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これから始めるIVR【電子版】

山上 卓士 (編集)

出版社
メジカルビュー社
電子版ISBN
 
電子版発売日
2022/04/04
ページ数
312ページ
 判型
A4
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥9,020 (本体¥8,200+税10%)

特記事項
このコンテンツには動画が収録されています。
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印刷版ISBN
978-4-7583-2111-2
印刷版発行年月
2022/03
ご利用方法
ダウンロード型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
3
対応OS
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
※コンテンツの使用にあたり、専用ビューアisho.jpが必要
※Androidは、Android2世代前の端末のうち、国内キャリア経由で販売されている端末(Xperia、GALAXY、AQUOS、ARROWS、Nexusなど)にて動作確認しています
必要メモリ容量
96 MB以上
ご利用方法
アクセス型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
1
※インターネット経由でのWEBブラウザによるアクセス参照
※導入・利用方法の詳細はこちら

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概要

どんな些細なことでも“わからない”をそのままにしない,徹底的に初学者に寄り添ったIVRの入門書。
各項目の冒頭は「まずはここから」で簡単にまとめられ,実際に初学者からよく訊かれる点をQ&A形式で解説。用語解説と重要点がわかる「Hot Point」で随時疑問を解決しながら読み進められる構成になっている。やや発展的な内容は別途コラムにまとめられており,読者が難しいと感じれば飛ばしても読み進めることができる。一部の手技は動画でも視聴可能。

目次

Ⅰ 総論:IVRの「超」基礎知識
 IVRってなに?  [山上卓士]
  IVR誕生,そして
  IVRの飛躍と派生
  血管系と非血管系
 IVRを始める前になにを準備すればいいの?  [帖佐啓吾 ほか]
  IVRの準備
  血管系IVRの準備
  非血管系IVRの準備
  IVRで用いられる局所麻酔,鎮痛,鎮静法
  患者背景および血液データ,ヨード造影剤アレルギー歴, 内服薬の把握
 動脈にはどうやってアプローチするの?  [鈴木耕次郎]
  大腿動脈穿刺の手順
  血管造影におけるガイドワイヤー,カテーテルを進める際の 安全な操作のための注意点
  圧迫止血
  動脈アプローチの主な合併症とその対処法
 静脈にはどうやってアプローチするの?  [南口博紀]
  適応の確認とリスク評価
  インフォームド・コンセント(IC)
  超音波プレスキャンと体位
  実施計画確認
  局所麻酔
  穿刺
  ガイドワイヤー挿入
  穿刺部位ごとの特徴と注意点
  シース挿入や抜去
 IVRに必要な血管解剖ってどれを覚えれば いいの? 腹部編  [丸野美由希]
  腹部大動脈とその分枝
  肝細胞癌に対する動注塞栓療法に必要な血管解剖
  消化管出血に対するIVRに必要な血管解剖
  膵領域のIVRに必要な血管解剖
  骨盤骨折に対するIVRに必要な血管解剖
  その他の大動脈分枝
  門脈系の側副路−BRTOの際に必要な血管解剖−
 IVRに必要な血管解剖ってどれを覚えれば いいの? CV編  [菅原俊祐]
  正常解剖
  上大静脈の破格
  その他の上大静脈の破格
  下大静脈の破格
  上肢静脈の破格
 IVRでの放射線被ばくと放射線防護って どういうこと?  [赤羽正章]
  手技前の準備
  手技の計画
  手技中
  手技後

Ⅱ 総論:カテーテル,シース,ガイドワイヤー
 (親)カテーテル,シース,ガイドワイヤーについて 知っておこう  [香田 渉]
  カテーテルの構造と種類
  カテーテルの操作方法
  シース
  ガイドワイヤー
 マイクロカテーテル,マイクロガイドワイヤー について知っておこう  [宮山士朗]
  マイクロカテーテル
  マイクロガイドワイヤー
  マイクロカテーテル,マイクロガイドワイヤーの先端形状 付け
  マイクロカテーテル,マイクロガイドワイヤーの操作方法
 特殊なシース,カテーテルについても知っておこう  [岡田宗正]
  特殊なシース
  特殊なカテーテル

Ⅲ 総論:塞栓物質
 さまざまな塞栓物質について知っておこう   [佐口 徹 ほか]
  粒状塞栓物質
  球状塞栓物質
  液状塞栓物質・硬化剤
  金属コイル
  血管塞栓用プラグ
  主要な疾患,病態,状況に応じた塞栓物質の使い分け
 コイルについて知っておこう  [小金丸雅道]
  コイルの種類
  一次コイル径(プライマリー径)について
  二次コイル径とコイル長,形状について
  コイルの形態的種類
  コイルサイズの選択方法
  コイルのアンラベル
 粒状・球状塞栓物質について知っておこう   [山本聖人 ほか]
  IVRの準備
  ゼラチンスポンジ(GS)
  球状塞栓物質(マイクロスフィア:ビーズ)
 液体塞栓物質・硬化剤について知っておこう  [山本 晃 ほか]
  液体塞栓物質の種類
  n-butyl-2-cyanoacrylate (NBCA)
  エタノール
  Ethanolamine oleate (EO)
  ポリドカノール

Ⅳ 総論:血管形成術に必要なデバイス
 血管形成術,ステントグラフト内挿術に必要な デバイスを覚えよう  [田中良一]
 【血管形成術】
  血管形成術に使用されるデバイス
  基本構成デバイスの詳細
 【ステントグラフト内挿術】
  ステントグラフト内挿術に使用されるデバイス

Ⅴ 総論:非血管系IVRに必要なデバイス
 生検に必要なデバイスを覚えよう   [吉松梨香 ほか]
  生検針の種類
  生検針の選び方
  補助デバイス
  経皮的針生検における画像モダリティ
 経皮的膿瘍ドレナージに必要なデバイスを覚えよう   [松本知博 ほか]
  IVRの準備
  適応
  ガイドとするモダリティ
  穿刺手技:Seldinger法とトロッカー法
  ドレナージカテーテル
  経皮的膿瘍ドレナージの前処理で用いられることの多い 薬剤
  経皮的膿瘍ドレナージの前処理で用いられるデバイス
  臨床的成功率
  有害事象
  カテーテル管理
 癌に対するアブレーション治療に必要な デバイスを覚えよう  [冨田晃司 ほか]
  PEIT
  RFA,MWA
  凍結療法

Ⅵ 各論:手技別IVR「超」基本テクニック
 動脈塞栓術 肝動脈化学塞栓療法(肝細胞癌)  [田中利洋]
  適応
  実際の治療の流れ
  cTACEとDEB-TACEの機序の違い
  実臨床におけるDEB-TACEとcTACEの使い分け
  TACEを行ううえでの注意点
  治療成績
  合併症
 動脈塞栓術 内臓動脈瘤  [下平政史]
  成因と適応
  実際の治療の流れ
  IVRを行ううえでの注意点
 動脈塞栓術 消化管出血  [我那覇文清]
  上部消化管出血
  下部消化管出血
 動脈塞栓術 外傷性・医原性出血   [山口雅人 ほか]
  適応
  塞栓物質および塞栓の方法
  IVR手技の流れ
  ステントグラフトを用いた止血術
  デバイスの選択と治療の流れ
  合併症
 動脈塞栓術 産科出血に対するIVR  [ウッドハムス玲子]
  適応と導入のタイミング
  実際の手技の流れ
  IVRを行ううえでの注意点
  治療成績
  合併症
 その他のIVR CV・CVポート作成(PICCを含む)  [菅原俊祐]
  適応
  標的血管の選択と画像評価
  術前準備(デバイス)
  手技の実際
  合併症
 その他のIVR 静脈サンプリング(副腎腫瘍など)  [小黒草太 ほか]
  適応
  実際のAVSの流れ
 その他のIVR ステントグラフト内挿術  [東浦 渉 ほか]
  適応
  実際の治療の流れ
  治療成績
  合併症
 その他のIVR 下肢動脈の血管形成術  [中井資貴 ほか]
  経皮的血管形成術とは?
  実際の治療の流れ
  デバイスの選び方,手技の基本
 その他のIVR バルーン閉塞性逆行性静脈瘤塞栓術(BRTO)  [小林 薫]
  適応
  一般的な治療戦略とさまざまなデバイス
  手技を成功させるためのポイント
  BRTOを行ううえでの注意点
  合併症
  治療成績
 その他のIVR CTガイド下肺生検  [佐藤洋造 ほか]
  適応
  実際の手技の流れ
  IVRを行ううえでの注意点
  診断成績
  合併症
 その他のIVR 膿瘍ドレナージ  [阿保大介]
  適応
  実際の治療の流れ
  IVRを行ううえでの注意点
  合併症
 その他のIVR 肝癌に対するPEIT,RFA治療  [山中隆嗣]
  適応
  実際の治療の流れ
  治療効果判定
  IVRを行ううえでの注意点
  治療成績
  合併症
 その他のIVR 腎癌に対するCTガイド下凍結療法  [三浦寛司]
  適応
  実際の治療の流れ
  IVRを行ううえでの注意点
  治療成績
  合併症