医学・医療の電子コンテンツ配信サービス

isho.jp

0 ようこそ、ゲストさん
0

≪Crosslink 薬学テキスト≫

薬物動態学【電子版】

永田 将司 (編集)

出版社
メジカルビュー社
電子版ISBN
 
電子版発売日
2025/02/28
ページ数
288ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥5,500 (本体¥5,000+税10%)

印刷版ISBN
978-4-7583-2223-2
印刷版発行年月
2025/03
ご利用方法
ダウンロード型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
3
対応OS
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
※コンテンツの使用にあたり、専用ビューアisho.jpが必要
※Androidは、Android2世代前の端末のうち、国内キャリア経由で販売されている端末(Xperia、GALAXY、AQUOS、ARROWS、Nexusなど)にて動作確認しています
必要メモリ容量
90 MB以上
ご利用方法
アクセス型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
1
※インターネット経由でのWEBブラウザによるアクセス参照
※導入・利用方法の詳細はこちら

この商品を買った人は、こんな商品も買っています。

概要

薬学生のために講義,実習,臨床をリンクさせて学べる新しいスタイルの教科書シリーズが登場!
薬物の吸収,分布,代謝,排泄などの基礎的な内容から薬物動態の変動要因,薬物速度論,薬物投与設計など実践に役立つ内容まで解説。
各見出しごとに「POINT」を設けて重要事項をまとめ,どこに重点を置いて学習すべきか,一目でわかる。また「基礎へのフィードバック」「専門分野へのリンク」「臨床に役立つアドバイス」「学習の要点」などの囲み記事を設け,知識の漏れを防ぐとともに,さまざまな角度からの解説を盛り込んでいる。
国家試験合格を最終目標とするだけでなく,臨床実習やその先の臨床の場でも活用できる学習の強い味方!

目次

第1章 薬物動態学序論
 1薬物動態学とは  永田将司 
  1薬物の生体内運命
  2薬物の投与経路
  3薬物療法における薬物動態学と薬力学の関係
  4医療における薬物動態学の役割
  5薬物の効果を決める3要素
  6薬効および副作用の予測
  ◯まとめ

第2章 薬物の生体膜透過機構
 1生体膜の構造  髙田龍平
  1脂質二重層
  2上皮細胞と内皮細胞
  ◯まとめ
 2生体膜の透過機構  髙田龍平
  1膜輸送機構の分類
  2受動輸送
  3能動輸送
  ◯まとめ
 3トランスポーターによる薬物輸送  髙田龍平
  1薬物トランスポーター
  2ABCトランスポーターによる薬物輸送
  3SLCトランスポーターによる薬物輸送
  ◯まとめ

第3章 吸収
 1吸収総論  佐藤夕紀
  1薬物動態における吸収
  ◯まとめ
 2消化管吸収  佐藤夕紀
  1消化管と経口投与
  2主な消化管の生理学的特徴と消化・吸収
  3全身循環系(血管系とリンパ系)
  4消化管吸収機構
  ◯まとめ
 3消化管吸収に影響を与える要因  佐藤夕紀 
  1バイオアベイラビリティ
  2消化管の生理学的要因
  3薬物の物理化学的特性
  4製剤学的要因(外的要因)
  ◯まとめ
 4消化管以外からの吸収  佐藤夕紀 
  1経口投与(消化管吸収)の長所と短所
  2口腔からの吸収
  3鼻腔からの吸収
  4肺からの吸収
  5皮膚からの吸収
  6注射部位からの吸収
  7眼からの吸収
  8耳からの吸収
  9腟からの吸収
  ◯まとめ

第4章 分布
 1組織分布と影響因子  山﨑啓之 
  1薬物の分布
  ◯まとめ
 2組織移行を表す指標  山﨑啓之 
  1分布容積
  ◯まとめ
 3血漿タンパク結合の評価  山﨑啓之 
  1血漿タンパク結合の定量的評価法
  ◯まとめ
 4リンパ管系移行性  山﨑啓之 
  1リンパ管系への薬物移行機構
  ◯まとめ
 5脳への移行性  山﨑啓之 
  1脳への薬物移行機構
  ◯まとめ
 6胎児への移行性  山﨑啓之 
  1胎児への薬物移行機構
  ◯まとめ
 7乳汁中移行性  山﨑啓之 
  1乳汁中への薬物移行機構
  ◯まとめ

第5章 代謝
 1薬物の代謝反応  山折 大 
  1薬物代謝とは
  2酸化反応
  3還元反応
  4加水分解反応
  5抱合反応:グルクロン酸抱合
  6抱合反応:硫酸抱合
  7抱合反応:グルタチオン抱合
  8抱合反応:アセチル抱合
  9抱合反応:アシル抱合(アミノ酸抱合)
  10抱合反応:メチル抱合
  11腸内細菌による代謝反応
  ◯まとめ
 2薬物代謝酵素の種類と特徴  山折 大 
  1代表的な薬物代謝酵素
  2シトクロムP
  3アルコール脱水素酵素(アルコールデヒドロゲナーゼ),アルデヒド脱水素酵素(アルデヒドデヒドロゲナーゼ)
  4カルボキシルエステラーゼ
  5UDP-グルクロン酸転移酵素(UDP-グルクロノシルトランスフェラーゼ)
  6硫酸転移酵素(スルホトランスフェラーゼ)
  7グルタチオンS- 転移酵素(グルタチオンS-トランスフェラーゼ)
  8N-アセチル転移酵素(N-アセチルトランスフェラーゼ)
  ◯まとめ
 3薬物代謝の包括的な把握  山折 大 
  1アセトアミノフェン代謝の包括的な把握
  2イリノテカン代謝の包括的な把握
  3アザチオプリン代謝の包括的な把握
  ◯まとめ
 4薬物代謝酵素の阻害と誘導  山折 大 
  1薬物による薬物代謝酵素の機能変動
  2薬物代謝酵素の阻害
  3薬物代謝酵素の誘導
  ◯まとめ

第6章 排泄
 1腎排泄  桂 敏也 
  1腎臓の構造と機能
  2薬物の腎排泄機構
  3腎クリアランス
  ◯まとめ
 2胆汁中排泄  桂 敏也 
  1肝臓の構造
  2薬物の胆汁中排泄機構
  3腸肝循環
  ◯まとめ
 3その他の排泄  桂 敏也 
  1唾液中排泄
  2乳汁中排泄
  3呼気中排泄
  ◯まとめ

第7章 薬物動態の変動要因
 1薬物相互作用  大野能之 
  1薬物相互作用の概要
  2吸収過程における薬物相互作用
  3代謝過程における薬物相互作用
  4分布過程における相互作用
  5排泄過程における相互作用
  6トランスポーターがかかわる相互作用
  7薬力学的相互作用
  8薬物相互作用のマネジメント
  ◯まとめ
 2その他の変動要因  荒木拓也 
  1臓器機能等の異常
  2年齢(小児・高齢者)
  3妊娠,栄養,炎症性疾患
  4肥満・るい痩
  5遺伝的素因
  ◯まとめ

第8章  薬物速度論
 1薬物速度論の基本パラメータ  平井利典 
  1薬物速度論パラメータ
  ◯まとめ
 2コンパートメントモデル  平井利典 
  1コンパートメントモデル
  ◯まとめ
 3線形モデル・非線形モデル  平井利典 
  1線形モデル・非線形モデル
  ◯まとめ
 4生理学的薬物速度論  土岐浩介 
  1クリアランスの概念
  2血流律速と固有クリアランス律速
  3バイオアベイラビリティ
  4生理学的薬物速度論モデル
  ◯まとめ
 5モーメント解析  土岐浩介 
  1モーメントの定義
  2モーメント解析法
  3デコンボリューション
  ◯まとめ
 6PK-PD 解析の臨床応用  平井利典 
  1PDモデル
  2PK-PDモデル
  ◯まとめ

第9章 薬物投与設計
 1治療薬物モニタリング(TDM)  山崎伸吾 
  1TDMの意義
  2TDMが効果的な状況と有効な薬物
  3サンプル採取と採取ポイント
  4血中濃度測定
  ◯まとめ
 2薬物血中濃度に基づく投与設計  山崎伸吾 
  1治療薬物モニタリング(TDM)に基づく投与設計
  2母集団薬物速度論
  3母集団薬物速度論の活用
  ◯まとめ
 3特殊病態下の薬物投与設計  山崎伸吾 
  1各種病態時の投与設計
  ◯まとめ
 4治療薬物モニタリング(TDM)の診療報酬  山崎伸吾 
  1TDMの診療報酬
  ◯まとめ