亀田流 市中肺炎診療レクチャー【電子版】
- 出版社
- 中外医学社
- 電子版ISBN
- 電子版発売日
- 2019/07/01
- ページ数
- 210ページ
- 判型
- A5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥3,960 (本体¥3,600+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-498-13042-5
- 印刷版発行年月
- 2019/06
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- 対応OS
-
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概要
的検査から抗菌薬・ステロイドを用いた治療,予防までを網羅的に解説した実践的書籍.呼吸器内科医と感染症医
の両方の視点を取り入れ,肺炎の一般的な診療の流れに沿って説明していくことで,高度な内容でありながら医学
生や初期研修医であってもストレスなく読み進められる構成となっている.
目次
1 市中肺炎の診断
1 市中肺炎の定義
2 市中肺炎の疫学
コラム 急性気管支炎に抗菌薬は不要〜だから肺炎の診断は重要〜
3 導入:肺炎の診断は難しい?─痰出して抗菌薬開始,の前の段階
4 肺炎を示唆する症状
5 肺炎を示唆する身体所見
コラム 副雑音について
6 肺炎の予測モデル─胸部単純X線写真オーダー支援ツール
7 胸部単純X線写真
コラム 胸部単純X線写真のPitfall
8 胸部CT
9 肺結核を疑う時
コラム 肺結核を疑った時の対応
コラム 空気感染隔離の解除
コラム 肺結核と血痰〜肺結核における喀血の頻度〜
2 市中肺炎の重症度判定と入院適応
1 市中肺炎の重症度判定(総論)
2 重症度判定ツール(PSI,CURB-65/CRB-65,A-DROP)
3 重症度判定ツールの有用性と使用上の注意点
4 各判定ツールの比較─結局どのツールを使用するか
コラム ICU入室の基準
5 入院適応の決定
3 原因微生物を考える Part 1
1 導入─原因微生物を考える
2 疫学から考える
3 患者背景から考える
コラム インフルエンザ後の肺炎
4 重症度から考える
5 非定型肺炎と細菌性肺炎の鑑別
コラム 「非定型肺炎」と一括りにはできない
6 尿中抗原検査(肺炎球菌,Legionella pneumophila)
7 市中肺炎における緑膿菌性肺炎のリスク
コラム 市中肺炎診療で使用する抗緑膿菌活性のある抗菌薬
4 原因微生物を考える Part 2
1 微生物学的検査
2 喀痰グラム染色の有用性
3 喀痰のグラム染色─質の評価
4 グラム染色で推定できる細菌
5 血液培養─いつ採取するか
5 抗菌薬治療
1 総論─経験的治療と標的治療
2 原因微生物がはっきりしない場合の経験的治療
3 肺炎球菌が疑われる場合の経験的治療と同定後の標的治療
4 インフルエンザ桿菌が疑われる場合の経験的治療と同定後の標的治療
5 Moraxella catarrhalisが疑われる場合の経験的治療と同定後の標的治療
6 腸内細菌科細菌が疑われる場合の経験的治療と同定後の標的治療
7 緑膿菌が疑われる場合の経験的治療と同定後の標的治療
8 黄色ブドウ球菌が疑われる場合の経験的治療と同定後の標的治療
9 重症肺炎におけるβラクタム系抗菌薬とマクロライド系抗菌薬の併用
10 市中肺炎における副腎皮質ステロイドの役割
コラム 肺炎随伴性胸水と膿胸
コラム フルオロキノロン系抗菌薬の使用上の注意
コラム いつ嫌気性菌をカバーするか〜誤嚥性肺炎〜
6 治療効果判定と治療期間
1 市中肺炎の治療効果判定
2 治療期間
3 経験的治療で改善しない場合の鑑別
7 市中肺炎の予防─ワクチン接種
1 肺炎球菌ワクチン
2 インフルエンザワクチン
コラム 免疫チェックポイント 阻害薬使用中のインフルエンザワクチン
索引