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≪15レクチャーシリーズ 理学療法テキスト≫

運動器障害理学療法学Ⅱ 第2版【電子版】

石川 朗 (総編集)

神戸大学

出版社
中山書店
電子版ISBN
 
電子版発売日
2021/12/13
ページ数
192ページ
 判型
A4
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥2,860 (本体¥2,600+税10%)

印刷版ISBN
978-4-521-74495-7
印刷版発行年月
2021/08
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概要

理学療法士をめざす学生に向けた運動器障害理学療法学のテキスト(2分冊).
2冊目の本書は,頸・腰部,肩関節,膝関節,足関節について解説.
それぞれの外傷・障害は,最初の講義で整形外科的な解説を行い,次の講義でその疾患・障害に対応する理学療法を学習する.
具体的なポイントや注意点などを豊富に盛り込んだ初学者に最適な教科書.
第2版では最新の診療基準に対応,フルカラーとなった写真・図表がより見やすく,充実.

目次

LECTURE 16 頸部疾患(1)総論 (三木屋良輔)
 1.頸部の構造
   1)頸椎・脊髄神経
   2)椎間板
   3)筋肉
   4)靱帯
 2.頸部の運動機構
   椎間関節と運動方向
 3.代表的な頸部疾患
   1)頸部疾患の病態各論
   2)症状
   3)診断
   4)治療
 4.その他の頸部疾患(後縦靱帯骨化症)
   1)病態
   2)症状
   3)診断
   4)治療
 5.頸部疾患における理学療法
  Step up 頸椎症性脊髄症,脊柱靱帯骨化症の診療ガイドライン
   1)頸椎症性脊髄症の診療ガイドライン
   2)脊椎靱帯骨化症の診療ガイドライン

LECTURE 17 頸部疾患(2)実習:評価と治療 (三木屋良輔)
 1.頸部疾患における理学療法評価
   1)問診,視診,触診
   2)検査法
 2.頸部疾患における理学療法(保存療法)
   1)症状の緩和
   2)頸部疾患における主な関節の治療
   3)頸部疾患における筋力増強トレーニング
   4)家庭での運動プログラム─ ADL トレーニング
 Step up 診療ガイドラインによる理学療法

LECTURE 18 腰部疾患(1)総論 (河村廣幸)
 1.腰部の構造
   1)腰椎
   2)椎間板
   3)骨盤帯
   4)筋肉
   5)靱帯
   6)神経
 2.腰部の運動機構
   1)椎間関節と運動方向
   2)腰部の筋肉と運動
   3)姿勢と椎間板内圧
   4)腰椎前彎と骨盤傾斜
 3.代表的な腰部疾患
   1)腰椎椎間板ヘルニア
   2)腰部脊柱管狭窄症
   3)腰椎分離症,腰椎すべり症
   4)椎間関節症
   5)いわゆる腰痛症
   6)変形性脊椎症
   7)腰椎捻挫
 Step up
  1.腰椎椎間板ヘルニアの分類と症状
  2.間欠跛行
   1)神経性間欠跛行
   2)血管性間欠跛行

LECTURE 19 腰部疾患(2)実習:評価と治療 (河村廣幸)
 1.検査測定の実際
   1)入退室時の観察
   2)問診
   3)視診
   4)触診
   5)疼痛
   6)関節可動域検査(可動性)
   7)徒手筋力検査
   8)神経学的検査
   9)ADL検査
   10)その他
 2.理学療法の実際
   1)筋力増強トレーニング
   2)関節可動域運動,ストレッチング
   3)姿勢矯正運動
   4)マニピュレーション
   5)腰痛体操
   6)ADLトレーニング
   7)安静臥床
   8)物理療法
   9)装具療法
 Step up 心因性の検査
   1)バーンズ(Burns)テスト
   2)フリップ(Flip)テスト
   3)フーバー(Hoover)テスト

LECTURE 20 脊椎手術(1)総論 (河村廣幸)
 1.脊椎の手術と理学療法
 2.手術を理解するための基礎知識
   1)脊髄疾患の局所診断
   2)脊椎の基本的手術手技
 3.合併症,手術効果,遺残する症状
   1)合併症
   2)手術効果,遺残する症状
  4.理学療法の考え方
 Step up
  1. 脊椎の手術を理解するためのポイント
   1)脊椎前方進入
   2)脊椎後方進入
   3)脊椎固定術
  2.日本整形外科学会頸部脊髄症評価質問票(JOA CervicalMyelopathy Evaluation Questionnaire:JOACMEQ)

LECTURE 21 脊椎手術(2)実習:術後の評価と治療 (三木屋良輔)
 1.脊椎手術後における理学療法評価
   1)脊椎術後理学療法評価の概要
   2)頸椎術後における問診,視診,触診
   3)腰椎術後における問診
 2.術後理学療法プログラム
   1)頸椎術後理学療法プログラム
   2)腰椎術後理学療法プログラム
 Step up 応用動作トレーニング
   1)床からの立ち上がり
   2)装具除去後の頸部自己筋力増強トレーニング

LECTURE 22 肩関節周囲炎(1)総論 (田中暢一)
 1.肩関節周囲炎
   1)概説
   2)頻度
   3)病態
   4)予後
 2.その他の類縁疾患
   1)腱板断裂
   2)上腕二頭筋長頭腱炎
   3)石灰沈着性腱板炎
 3.肩関節周囲炎などに対する整形外科的治療
   薬物療法
 4.肩関節周囲炎などに対する評価
 5.肩関節周囲炎などに対する理学療法
   1)物理療法
   2)運動療法
 Step up
  1.肩峰下滑動機構
   1)大結節の通路(path)
   2)大結節の位置関係(glide)
  2.肩甲上腕関節の動的安定化
   1)関節包
  3.肩甲上腕リズム
   1)肩甲上腕リズムの評価

LECTURE 23 肩関節周囲炎(2)実習:評価と治療 (田中暢一)
 1.肩関節周囲炎に対する評価
   1)疼痛評価
   2)関節可動域検査
   3)筋力検査
   4)動作分析の評価
 2.肩関節周囲炎に対する理学療法
   1)物理療法
   2)病期別理学療法
 Step up
  1.肩関節周囲炎における関節可動域制限の因子と特徴
   1)炎症性・疼痛逃避(急性期)
   2)組織の柔軟性低下(亜急性期,慢性期)
   3)関節内異物・損傷部(繊毛・侵食部)刺激
   4)筋性
  2.肩関節周囲炎に対する関節可動域運動
   1)急性期:肩甲胸郭関節のトレーニング
   2)亜急性期:四つ這い位での挙上運動
   3)慢性期:筋のストレッチ

LECTURE 24 肩の外傷(1)総論 (田中暢一)
 1.腱板断裂
   1)病因・病態
   2)分類
   3)診断
   4)治療方針
   5)治療
   6)予後
 2.外傷性肩関節脱臼
   1)病因・病態
   2)分類
   3)診断
   4)治療方針
   5)治療
   6)合併症
 3.関節唇損傷
   1)病因・病態
   2)分類と発生頻度
   3)治療
 4.そのほかの外傷による肩関節疾患
   1)肩鎖関節損傷
   2)胸鎖関節損傷
   3)鎖骨骨折
   4)肩甲骨骨折
 5.鏡視下手術
 Step up 腱板断裂に対する観血的治療と術後理学療法
   1)観血的治療
   2)術前理学療法
   3)術後理学療法

LECTURE 25 肩の外傷(2)実習:評価と治療 (田中暢一)
 1.外傷による肩関節障害に対する評価
   1)問診
   2)視診
   3)触診
   4)疼痛評価
   5)関節可動域検査
   6)筋力の評価
   7)整形外科的徒手検査法
 2.外傷による肩関節障害に対する理学療法
   1)関節可動域運動
   2)Cuff-Y エクササイズ(カフトレーニング;腱板機能トレーニング)
 3.肩の装具
   1)肩外転装具
   2)鎖骨バンド
   3)その他の装具
 Step up
  1.肩甲胸郭関節に対する機能トレーニング
   1)肩甲胸郭関節の役割
   2)肩甲胸郭関節の動き
   3)肩甲胸郭関節の評価
   4)トレーニングの目的
   5)トレーニングの内容
  2.肩関節疾患治療成績判定基準

LECTURE 26 膝靱帯損傷と半月板損傷(1)総論 (都留貴志)
 1.膝関節の機能解剖
   1)関節
   2)靱帯
   3)半月板
 2.前十字靱帯損傷
   1)発生機序
   2)機能解剖と病態
   3)治療
 3.後十字靱帯損傷
   1)発生機序
   2)機能解剖と病態
   3)治療法
 4.内側側副靱帯損傷
   1)発生機序
   2)機能解剖と病態
   3)治療法
 5.半月板損傷
   1)発生機序
   2)機能解剖と病態
   3)治療法
 Step up 前十字靱帯損傷診療のガイドライン
   1)疫学
   2)受傷メカニズム
   3)自然経過
   4)ACL再建術とその成績
   5)ACL再建術後のスポーツ復帰

LECTURE 27 膝靱帯損傷と半月板損傷(2)実習:評価 (都留貴志)
 1.膝関節損傷における評価の意義・目的
 2.検査・測定の実際
   1)問診(病歴聴取)
   2)視診
   3)触診
   4)関節可動域検査
   5)筋力検査
   6)特殊テスト
   7)アライメントの評価
   8)動作の評価
   9)その他の評価
 Step up
  1.前十字靱帯損傷の理学療法スキーマ
  2.後十字靱帯損傷の理学療法スキーマ
  3.半月板損傷の理学療法スキーマ

LECTURE 28 膝靱帯損傷と半月板損傷(3)実習:治療 (都留貴志)
 1.膝関節損傷における適切な治療選択
 2.前十字靱帯損傷における再建術後の理学療法の実際
   1)物理療法
   2)関節可動域運動
   3)筋力増強トレーニング
   4)固有受容感覚トレーニング
   5)患部外トレーニング
   6)装具・テーピング
 3.後十字靱帯損傷における理学療法の実際
   1)物理療法
   2)関節可動域運動
   3)筋力増強トレーニング
   4)固有受容感覚トレーニング
   5)患部外トレーニング
   6)装具・テーピング
 4.内側側副靱帯損傷における理学療法の実際
   1)物理療法
   2)関節可動域運動
   3)筋力増強トレーニング
   4)固有受容感覚トレーニング
   5)患部外トレーニング
   6)装具・テーピング
 5.半月板損傷における理学療法の実際
   1)物理療法
   2)関節可動域運動
   3)筋力増強トレーニング
   4)固有受容感覚トレーニング
   5)患部外トレーニング
   6)テーピング
 Step up
  1.スポーツトレーニングの時期
  2.スポーツトレーニングの実際
   1)ランニング
   2)knee bent walk
   3)ツイスティング
   4)クロスオーバーステップ
   5)跳躍運動

LECTURE 29 足関節捻挫,アキレス腱損傷,ハムストリングの肉離れ(1)総論 (前田 薫)
 1.足関節および距骨下関節の靱帯損傷
   1)足関節部の靱帯
   2)足関節部における靱帯損傷の発生機序
   3)足関節外側靱帯損傷に伴う症状
   4)足関節外側靱帯損傷のグレード
   5)足関節外側靱帯損傷の治療と予後
 2.アキレス腱損傷
   1)アキレス腱損傷の疫学と病因・病態
   2)アキレス腱損傷の治療
 3.ハムストリングの肉離れ
   1)病態
   2)ハムストリングの肉離れの治療
   3)ハムストリングの肉離れの再発予防
 Step up
  1.足関節の機能に靱帯損傷が及ぼす影響
  2.足部のアライメント異常が身体上部に及ぼす影響

LECTURE 30 足関節捻挫,アキレス腱損傷,ハムストリングの肉離れ(2)実習:評価と治療 (前田 薫)
 1.足関節の靱帯損傷-足関節捻挫
   1)理学療法評価
   2)治療
 2.アキレス腱損傷
   1)理学療法評価
   2)治療
 3.ハムストリングの肉離れ
   1)評価
   2)治療
 Step up
  1.ウィンドラス(windlass)現象法
  2.足関節捻挫の予防を目的とするバランス練習の有効性

TEST 試験 (河村廣幸)

索引