん薬 各論
1 焦点てんかんに用いる薬剤
1 フェニトイン(PHT)
2 カルバマゼピン(CBZ)
3 ガバペンチン(GBP)
4 ラコサミド(LCM)
2 焦点てんかんおよび全般てんかんに用いる薬剤
1 フェノバルビタール(PB)プリミドン(PRM)
2 バルプロ酸(VPA)
3 ベンゾジアゼピン系抗てんかん薬 クロナゼパム(CZP)クロバザム(CLB)ニトラゼパム(NZP)
4 ゾニサミド(ZNS)
5 トピラマート(TPM)
6 ラモトリギン(LTG)
7 レベチラセタム(LEV)
8 ペランパネル(PER)
3 小児てんかん症候群に用いる薬剤
1 エトスクシミド(ESM)
2 臭化カリウム(KBr)
3 脱炭酸酵素阻害薬 スルチアム(STM)アセタゾラミド(AZM)
4 希少疾病用医薬品 スチリペントール(STP)エベロリムス(EVL)ルフィナミド(RFN)ビガバトリン(VGB)
5 口腔内投与される薬剤ミダゾラム口腔用液(MDL)
4 静脈内投与される薬剤
1 ベンゾジアゼピン系抗てんかん薬 ジアゼパム注射液(DZP)ロラゼパム注射液(LZP) ミダゾラム0.1%注射液(MDL)
2 ホスフェニトインナトリウム注射液(fos PHT)フェニトインナトリウム注射液(PHT-Na)
3 フェノバルビタールナトリウム注射液(PB-Na)フェノバルビタール注射液(PB)
4 レベチラセタム注射液(LEV)
5 ラコサミド注射液(LCM)
6 てんかん重積に用いる全身麻酔薬 注射用チオペンタールナトリウム 注射用チアミラールナトリウム プロポフォール注射剤
5 坐薬として使用される抗てんかん薬
1 抱水クロラール坐剤(ChH)
2 フェノバルビタールナトリウム坐剤(PB-Na)
3 ジアゼパム坐剤(DZP)
コラム
1 てんかん発作の国際分類
2 てんかんの国際分類
3 理想的な抗てんかん薬とは?
4 難病および小児慢性特定疾病への医療費助成制度
5 ケトン食療法が奏効するてんかん
6 ベンゾジアゼピンによるてんかん治療のはじまり
7 イエローレターとブルーレター
8 医薬品副作用被害救済措置が適用されない場合
9 医師は医薬品添付文書を参照して情報を収集しなければならない
10 添付文書の記載要領の変更
11 熱性けいれんはてんかんに移行する?
12 銀杏とけいれん
13 後発医薬品(ジェネリック)とは?
14 医師と患者・家族で抗てんかん薬への期待が異なる
15 オーファンドラッグとは?
16 医薬品リスク管理計画と新薬市販後調査
17 薬の命名と取り違え処方
18 公知申請とは?
19 バルプロ酸(VPA)曝露児のリスク研究
20 ベンゾジアゼピン系薬剤の多剤併用・長期投与の制限
21 ベンゾジアゼピンの発見は偶然の産物(セレンディピティ)
22 薬価の決まり方
23 オーソライズド・ジェネリック(AG)とは?
24 薬機法改正について
25 てんかんの通院公費負担制度
26 日本の抗てんかん薬発売のタイムラグ
巻末付録
1 日本で使用できる抗てんかん薬(発売順)
2 経口抗てんかん薬の適応,用量,用法
3 非経口抗てんかん薬の適応,用量,用法
4 抗てんかん薬の作用機序
5 経口抗てんかん薬の代謝経路,酵素誘導・阻害,腎/肝障害例の用量調整
6 抗てんかん薬の薬物動態
7 抗てんかん薬の血中濃度モニタリング
8 抗てんかん薬の妊婦,産婦,授乳婦への投与
索 引