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Onco-cardiologyガイドライン【電子版】

日本臨床腫瘍学会 日本腫瘍循環器学会 (編)

出版社
南江堂
電子版ISBN
978-4-524-20725-1
電子版発売日
2023/03/27
ページ数
96ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥1,980 (本体¥1,800+税10%)

印刷版ISBN
978-4-524-22819-5
印刷版発行年月
2020/03
ご利用方法
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同時使用端末数
3
対応OS
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
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同時使用端末数
1
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概要

がんと循環器疾患が重なる領域を扱う新しい臨床研究分野であるOnco-cardiologyに関する本邦初のガイドライン.CQ(clinical question)について,最新のエビデンスに基づく推奨を提示しつつ,エビデンスが不足しているが,今後の重要な課題と考える内容については,現状の考え方をFRQ(future research question)として記載し,さらに基本的な知識で臨床上広く行われている内容についてもBQ(background question)と位置づけ概説した.がんと循環器疾患を合併する患者の診療の指針となる一冊.

目次

【内容目次】
総説
 1.本ガイドラインの概要
 2.腫瘍循環器学の概念
 3.腫瘍循環器外来の役割
 4.がん診療における循環器医との連携
 5.「がん治療後の心機能マネジメント」に関して
Question
 CQ 1 がん薬物療法中の患者の定期的な心エコー図検査で,GLS(global longitudinal strain)の計測が推奨されるか?
 BQ 2 がん薬物療法中に心血管イベントを発症した患者に対して,がん薬物療法を継続することは推奨されるか?
 CQ 3 心血管疾患の合併のあるHER2陽性乳がん患者に対してトラスツズマブおよびペルツズマブ投与は推奨されるか?
 BQ 4 血管新生阻害薬投与中の患者に対し,血圧管理が必要か?
 CQ 5-1 プロテアソーム阻害薬(カルフィルゾミブ)を投与する多発性骨髄腫患者に対して心臓評価は推奨されるか?
 FRQ 5-2 心機能低下のある多発性骨髄腫患者にはカルフィルゾミブよりもボルテゾミブ,イキサゾミブ投与が推奨されるか?
 FRQ 6-1 免疫チェックポイント阻害薬(immune checkpoint inhibitor:ICI)投与中の心筋障害診断のスクリーニングは有用か?
 BQ 6-2 免疫チェックポイント阻害薬(immune checkpoint inhibitor:ICI)による心筋障害発症時,その治療としてステロイド療法は有用か?
 FRQ 7-1 がん薬物療法に伴う静脈血栓塞栓症(venous thromboembolism:VTE)の診療にバイオマーカーは推奨されるか?
 CQ 7-2 がん薬物療法に伴い静脈血栓塞栓症(venous thromboembolism:VTE)を発症した患者に抗凝固療法は推奨されるか?
 BQ 8-1 がん薬物療法中に経胸壁心臓超音波検査による肺高血圧症のスクリーニングは推奨されるか?
 FRQ 8-2 がん薬物療法による肺高血圧症に早期の肺血管拡張薬は有効か?
 CQ 9-1 心毒性のあるがん薬物療法を行う患者に対して定期的な心臓評価は推奨されるか?
 BQ 9-2 がん薬物療法を行う器質的心疾患を有する心不全患者に対して定期的な心臓評価は推奨されるか?
 FRQ 9-3 がん薬物療法を行うステージB心不全患者に対して循環器専門医の併診は推奨されるか?
 FRQ 10 がん薬物療法として心毒性のある薬剤の投与時に心保護目的に心保護薬[アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB),アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬,β遮断薬など,デクスラゾキサン以外]の投与は有用か?