事例から学ぶ地域・在宅看護論【電子版】
- 出版社
- 医学書院
- 電子版ISBN
- 978-4-260-64618-5
- 電子版発売日
- 2021/03/22
- ページ数
- 116ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥2,420 (本体¥2,200+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-260-04618-3
- 印刷版発行年月
- 2021/02
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概要
目次
序章 今なぜ地域・在宅看護を学ぶのか
①「生活者」から考える
1 看護はもともと家庭内で行われていた
2 超高齢社会と地域包括ケアシステム
3 地域包括ケアシステムにおける訪問看護師の役割
②地域・在宅看護と病院内看護の違い
1 療養者・家族が主体である
2 生活に医療をなじませ,自立を支援する
3 多様な年齢・疾患・環境の療養者が対象となる
4 自律した観察と判断が求められる
5 制度や法律によって料金や時間などが規定されている
第1部 実習に行く前に知っておきたい地域・在宅看護の基本
第1章 地域・在宅に出かける前におさえておきたい基本的マナー
①訪問前のマナー
1 利用者の情報の確認をします
2 持ち物に忘れ物がないかを確認します
3 身だしなみの確認をします
4 訪問時間と訪問場所・経路と所要時間の確認をします
5 トイレを済ませておきます
②玄関でのマナー
1 インターホンを鳴らす前に,身だしなみを整えます
2 一呼吸おいてインターホンを鳴らします
3 療養者・家族が出てこられたら,もう一度挨拶をします
③療養者のお部屋でのマナー
1 入室時には,ノックか声かけをします
2 座る前に挨拶をします
3 勧められた席に座ります
4 ケアに入る前に挨拶をします
④退出時のマナー
1 後片付けをします
2 終了の挨拶をします
3 玄関で退出の挨拶をします
4 玄関を出た後も気を抜きません
COLUMN 訪問かばんはドラえもんのポケット!?
第2章 地域・在宅看護におけるコミュニケーションと情報収集のポイント
①地域・在宅看護におけるコミュニケーションの基本
1 コミュニケーションの場面を設定する(環境を整える)
2 聴くための技法を活用する
②地域・在宅看護における情報収集のポイント
1 限られた訪問時間で効率的に収集する
2 療養者・家族の個人情報は慎重に扱う
3 基本的な情報収集の項目
4 いざという時に役立つフィジカルイグザミネーション
③地域・在宅看護における看護過程と記録
1 地域・在宅看護における看護過程
2 地域・在宅看護における記録
第2部 事例を通して地域・在宅看護を学ぶ
第3章 療養者・家族を主体とした看護
Case 1 必要でないケアを要求される
Case 2 よかれと思って提案したことが苦情に発展
Case 3 療養者と家族の意見が対立
第4章 生活の場での看護
Case 4 暮らしの場は,不適切な療養環境!?
Case 5 療養者を中心にした環境調整
Case 6 夜間の緊急電話の対応
第5章 在宅エンド・オブ・ライフケア
Case 7 在宅看取りを望む療養者と家族の不安
Case 8 独居の療養者のエンド・オブ・ライフケア
Case 9 遺族のグリーフケア
第6章 認知機能が低下した人の在宅療養生活支援
Case 10 老老介護の世帯で介護者が認知症に
Case 11 認知症のある療養者からの暴言・暴力
Case 12 介護者による虐待が疑われる
COLUMN 高齢者虐待
第7章 地域包括ケアシステムをつくる多職種連携
Case 13 医師との連携
Case 14 地域支援チームによる退院前カンファレンス
Case 15 役割の違う看護師同士の連携
索引