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≪眼科診療エクレール4巻≫

最新 弱視・斜視診療エキスパートガイド【電子版】

解剖生理・検査法から手術治療まで

佐藤 美保 (編集)

浜松医科大学病院教授

出版社
中山書店
電子版ISBN
 
電子版発売日
2024/07/29
ページ数
392ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥16,500 (本体¥15,000+税10%)

印刷版ISBN
978-4-521-75054-5
印刷版発行年月
2024/05
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概要

弱視と斜視を専門とし,最前線で活躍する医師と視能訓練士の協力のもとに完成した決定版!
弱視と斜視の診療に共通に必要な解剖生理と小児の検査にはじまり,弱視診療に必要な検査と弱視治療,斜視診療に必要な検査と斜視の非観血的・観血的治療を詳しく解説.
スマホなどデジタルデバイスの過剰使用による後天性内斜視,非観血的斜視治療としてのボツリヌス毒素治療,斜視の新しい疾患概念である「sagging eye syndrome(SES)」も盛り込まれている.

目次

Chapter 1 弱視と斜視診療に必要な解剖・生理
 1.1 視覚の発達 (塚本晶子)
 1.2 屈折と調節の発達 (塚本晶子)
 1.3 外眼筋の解剖と運動生理 (筒井紗季)
 1.4 両眼視の発達と基本的な法則 (宇田川さち子,杉山能子)
 1.5 眼球運動の神経支配 (植木智志)
Chapter 2 弱視と斜視診療に必要な小児の検査
 2.1 小児の視力検査 (秋山 澄)
 2.2 小児の屈折検査 (関 瑛子)
 2.3 小児の眼科一般検査 (畦間(岡本)美里)
Chapter 3 弱視診療に必要な検査
 3.1 弱視の定義と頻度 (森 隆史)
 3.2 弱視のスクリーニング (林 思音)
  TOPICS 保護者の弱視理解を深めるために
 3.3 弱視の原因となる器質疾患 神部友香)
  ADVICE 上眼瞼テープ開瞼補助
 3.4 弱視と間違われやすい疾患と鑑別 神部友香)
 3.5 弱視の症状 米田 剛)
 3.6 知的障害児,神経発達症(発達障害)児の検査 (富田 香)
  COLUMN 知的障害児や神経発達症児での近見視力検査の必要性
Chapter 4 弱視治療
 4.1 弱視治療の目的と目標 (四宮加容,森下恵美子)
  COLUMN 弱視治療の経過例
 4.2 屈折矯正 (三原美晴)
  ADVICE 乳幼児における白内障術後のコンタクトレンズ(CL)
  ADVICE 対象者には小児弱視等治療用眼鏡の説明をしよう
 4.3 遮閉法 (荒木俊介,三木淳司)
 4.4 ペナリゼーション法 (荒木俊介,三木淳司)
Chapter 5 斜視診療に必要な検査
 5.1 眼位検査 (瀬戸寛子)
 5.2 眼球運動検査 (田川 楓,久保真衣)
 5.3 斜視の記録法 (新井慎司)
 5.4 調節力と調節性輻湊対調節比(AC/A 比)の測定 (新井慎司)
 5.5 両眼視機能検査 (岡 真由美)
 5.6 プリズム順応検査 (西川典子)
 5.7 複視の検査 (広田雅和)
 5.8 斜視診断に必要な全身検査 (宮田 学)
 5.9 斜視診断に必要な画像検査 (濵﨑一郎,柴田貴世)
  TOPICS sagging eye syndrome(SES)の画像診断の実際と応用
Chapter 6 斜視治療(1)非観血的治療
 6.1 屈折矯正とプリズム (津久井真紀子)
  COLUMN 組み込みプリズムと膜プリズム―実際のお値段は?
 6.2 複視の治療 (稲垣理佐子)
 6.3 ボツリヌス(毒素)治療 (望月嘉人)
Chapter 7 斜視治療(2)観血的治療
 7.1 斜視手術の適応 (後藤美和子)
 7.2 斜視手術に必要な器具 (杉元美月)
 7.3 斜視手術の基本手技 (大野明子)
 7.4 直筋の手術 (吉田清香)
  TOPICS plication 法と前転術の比較
  ADVICE 前後転の定量
  ADVICE 上・下直筋の手術の注意点
 7.5 下斜筋の手術 (古森美和)
 7.6 上斜筋の手術 (矢ヶ﨑悌司)
 7.7 内斜視の手術 (鈴木由美)
  COLUMN bimedial en-bloc recession
 7.8 外斜視の手術 (森田由香)
  ADVICE 年齢別による外斜視手術の考え方
 7.9 A 型,V 型斜視 (宇井牧子)
  COLUMN 水平直筋のトリック手術(上下方向移動術)
 7.10 交代性上斜位 (横山吉美)
 7.11 上下斜視 (横山吉美)
 7.12 回旋斜視 (太根ゆさ)
 7.13 眼筋麻痺 (尾内宏美,後関利明)
 7.14 近視性共同性内斜視 鎌田さや花,稗田 牧)
 7.15 強度近視性内斜視 (山口 真)
  TOPICS sagging eye syndrome(SES)と眼窩窮屈症候群
 7.16 sagging eye syndrome(SES) (國見敬子,後関利明)
  COLUMN 後天内斜視―解剖学的異常と機能的異常
 7.17 甲状腺眼症による斜視 (神前あい)
 7.18 眼窩骨折と斜視 (西村香澄)
 7.19 網膜剥離術後斜視 (清水瑞己)
 7.20 緑内障手術後斜視 (飯森宏仁)
 7.21 斜視術後続発斜視 (鈴木寛子)
 7.22 感覚性斜視(廃用性斜視) (太根ゆさ)
 7.23 faden operation(ファーデン法) (吉田正樹,上岡康雄)
 7.24 調節糸法 (長谷部 聡)
 7.25 斜視手術の周術期管理 (根岸貴志)
 7.26 斜視手術の合併症と対策 (根岸貴志)
 7.27 斜視手術術前・術後の視能矯正 (若山曉美)
索引