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アプローチのヒントがみえる 病院と地域をつなぐ 在宅がん看護事例集【電子版】

宇野 さつき (編著)

ファミリー・ホスピス神戸垂水ハウス ホーム長/がん看護専門看護師

出版社
へるす出版
電子版ISBN
 
電子版発売日
2025/02/27
ページ数
228ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥3,300 (本体¥3,000+税10%)

印刷版ISBN
978-4-86719-111-8
印刷版発行年月
2025/03
ご利用方法
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同時使用端末数
3
対応OS
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
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必要メモリ容量
72 MB以上
ご利用方法
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同時使用端末数
1
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概要

27の事例で語り尽くす――がん看護×訪問看護・がん看護×地域連携・がん看護×病診連携
がん患者の多くが在宅で療養する現在、がんの治療・療養の場は外来・在宅への移行が進んでいます。がんならではの困りごとや課題を抱えた患者もまた、在宅・地域で多く暮らすようになっています。
本書では、療養の場を在宅へと移したがん患者へのかかわりを、架空の事例を通して振り返り、困った場面ごとの解決のヒント、かかわりの工夫をまとめました。

在宅でのがん患者とのかかわりに特有の5テーマ

◆症状マネジメント
◆多様化・複雑化するケア対象
◆在宅医療に関する制度・仕組み
◆多職種連携、チーム連携
◆在宅での緩和と看取り

こうした事例に出会い悩んだら、ぜひ本書にヒントを探してみてください。あなたの困りごとは、きっと誰かも経験しています。

目次

【Ⅰ章 在宅療養支援における症状マネジメント】
総論
事例
 在宅療養中の肺がん患者の呼吸困難に向き合う
 終末期の浮腫と治らない褥瘡を多職種でケアする
 痛みを抱える終末期がん患者の全人的苦痛と向き合う
 がんの痛みを多施設・多診療科の連携で看る
 治療抵抗性となった終末期がん患者が抱える苦悩と苦痛に向き合う
 術後回復プロセス,併存症に寄り添いながら,生きる意欲をどう支えるか

【Ⅱ章 複雑な背景をもつ対象へのかかわりを知りたい】
総論
事例
 夫婦共に認知症の在宅療養を支援する
 夫婦共にがんの家族を在宅で支える
 身寄りのない単身者を多職種の連携と協働で支援する
 主介護者が精神疾患を抱えているがん患者と支援チームへのサポートを考える
 最後まで治療を続けたいがん患者を,最期まで自宅で支援できます

【Ⅲ章 制度・仕組みを知り,活用する】
総論
事例
 高齢者施設職員の看取りに対する不安を解消するかかわり
 働くがん患者を支える
 医療圏が変わる転居後でも継続できる医療連携を築きたい
 介護保険対象外となる若年がん患者の在宅看取りを支える
 その人にとって本当に必要な支援は道具なのか? 人なのか? かかわりを見極める

【Ⅳ章 医療職・介護職と連携したい】
総論
事例
 地域包括ケアシステムを支える病院の看護師として地域連携のハブをどう担うか
 患者の求める療養生活を医療圏の異なる他施設と医療連携で支える
 高齢進行がん患者の経過に寄り添い,継続看護と地域連携で希望を支える
 緩和ケアに不慣れで不安の強いかかりつけ医を地域の医療職で支え合う
 家で死にたい独居男性と,入院を勧める主治医の橋渡し

【Ⅴ章 在宅での看取りを知りたい・支えたい】
総論
事例
 認知症・独居・がんの患者の在宅看取りをかなえる
 「独居・高齢・がん・家族のかかわりゼロ」の在宅退院病院側の工夫と課題
 認知症終末期がん患者の希望と在宅医療でのcureとcare
 複雑な家族関係のがん患者を家で看る
 療養の場の特色をどのように生かし,看取るか
 小児のがん患者,自宅で最期まで家族と一緒に過ごす

【column】
・呼吸困難にはモルヒネしか効かない!?
・医療用麻薬が施設入所の妨げになる!?
・NRS10の説明できますか?
・看取りにまつわる不思議な体験
・ケアする人ほどケアが必要
・全国に広がる若年がん患者の在宅療養支援事業
・看取りの過程を安心して学べる職場環境の整備を
・命もお金も大事です
・Now’s The Time
・障害福祉サービスの情報収集のアンテナを張ろう
・障害年金は誰のための制度?
・成年後見制度をうまく活用しよう
・訪問看護の入り方 エトセトラ
・保険制度の枠を超えて患者のニーズに応える
・もともとの関係性を大切にしましょう
・人が死ぬということ
・コミュニケーションがスピリチュアルペインのケアになる
・意思決定支援は日頃のコミュニケーションが肝
・小児患者の経済支援