【内容目次】
Ⅰ　抗悪性腫瘍薬の臨床薬理学―総論

A.がん薬物療法の基本的考え方
B.抗悪性腫瘍薬の分類
C.蛋白結合
D.drug delivery system（DDS）
E.薬物動態・薬力学の個体差
F.薬理ゲノム学
G.高齢者の薬物動態・薬力学
H.臓器障害時の薬物動態・薬力学
I.分子標的治療薬の臨床薬理学的特徴
J.抗体薬の臨床薬理学的特徴

Ⅱ　各薬剤の臨床薬理学的特徴と使い方

1　分子標的治療薬

A　小分子化合物
①BCR／ABL阻害薬
　1.イマチニブ
　2.ニロチニブ
　3.ダサチニブ
　4.ボスチニブ
　5.ポナチニブ
　6.アシミニブ
②BTK阻害薬
　1.イブルチニブ
　2.チラブルチニブ
　3.アカラブルチニブ
③マルチキナーゼ阻害薬
　1.ソラフェニブ
　2.スニチニブ
　3.アキシチニブ
　4.パゾパニブ
　5.レゴラフェニブ
　6.レンバチニブ
④EGFR阻害薬
　1.ゲフィチニブ
　2.エルロチニブ
　3.アファチニブ
　4.オシメルチニブ
　5.ダコミチニブ
⑤HER2阻害薬
　1.ラパチニブ
⑥FGFR阻害薬
　1.ペミガチニブ
　2.フチバチニブ
⑦ALK阻害薬
　1.クリゾチニブ
　2.アレクチニブ
　3.セリチニブ
　4.ロルラチニブ
　5.ブリグチニブ
⑧MET阻害薬
　1.テポチニブ
　2.カプマチニブ
⑨KRAS阻害薬
　1.ソトラシブ
⑩BRAF阻害薬
　1.ベムラフェニブ
　2.ダブラフェニブ
　3.エンコラフェニブ
⑪MEK阻害薬
　1.トラメチニブ
　2.ビニメチニブ
⑫RET阻害薬
　1.セルペルカチニブ
⑬ROS1／TRK阻害薬
　1.エヌトレクチニブ
⑭TRK阻害薬
　1.ラロトレクチニブ
⑮mTOR阻害薬
　1.エベロリムス
⑯AKT阻害薬
　1.カピバセルチブ
⑰HSP90阻害薬
　1.ピミテスピブ
⑱PARP阻害薬
　1.オラパリブ
　2.ニラパリブ
⑲CDK4／6阻害薬
　1.パルボシクリブ
　2.アベマシクリブ
⑳プロテアソーム阻害薬
　1.ボルテゾミブ
　2.カルフィルゾミブ
　3.イキサゾミブ
21.FLT3阻害薬
　1.ギルテリチニブ
　2.キザルチニブ
22.BCL--2蛋白阻害薬
　1.ベネトクラクス
23.EZH2阻害薬
　1.タゼメトスタット
24.EZH1／2阻害薬
　1.バレメトスタット
25.ヒストン脱アセチル化酵素阻害薬
　1.ロミデプシン
　2.ツシジノスタット
26.JAK阻害薬
　1.ルキソリチニブ

B　抗体薬
①抗HER2抗体
　1.トラスツズマブ
　2.ペルツズマブ
②抗EGFR抗体
　1.セツキシマブ
　2.パニツムマブ
　3.ネシツムマブ
③抗VEGF作用薬
　1.ベバシズマブ
　2.ラムシルマブ
　3.アフリベルセプト ベータ
④抗CLDN抗体
　1.ゾルベツキシマブ
⑤抗GD2抗体
　1.ジヌツキシマブ
⑥免疫チェックポイント阻害薬（抗PD-1抗体）
　1.ニボルマブ
　2.ペムブロリズマブ
　3.セミプリマブ
⑦免疫チェックポイント阻害薬（抗PD-L1抗体）
　1.アテゾリズマブ
　2.デュルバルマブ
　3.アベルマブ
⑧免疫チェックポイント阻害薬（抗CTLA-4抗体）
　1.イピリムマブ
　2.トレメリムマブ
⑨抗CD20抗体
　1.リツキシマブ
　2.オビヌツズマブ
⑩抗CD38抗体
　1.ダラツムマブ
　2.ダラツムマブ・ボルヒアルロニダーゼアルファ配合
　3.イサツキシマブ
⑪抗CD52抗体
　1.アレムツズマブ
⑫抗SLAMF7抗体
　1.エロツズマブ　倉田啓史
⑬抗CCR4抗体
　1.モガムリズマブ
⑭二重特異性T細胞誘導抗体
　1.ブリナツモマブ
　2.エプコリタマブ
　3.エルラナタマブ
⑮抗体薬物複合体（ADC）
　1.トラスツズマブ エムタンシン（T-DM1）
　2.トラスツズマブ デルクステカン（T-DXd）
　3.エンホルツマブ ベドチン
　4.ブレンツキシマブ ベドチン
　5.ポラツズマブ ベドチン
　6.イノツズマブ オゾガマイシン
　7.ゲムツズマブ オゾガマイシン
⑯IL-2ジフテリア毒素融合蛋白
　1.デニロイキン ジフチトクス

2　殺細胞性抗がん薬

A　代謝拮抗薬
①アルキル化薬
　1.シクロホスファミド
　2.イホスファミド
　3.ブスルファン
　4.メルファラン
　5.ベンダムスチン
　6.チオテパ
　7.ダカルバジン
　8.プロカルバジン
　9.テモゾロミド
②葉酸拮抗薬
　1.メトトレキサート
　2.ペメトレキセド
③ピリミジン拮抗薬
　1.フルオロウラシル
　2.カペシタビン
　3.テガフール・ギメラシル・オテラシル（S-1）
　4.テガフール・ウラシル（UFT）
　5.トリフルリジン・チピラシル（TAS-102）
　6.シタラビン
　7.ゲムシタビン
　8.アザシチジン
④プリン拮抗薬
　1.メルカプトプリン
　2.フルダラビン
　3.クラドリビン
　4.クロファラビン
　5.ネララビン
⑤その他
　1.L-アスパラギナーゼ
　2.ペグアスパルガーゼ
　3.ヒドロキシカルバミド
　4.フォロデシン

B　抗生物質
①アントラサイクリン系
　1.ドキソルビシン
　2.liposomal doxorubicin
　3.ダウノルビシン
　4.エピルビシン
　5.イダルビシン
　6.アムルビシン
　7.ミトキサントロン
②その他の抗生物質
　1.マイトマイシンC
　2.アクチノマイシンD
　3.ブレオマイシン

C　微小管阻害薬
①ビンカアルカロイド
　1.ビンクリスチン
　2.ビンブラスチン
　3.ビノレルビン
②タキサン
　1.パクリタキセル
　2.nab-パクリタキセル
　3.ドセタキセル
　4.カバジタキセル
③その他の微小管阻害薬
　1.エリブリン

D　白金製剤
　1.シスプラチン
　2.カルボプラチン
　3.ネダプラチン
　4.オキサリプラチン

E　トポイソメラーゼ阻害薬
①トポイソメラーゼⅠ阻害薬
　1.イリノテカン
　2.nal-イリノテカン
　3.ノギテカン
②トポイソメラーゼⅡ阻害薬
　1.エトポシド

F　サリドマイド関連薬
　1.サリドマイド
　2.レナリドミド
　3.ポマリドミド

3　内分泌療法薬

A　抗エストロゲン薬
　1.タモキシフェン
　2.トレミフェン
　3.フルベストラント

B　アロマターゼ阻害薬
　1.アナストロゾール
　2.レトロゾール
　3.エキセメスタン

C　抗アンドロゲン薬
　1.フルタミド
　2.ビカルタミド
　3.エンザルタミド
　4.アパルタミド
　5.ダロルタミド
　6.アビラテロン

D　プロゲステロン
　1.メドロキシプロゲステロン

E　エストラジオール
　1.エストラムスチンリン酸エステルナトリウム水和物
　2.エチニルエストラジオール

F　GnRHアゴニスト
　1.ゴセレリン
　2.リュープロレリン

G　GnRHアンタゴニスト
　1.デガレリクス


Ⅲ　各領域におけるがん薬物療法のとらえ方

A.頭頸部がん
B.肺がん
　1.小細胞肺がん
　2.非小細胞肺がん
　3.悪性中皮腫
　4.胸腺腫瘍
C.消化器がん
　1.食道がん
　2.胃がん
　3.大腸がん
　4.膵臓がん
　5.胆道がん
　6.肝臓がん
D.乳がん
E.造血器がん
　1.白血病
　2.悪性リンパ腫
　3.多発性骨髄腫
F.婦人科がん
　1.卵巣がん
　2.子宮体がん
　3.子宮頸がん
G.腎がん
H.泌尿器がん
　1.膀胱がん・上部尿路がん
　2.前立腺がん
　3.精巣腫瘍（胚細胞腫瘍）
I.悪性黒色腫
J.原発不明がん
K.骨・軟部肉腫
L.脳腫瘍

索　引