複雑性PTSDとは何か【電子版】

- 出版社
- 金剛出版
- 電子版ISBN
- 978-4-7724-9542-4
- 電子版発売日
- 2025/05/27
- ページ数
- 204ページ
- 判型
- 四六
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥2,860 (本体¥2,600+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-7724-1890-4
- 印刷版発行年月
- 2022/04
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概要
目次
複雑性PTSDの概念,歴史,その重要性
トラウマ焦点化心理療法の考え方
治療同盟をつくる
複雑性の要素―虐待・DV・いじめ・災害
トラウマ記憶を扱うという治療―効果と副作用
複雑性PTSDと対人支援の姿勢
PTSDになる人ならない人
世の中に役に立たない経験なんていうのは一つもない
ストレングスモデルの実践/治療としてのオープンダイアローグ
治療関係の結び方
緩和医療と複雑性PTSDの問題
癌の告知がPTSDの原因になる
パニック障害と複雑性PTSDの関連
対人恐怖・強迫の背景にある複雑性PTSD
精神疾患のリスクファクターとしての小児期の逆境体験
差別,戦争・軍隊が複雑性PTSD的な現象を生みやすい
文化の伝承―トラウマのパラドックス
本来,道徳で人間関係の中で処理してきたものが「法律」になる
PTSDと生物-心理-社会モデル
対人支援者の傷つき
二次的外傷ストレスについて
逆転移と代理受傷
代理受傷を防ぐ―セルフケア・職場内でのケア
Folie a Deux : 二人組精神病
やりすぎの医療制度の問題
チーム医療の直面する状況
支援者に対するソーシャルサポートのネットワーク
開かれた関係という論理
愚痴の言えない職場
治療としてのダイアローグという考え方
共同体の復活を目指す
組織におけるリーダーの資質
重いトラウマを持った当事者のオープンダイアローグの運営法
対人援助者の受傷を予防する
寄り添う,波長を合わせる
臨死臨床の経験
自分一人で抱え込まない
□第Ⅱ部 座談会を終えて
「複雑性PTSDを語る」セッションを終えて:飛鳥井望
「経験」となりえなかった「体験」:神田橋條治
「世界は一個の大きな病院になる」ことから逃れて:高木俊介
わたしの複雑性PTSD臨床―三八年間,素人なりに対応を試行錯誤してきた一精神科医の実践の紹介:原田誠一