頭頸部癌診療ガイドライン 2025年版【電子版】

- 出版社
- 金原出版
- 電子版ISBN
- 978-4-307-87143-3
- 電子版発売日
- 2025/06/06
- ページ数
- 320ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥4,620 (本体¥4,200+税10%)
- 特記事項
- 2022年版の改訂となります。
- 印刷版ISBN
- 978-4-307-37143-8
- 印刷版発行年月
- 2025/05
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概要
光免疫療法やホウ素中性子捕捉療法(BNCT)もコラムとして掲載され、保険適用のある新規治療のフォローアップも充実している。
目次
1 作成の目的
2 利用の対象者
3 取り扱う疾患
4 本ガイドラインの使用法
5 学会の責任
6 委員会の構成
7 参考文献
8 エビデンスレベルと推奨の強さの決定
9 ガイドライン作成
10 活用促進のための工夫と情報公開
11 出版後のモニタリングと改訂のステップ
12 作成費用
13 利益相反(COI)
II 診断
1 進行度・病期の診断
2 重複癌の検索
III 治療
A.治療概論
III-A-1.外科療法
III-A-2.がん薬物療法
コラム1 シスプラチン不適応症例に対する化学放射線療法の併用薬剤をどのように考えるか?
コラム2 手術までに時間がかかる場合の術前治療について
コラム3 頭頸部癌におけるオリゴ進行(Oligoprogression)
III-A-3.放射線治療
コラム4 頭頸部癌の骨転移に対する放射線治療(および骨修飾薬について)
III-A-4.支持療法
III-A-5.頭頸部癌患者に対するがんリハビリテーション
III-A-6.緩和ケア
コラム5 AYA(Adolescent and Young Adult)世代のがん患者
B.治療各論
III-B-1.口腔癌(舌癌)
III-B-2.上顎洞癌
III-B-3.上咽頭癌
III-B-4.中咽頭癌
III-B-5.下咽頭癌
III-B-6.喉頭癌
III-B-7.甲状腺癌
III-B-8.唾液腺癌(耳下腺癌)
コラム6 腺様囊胞癌
III-B-9.原発不明癌-頸部リンパ節
III-B-10.嗅神経芽細胞腫
III-B-11.聴器癌
III-B-12.悪性黒色腫
III-B-13.横紋筋肉腫
IV クリニカルクエスチョン(CQ)
IV-1.診断
CQ 1-1 頭頸部癌のT因子診断においてMRIは有用か?
CQ 1-2 頭頸部腫瘍の良悪の鑑別に穿刺吸引細胞診は推奨されるか?
CQ 1-3 頭頸部癌の病期診断においてFDG-PETは有用か?
CQ 1-4 頭頸部癌治療後の経過観察に画像検査は有用か?
CQ 1-5 頭頸部癌治療後の経過観察で再発・転移の検索に血液検査は有用か?
IV-2.口腔癌
CQ 2-1 舌癌の深達度をどのようにして測定するべきか?
CQ 2-2 舌癌に対する密封小線源治療の適応は?
CQ 2-3 早期舌癌においてセンチネルリンパ節生検は有用か?
CQ 2-4 舌扁平上皮癌I・II期症例に対して予防的頸部郭清術を行うことは、生存率の向上に寄与するか?
CQ 2-5 舌・口腔癌のN1(レベルI)症例に対する肩甲舌骨筋上頸部郭清術(supraomohyoid neck dissection:SOHND)は許容されるか?
CQ 2-6 局所進行舌癌に対して術前化学療法は有用か?
CQ 2-7 舌半側切除に対する再建は有用か?
CQ 2-8 舌亜全摘出以上の症例において、隆起型の舌再建は術後機能の保持に有用か?
IV-3.上顎洞癌
CQ 3-1 上顎洞扁平上皮癌眼窩壁浸潤症例において、眼球温存は可能か?
CQ 3-2 粒子線治療、強度変調放射線治療(Intensity Modulated Radiation Therapy:IMRT)は、視力温存に寄与するか?
IV-4.上咽頭癌
CQ 4-1 上咽頭癌の放射線治療において、強度変調放射線治療は推奨されるか?
CQ 4-2 IIIおよびIVA期の上咽頭癌に対して、放射線治療に化学療法を同時に併用することは推奨されるか?
CQ 4-3 IIIおよびIVA期の上咽頭癌に対して、同時併用化学放射線療法に導入化学療法ないしは補助化学療法を追加することは推奨されるか?
CQ 4-4 II期の上咽頭癌に対して、放射線治療に化学療法を併用することは推奨されるか?
IV-5.中咽頭癌
CQ 5-1 HPV関連中咽頭癌の初回治療として放射線治療あるいは化学放射線療法を行う場合、線量を低減することは推奨されるか?
CQ 5-2 HPV関連中咽頭癌の初回治療として化学放射線療法を行う場合、薬物療法の薬剤を変更することは推奨されるか?
CQ 5-3 中咽頭癌に対して経口的切除術は有用か?
IV-6.下咽頭癌
CQ 6-1 早期下咽頭癌において喉頭を温存する治療方針は推奨されるか?
CQ 6-2 下咽頭癌に対して経口的切除は有用か?
CQ 6-3 下咽頭・喉頭全摘術を行う下咽頭梨状陥凹癌に対して、健側気管傍郭清は省略可能か?
CQ 6-4 下咽頭全周欠損において、遊離空腸移植による再建は推奨されるか?
IV-7.喉頭癌
CQ 7-1 T2喉頭癌に対して化学放射線療法は適応となるか?
CQ 7-2 早期喉頭癌の放射線治療後再発に対して喉頭温存手術は適応となるか?
CQ 7-3 早期喉頭癌(声門癌)に対して加速分割照射法は有用か?
CQ 7-4 喉頭全摘を要する喉頭癌N0症例において、側頸部郭清を行うべきか?
IV-8.甲状腺癌
CQ 8-1 甲状腺微小乳頭癌(1cm以下)に対して経過観察は推奨されるか?
CQ 8-2 甲状腺癌の手術例において、予防的中央区域郭清は推奨されるか?
CQ 8-3 片葉の甲状腺乳頭癌に対して甲状腺全摘術は甲状腺葉切除術に比較して推奨されるか?
CQ 8-4 甲状腺全摘術を施行後の甲状腺分化癌に術後補助療法として放射性ヨウ素内用療法を行うことは推奨されるか?
CQ 8-5 切除不能・再発甲状腺癌に対して分子標的薬は推奨されるか?
CQ 8-6 甲状腺分化癌の術後に補助療法としてTSH抑制療法は推奨されるか?
CQ 8-7 標準的薬物療法に不応となった甲状腺癌に対してがん遺伝子パネル検査は有用か?
IV-9.唾液腺癌(耳下腺癌)
CQ 9-1 唾液腺癌に対して術前の細胞診、組織診、術中迅速病理診断は有用か?
CQ 9-2 耳下腺癌で顔面神経麻痺がない場合、顔面神経の温存は推奨されるか?
CQ 9-3 耳下腺癌手術症例において顔面神経再建は有用か?
CQ 9-4 唾液腺癌に対して予防的頸部郭清術は有効か?
CQ 9-5 唾液腺癌に対する放射線治療は有効か?
CQ 9-6 唾液腺癌の診断に分子病理診断は有用か?
CQ 9-7 再発・転移唾液腺癌に対して薬物療法は有効か?
IV-10.原発不明癌-頸部リンパ節
CQ 10-1 原発不明癌-頸部リンパ節の原発巣検索にFDG-PETを追加することで正診率は向上するか?
CQ 10-2 原発不明癌-頸部リンパ節に対して口蓋扁桃摘出術は原発巣検索に有用か?
CQ 10-3 原発不明癌-頸部リンパ節に対して頸部郭清術を行うことは推奨されるか?
CQ 10-4 原発不明癌-頸部リンパ節に対して頸部郭清術後に術後補助療法を行うことは、生存率の向上に寄与するか?
IV11.外科治療
CQ 11-1 エネルギーデバイスは頭頸部癌手術において有用か?
CQ 11-2 放射線治療または化学放射線療法前の先行頸部郭清術(Upfront neckdissection)は推奨できるか?
IV-12.がん薬物療法
CQ 12-1 喉頭全摘が適応となる切除可能喉頭癌・下咽頭癌に対する喉頭温存療法として、導入化学療法は推奨されるか?
CQ 12-2 切除不能局所進行頭頸部扁平上皮癌に対してTPF療法(ドセタキセル+シスプラチン+5-FU)による導入化学療法は推奨されるか?
CQ 12-3 プラチナ製剤感受性再発・転移頭頸部扁平上皮癌の治療選択において免疫組織化学染色でPD-L1発現(combined positive score:CPS)を確認することは有用か?
CQ 12-4 プラチナ製剤感受性の再発・転移頭頸部扁平上皮癌に対する初回治療として、免疫チェックポイント阻害薬による治療は推奨されるか?
CQ 12-5 プラチナ製剤抵抗性の再発・転移頭頸部扁平上皮癌に対して免疫チェックポイント阻害薬は有用か?
CQ 12-6 頭頸部癌に対する超選択的動注化学放射線療法は臓器機能温存に寄与するか?
コラム7 頭頸部アルミノックス治療
IV-13.放射線治療
CQ 13-1 頭頸部扁平上皮癌術後において術後化学放射線療法は推奨されるか?
CQ 13-2 化学放射線療法後の救済手術は推奨されるか?
CQ 13-3 頭頸部扁平上皮癌放射線治療あるいは化学放射線療法後の局所再発に対し根治を目的とした再照射は推奨されるか?
CQ 13-4 小児の頭頸部悪性腫瘍に対し、陽子線治療は推奨されるか?
CQ 13-5 口腔・咽喉頭扁平上皮癌に対し、陽子線治療は推奨されるか?
CQ 13-6 膠原病患者における頭頸部悪性腫瘍に対し、放射線治療は推奨されるか?
コラム8 ホウ素中性子捕捉療法(boron neutron capture therapy:BNCT)
IV-14. 緩和ケア
CQ 14-1 頭頸部癌終末期では致命的出血に関する事前説明は必要か?
V 資料
1 会話機能評価基準
2 嚥下機能評価基準
3 頸部郭清術後機能質問表
4 下咽頭癌・声門上癌に対する頸部郭清指針
5 参考URL