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Less, but better 肺炎診療【電子版】

シンプルな治療戦略の考え方

青木 洋介(著者)

出版社
メジカルビュー社
電子版ISBN
 
電子版発売日
2026/02/27
ページ数
232ページ
 判型
A5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥4,400 (本体¥4,000+税10%)

印刷版ISBN
978-4-7583-2247-8
印刷版発行年月
2026/03
ご利用方法
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同時使用端末数
3
対応OS
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
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必要メモリ容量
46 MB以上
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同時使用端末数
1
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概要

肺炎を疑うとき,数多くの病原菌と抗菌薬を前に,「どの薬剤を選ぶべきか」と迷う場面は少なくない。本書は,そうした臨床の実感を出発点に,“Less, but Better” をコンセプトとして肺炎診療を再整理した実践書である。
複雑に見える原因菌を,「気腔」「消化管」「環境」という3つの出どころに分類し(三群),現場で最低限押さえておくべき数種類のessential drugを明確に提示。それらを市中肺炎,院内肺炎,医療・介護関連肺炎といった各カテゴリーに正しく振り分けることで(三型),原因菌が特定できない状況でも,過不足のない抗菌薬選択へと導く考え方・選択の軸を解説する。
まず各論で肺炎診療に必要な知識の全体像を整理し,続く事例検討およびQ&A形式のREVIEWを通して,「三型・三群」の考え方を実践的に身につけられる構成となっている。
あえて「必須ではない部分(what is NOT essential)」を削ぎ落とし,診療の核となる「実践知」を身につけるための画期的な一冊。

目次

第Ⅰ章 肺炎の分類と原因菌の考え方
市中肺炎と原因菌 ①定型肺炎と非定型肺炎
市中肺炎と原因菌 ②原因菌の由来
院内肺炎と原因菌
医療・介護関連肺炎
 MEMO
 1-1:耐性化
 1-2:インフルエンザ菌
 1-3:環境由来のグラム陰性菌を患者さんに定着させない
 1-4:嫌気性菌
 1-5:黄色ブドウ球菌による肺炎の頻度

第Ⅱ章 肺炎の臨床像・診断
細菌性肺炎の症状
細菌性肺炎は急性の発症経過(chronology)
健康成人における肺炎の症状
高齢者肺炎の特徴
胸痛
バイタルサイン
肺炎の診断:聴診 ①方法
肺炎の診断:聴診 ②正常の呼吸音
肺炎の診断:聴診 ③副雑音(adventitious lung sounds)
肺炎の診断:聴診 ④肺炎患者さんの聴診所見
肺炎の診断:胸部X線写真
胸部X線写真(正面像)の読み方
メタ認知:直感を躾ける~診断アプローチのtips ~
 MEMO
 2-1:抗菌薬は患者さんに投与するのではありません
 2-2:糖尿病患者における好中球の機能低下
 2-3:胸水の生理
 2-4:敗血症の評価
 2-5:fine crackle

第Ⅲ章 肺炎の治療
抗菌薬の選び方
β-ラクタム系抗菌薬
β-ラクタム系抗菌薬 ①ペニシリン系抗菌薬
β-ラクタム系抗菌薬 ②セファロスポリン(セフェム)系抗菌薬
β-ラクタム系抗菌薬 ③カルバペネム系抗菌薬
キノロン系抗菌薬
マクロライド系抗菌薬およびミノサイクリン
抗MRSA薬
そのほかの抗菌薬
治療の効果判定
初期治療抗菌薬の選択:まとめ
 MEMO
 3-1:問題解決は上流で
 3-2:Lindy効果
 3-3:Availability Heuristics
 3-4:ESBL?
 3-5:中等症
 3-6:3日間
 3-7:高い生体利用率を活かすには
 3-8:抗菌薬 vs 抗ウイルス薬
 3-9:Intensity matching

第Ⅳ章 事例検討
大葉性肺炎
プライマリケアで診療することの多い肺炎 ①気管支肺炎
プライマリケアで診療することの多い肺炎 ②誤嚥性肺炎
プライマリケアで診療することの多い肺炎 ③マイコプラズマ感染症
プライマリケアで診療することの多い肺炎 ④非定型肺炎(おそらくマイコプラズマ類縁感染症)
プライマリケアで診療することの多い肺炎 ⑤肺結核
プライマリケアで診療することの多い肺炎 ⑥細菌性肺炎
プライマリケアで診療することの多い肺炎 ⑦肺結核
プライマリケアで診療することの多い肺炎 ⑧肺結核
嫌気性菌による肺炎 ①肺膿瘍
嫌気性菌による肺炎 ②肺膿瘍(+胸膜炎)
嫌気性菌による肺炎 ③肺膿瘍
入院患者の肺炎≒誤嚥性肺炎 ①くも膜下出血後
入院患者の誤嚥性肺炎 ②腹部大動脈グラフト置換術後
入院患者の肺炎≒誤嚥性肺炎 ③両側人工股関節置換術後
入院患者の肺炎≒誤嚥性肺炎 ④残膵摘出術後
入院患者の肺炎≒誤嚥性肺炎 ⑤進行期舌がん
入院患者の肺炎≒誤嚥性肺炎 ⑥肺気腫・関節リウマチ
免疫抑制状態での肺炎の原因菌の考え方
免疫抑制状態での肺炎の原因菌の考え方 ①ノカルジア感染症
 MEMO
 4-1:消去法
 4-2:Mental shortcut
 4-3:〜sis
 4-4:腸内細菌と肺炎
 4-5:three sides to every story
 4-6:CLDM
 4-7:Hindsight bias
 4-8:放線菌
 4-9:Bacterial adherence
 4-10:Silent evidence-based medicine
 4-11:Unknown unknowns

第Ⅴ章 REVIEW
知識と想起
症例問題

付録 抗菌薬の腎機能別投与量