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≪実験医学別冊 最強のステップUPシリーズ≫

リアルな相互作用を捉える近接依存性標識プロトコール【電子版】

BioID・TurboID・AirIDの選択・導入から正しい相互作用分子の同定まで、論文には書かれていない実験のノウハウ

澤崎 達也 (編)

出版社
羊土社
電子版ISBN
 
電子版発売日
2024/09/30
ページ数
174ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥7,590 (本体¥6,900+税10%)

印刷版ISBN
978-4-7581-2274-0
印刷版発行年月
2024/09
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概要

細胞内での相互作用分子を網羅的に捉える技術として,急速に普及するビオチン標識法.ノイズに惑わされない正しい同定を導く戦略やコツから,様々な生物種での応用例まで,本書さえあれば今すぐあなたも実践できる!

目次

【目次】

概論―近接依存性ビオチン標識法の原理・実際・応用

原理編
1 近接依存性ビオチン標識技術の選び方と解析の注意点
2 細胞,マウス個体へのビオチンリガーゼ導入法
3 ビオチン化タンパク質の検出・同定法と使い分け

実践編
I.解析フロー
1 標識酵素融合遺伝子のコンストラクション
2 BioID酵素融合遺伝子の培養細胞への導入
3 イムノブロットによるビオチン標識の確認
4 ビオチン化タンパク質の精製と質量分析による同定
5 近接タンパク質情報のバイオインフォマティクス
6 in vitroでの生化学的相互作用解析

II.各生物種での解析
7 マウス生体内BioID法の実践に向けたマウス作製法とビオチン化誘導法
8 AirID融合タンパク質発現シロイヌナズナの作出
9 出芽酵母におけるAirIDによる相互作用因子の同定
10 ショウジョウバエ生体における近接依存性標識プロテオミクス

応用編
1 Split-BioID法とその派生技術の可能性
2 BioID法に用いる酵素の構造的特徴
3 Fab抗体を用した膜タンパク質の細胞外相互作用解析
4 HRP標識抗体を用いた構造特異的膜タンパク質の解析
5 BioID法で解き明かす生体脳の空間プロテオーム
6 短時間のPPIを解析するためのBioID酵素

索引