減薬・中止・継続 向精神薬の出口戦略【電子版】

- 出版社
- 金芳堂
- 電子版ISBN
- 電子版発売日
- 2026/06/25
- ページ数
- 208ページ
- 判型
- A5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥3,960 (本体¥3,600+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-7653-2107-5
- 印刷版発行年月
- 2026/06
- ご利用方法
- ダウンロード型配信サービス(買切型)
- 同時使用端末数
- 2
- 対応OS
-
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
※コンテンツの使用にあたり、専用ビューアisho.jpが必要
※Androidは、Android2世代前の端末のうち、国内キャリア経由で販売されている端末(Xperia、GALAXY、AQUOS、ARROWS、Nexusなど)にて動作確認しています - 必要メモリ容量
- 16 MB以上
- ご利用方法
- アクセス型配信サービス(買切型)
- 同時使用端末数
- 1
※インターネット経由でのWEBブラウザによるアクセス参照
※導入・利用方法の詳細はこちら
概要
目次
1.はじめに
2.減薬・中止・継続を考える基本的な視点
2-1.治療目標の明確化
2-2.個別化医療の重要性
2-3.リスク・ベネフィット評価
2-4.共同意思決定(SDM)
3.薬剤特性と減薬戦略
3-1.薬物動態学的特性
3-2.受容体親和性と作用機序
3-3.依存性・耐性の評価
3-4.剤型による工夫
4.減薬の適応と禁忌
4-1.減薬の適応
4-2.減薬の相対的禁忌
4-3.絶対的禁忌
5.段階的減薬の原則
5-1.漸減法の基本原則
5-2.隔日法・間欠投与法
5-3.症状モニタリング
5-4.減薬の中断・調整
6.離脱症状への対策
6-1.離脱症状の病態生理
6-2.離脱症状の特徴と分類
6-3.離脱症状の予防策
6-4.離脱症状への対症療法
7.患者・家族への説明と支援
7-1.十分な情報提供
7-2.心理的支援
Ⅰ 抗精神病薬の減らし方、やめ方
1.はじめに
2.抗精神病薬の作用機序と特徴
2-1.定型抗精神病薬
2-2.非定型抗精神病薬
2-3.解説
3.適応疾患と標的症状
4.減薬のしかた
4-1.減薬の適応
4-2.減薬時の注意点
4-3.症例
ケース1:EPSによりアセナピンを減薬したケース
5.中止のしかた
5-1.中止の適応
5-2.中止の方法
5-3.症例
ケース2:精神症状には有効であったが、副作用のためリスペリドンを中止したケース
ケース3:精神症状に効果がなく、副作用のため複数の抗精神病薬を中止し、変更したケース
患者さんによく聞かれる質問とその答え1
COLUMN 適応外にみる「慣れ」と「慎重さ」—精神科と他科の処方から
Ⅱ 抗うつ薬の減らし方、やめ方
1.はじめに
2.抗うつ薬の作用機序と特徴
3.抗うつ薬の使い分け
3-1.副作用による使い分け
3-2.症状による使い分け
- 3-2-1.診療ガイドラインでの推奨
- 3-2-2.エキスパートコンセンサスでの推奨
- 3-2-3.用法による使い分け
- 3-2-4.添付文書における運転に関する記載の違い
4.減薬のしかた
4-1.減薬の適応
- 4-1-1.再燃・再発予防の観点
- 4-1-2.副作用のマネジメント
- 4-1-3.併用療法の整理としての減薬
- 4-1-4.患者さんの希望
4-2.減薬の方法・留意点
- 4-2-1.離脱症状
- 4-2-2.離脱症状と再燃・再発との鑑別
- 4-2-3.減薬速度
- 4-2-4.症状モニタリング
4-3.症例
ケース1:減薬の際に再発予防プランを立てたケース
ケース2:多剤併用を整理したケース
5.中止のしかた
5-1.中止の適応
- 5-1-1.抗うつ薬中止によって再燃・再発リスクはどれくらい高まるか
- 5-1-2.抗うつ薬の継続に関する国際的な診療ガイドラインの推奨
- 5-1-3.中止を検討する要因
5-2.中止の方法
5-3.症例
ケース3:患者さんと主治医で情報を共有し、服薬を中止したケース
ケース4:中止による離脱症状と再発の誤認があったケース
患者さんによく聞かれる質問とその答え2
COLUMN 不安症における抗うつ薬の減らし方、やめ方
Ⅲ 抗不安薬・睡眠薬の減らし方、やめ方
1.はじめに
2.睡眠薬の作用機序と特徴
2-1.抗不安薬
2-2.睡眠薬
3.適応疾患と標的症状
3-1.抗不安薬の適応と使用における注意点
3-2.睡眠薬の適応と特徴
4.減薬のしかた
4-1.減薬の適応
- 4-1-1.症状安定期における減薬
- 4-1-2.副作用による減薬
- 4-1-3.多剤併用リスクの軽減
4-2.減薬時の注意点
- 4-2-1.段階的減量の重要性
- 4-2-2.離脱症候群のモニタリング
- 4-2-3.非薬物療法の併用
- 4-2-4.急激な中止の危険性
4-3.症例
ケース1:睡眠習慣の改善により睡眠薬減薬に成功したケース
5.中止のしかた
5-1.中止の適応
- 5-1-1.抗不安薬の中止
- 5-1-2.睡眠薬の中止
- 5-1-3.緊急性を要する中止
5-2.中止の方法
- 5-2-1.中止のタイミング判断
5-3.症例
ケース2:パニック症におけるSSRIへの切り替えによりBZD系抗不安薬中止に成功したケース
患者さんによく聞かれる質問とその答え3
COLUMN 抗不安薬や睡眠薬と“別れられない”とき、私たちができること
Ⅳ 気分安定薬の減らし方、やめ方
1.はじめに
2.気分安定薬の作用機序と特徴
3.適応疾患と標的症状
4.減薬のしかた
4-1.減薬の適応
4-2.減薬時の注意点
4-3.症例
ケース1:肥満悪化によるバルプロ酸減薬のケース
ケース2:副作用によるリチウム減薬
5.中止のしかた
5-1.中止の適応
5-2.中止の方法
5-3.症例
ケース3:挙児希望によるリチウム中止のケース
ケース4:妊娠希望によるバルプロ酸中止のケース
患者さんによく聞かれる質問とその答え4
COLUMN 減薬・中止のピットフォール
Ⅴ 抗認知症薬の減らし方、やめ方
1.はじめに
2.アルツハイマー型認知症
2-1.症状改善薬
- 2-1-1.作用機序と特徴、適応疾患
- 2-1-2.BPSDに対する作用(保険適用外)
- 2-1-3.減薬のしかた
ケース1:抗認知症薬の変更に至ったケース
2-2.アミロイド抗体治療薬
- 2-2-1.作用機序と特徴
2-3.減量・中止の適応
ケース2:ドナネマブが投与開始となるも中止になったケース
3.レビー小体型認知症
3-1.作用機序と特徴
- 3-1-1.認知症症状に対する効果
- 3-1-2.認知症症状以外に対する効果
ケース3:ドネペジルにより症状改善を自覚したケース
患者さんによく聞かれる質問とその答え5
COLUMN 認知症の患者さん・家族への向き合い方
Ⅵ 神経発達症治療薬の減らし方、やめ方
1.はじめに
2.神経発達症治療薬の作用機序と特徴
3.適応疾患と標的症状
4.減薬のしかた
4-1.減薬の適応
4-2.減薬の注意点
4-3.症例
ケース1:安定によりアトモキセチンを減薬したケース
5.中止のしかた
5-1.中止の適応
5-2.中止の方法
5-3.症例
ケース2:グアンファシンを中止しメチルフェニデート徐放錠にスイッチしたケース
患者さんによく聞かれる質問とその答え6
COLUMN 薬物療法の継続と中止のはざまで:ライフステージに寄り添う支援
Ⅶ 依存症治療薬の減らし方、やめ方
1.はじめに
2.依存症治療薬の作用機序と特徴
3.適応疾患と標的症状
4.減薬のしかた
4-1.減薬の適応
4-2.減薬時の注意点
4-3.症例
ケース1:副作用によりセリンクロを減薬したケース
5.中止のしかた
5-1.中止の適応
5-2.中止の方法
5-3.症例
ケース2:環境が整ったため断薬を希望されたケース
患者さんによく聞かれる質問とその答え7
COLUMN 役立ちそうなものは全部使って!
Ⅷ 注意すべき副作用、依存
1.はじめに
2.副作用と治療
3.副作用と参照する資料
4.減薬のしかた
4-1.減薬の適応
4-2.減薬時の注意点
4-3.症例
ケース1:本人から「40代で31錠も飲むのは多いから減らしてほしい」と言われたケース
ケース2:複数の抗コリン薬を内服し、減量したが2年後に元に戻ったケース
5.中止のしかた
5-1.中止の適応
5-2.中止の方法
5-3.症例
ケース3:睡眠覚醒リズム表をきっかけに睡眠時無呼吸症候群(SAS)が発見され、この改善によって内服の減量が可能であったケース
患者さんによく聞かれる質問とその答え8
COLUMN お勤めご苦労様でした
Ⅸ 併存疾患、高齢者、小児、妊産婦への処方
1.はじめに
2.併存疾患を有する患者さんへの処方
2-1.併存疾患により薬物動態に変化が生じる
2-2.肝機能障害
2-3.腎機能障害
2-4.相互作用の観点からの注意点
- 2-4-1.抗てんかん薬
- 2-4-2.抗菌薬・抗ウイルス薬・抗真菌薬・抗結核薬
- 2-4-3.抗潰瘍薬
- 2-4-4.その他
3.高齢者への処方
3-1.加齢性変化により有害事象が生じやすい
3-2.本当に薬物療法が必要な状態なのか
3-3.アドヒアランスと家族支援
3-4.高齢者において慎重な投与を要する薬剤
COLUMN 高齢患者さんへの非告知投与に関して
4.小児への処方
4-1.子どもの精神疾患の特徴
4-2.小児のうつ病
4-3.小児の不安症
4-4.チック
4-5.適応外使用をする際の対応
COLUMN 本人への診断告知はいつどうやって行う?
5.妊産婦への処方
5-1.妊産婦の向精神薬処方における支援
- 5-1-1.プレコンセプションケアと共同意思決定(SDM)
- 5-1-2.ベースラインリスクについて
- 5-1-3.薬物療法を中断した際のリスクについて
5-2.妊娠に伴う薬物動態の変化
5-3.授乳に関して
5-4.薬剤カテゴリごとのエビデンス
- 5-4-1.抗精神病薬
- 5-4-2.抗うつ薬
- 5-4-3.気分安定薬
- 5-4-4.BZD系薬
