高齢者の慢性疾患における緩和ケア【電子版】
- 出版社
- へるす出版
- 電子版ISBN
- 電子版発売日
- 2024/09/09
- ページ数
- 156ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥3,520 (本体¥3,200+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-86719-097-5
- 印刷版発行年月
- 2024/09
- ご利用方法
- ダウンロード型配信サービス(買切型)
- 同時使用端末数
- 3
- 対応OS
-
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
※コンテンツの使用にあたり、専用ビューアisho.jpが必要
※Androidは、Android2世代前の端末のうち、国内キャリア経由で販売されている端末(Xperia、GALAXY、AQUOS、ARROWS、Nexusなど)にて動作確認しています - 必要メモリ容量
- 12 MB以上
- ご利用方法
- アクセス型配信サービス(買切型)
- 同時使用端末数
- 1
※インターネット経由でのWEBブラウザによるアクセス参照
※導入・利用方法の詳細はこちら
この商品を買った人は、こんな商品も買っています。
概要
慢性疾患における緩和ケアの目的は、苦痛から解放されて、QOLとwell-beingの向上を目指すことです。本書は、緩和ケアを臨床倫理的視点から読み解くための総論と、さまざまな疾患における事例から緩和ケアを考える各論から構成されています。患者本人の尊厳に配慮するとはどういうことなのか、人生の最期の時期を満たされた思いで過ごすことの意義を学びましょう!
目次
1「臨床倫理」をキーワードに緩和ケアを考える
2患者の権利からみた臨床倫理ー非がん患者の緩和ケアを受ける権利
3緩和ケアで考慮するべき高齢者の特性
4基本的な緩和ケア的アプローチGeneralist Palliative Careの重要性
5緩和ケアにおける基本的な倫理的枠組み
6患者の意向の尊重と家族等の役割
7意思決定支援の法的側面ーガイドラインの比較を踏まえて
8対人コンフリクト(interpersonal conflict)の解決
9本人支援と家族支援ー看護師の視点からみた「家族ケア」
10緩和ケアにおける医療者支援
<各論>
1 在宅における摂食・嚥下障害と緩和ケア
家族の代理判断により人工的水分栄養補給を中止した事例
2 認知症と緩和ケア
がん治療中に認知機能障害が併発した際の療養先の選定をめぐる検討
3 脳血管疾患と緩和ケア
重度障害をきたし死亡直前までリハビリテーションを行った超高齢脳梗塞のケース
4 循環器疾患と緩和ケア
慢性心不全患者の心不全医療ケアチームによる基本的緩和ケア
5 慢性呼吸器疾患と緩和ケア
呼吸困難を「トータルディス二ア」としてとらえる全人的アプローチ
6 腎・透析疾患と緩和ケア
在宅医療との連携による「維持透析見合わせ」の意思決定支援
7 排尿支援と緩和ケア
排泄機能不全における排尿支援と緩和ケア
8 神経難病と緩和ケア
気管切開、人工呼吸器装着、胃ろう造設を拒否したALSのケース
9 救急領域と緩和ケア
呼吸管理に関して家族で意見の相違があった脳梗塞のケース
10 介護施設と緩和ケア
意思疎通のできない入所者を花見に参加させるべきか
ー生活における「思いやり」の態度は緩和ケアに通じるー
11 看護と緩和ケア
看護師がチーム医療のリエゾンとして意思決定支援した喉頭がん患者のケース
12 訪問看護と緩和ケア
「わしは、だるまさんになっちまったよ」ー両下腿切断した糖尿病患者のケース