臨床医のための免疫キーワード110 4版【電子版】
- 出版社
- 日本医事新報社
- 電子版ISBN
- 978-4-7849-6488-8
- 電子版発売日
- 2017/09/13
- ページ数
- 272ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥4,950 (本体¥4,500+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-7849-3069-2
- 印刷版発行年月
- 2017/07
- ご利用方法
- ダウンロード型配信サービス(買切型)
- 同時使用端末数
- 2
- 対応OS
-
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
※コンテンツの使用にあたり、専用ビューアisho.jpが必要
※Androidは、Android2世代前の端末のうち、国内キャリア経由で販売されている端末(Xperia、GALAXY、AQUOS、ARROWS、Nexusなど)にて動作確認しています - 必要メモリ容量
- 48 MB以上
- ご利用方法
- アクセス型配信サービス(買切型)
- 同時使用端末数
- 1
※インターネット経由でのWEBブラウザによるアクセス参照
※導入・利用方法の詳細はこちら
この商品を買った人は、こんな商品も買っています。
概要
■「耳にしたことはあるけれども、どういうものかはよくわからない」―そんな言葉が多い免疫学の基礎的事項からトピックスまで110項目を集め、すべて図表付きで解説しています。
■ 分厚い免疫学の教科書を読む暇はない多忙な臨床医でも、気軽に読めます。
■通覧すれば免疫学の流れが理解できるよう構成されており、知識の整理にも役立ちます。
目次
1. 獲得免疫と自然免疫
2. 自然リンパ球(ILCs)
3. B1細胞とB2細胞
4. CD4+T細胞のサブセット(Th1細胞・Th2細胞・Th3細胞・Th9細胞・Th17細胞・Th22細胞・Tr1細胞・TFH細胞・Treg細胞)
5. γδT細胞
6. 自然T細胞(innate T cell)
7. NK細胞とNKレセプター
第Ⅱ章 自然免疫
1. 病原体関連分子パターン(PAMPs)に対するレセプター(PRR)
2. Toll様レセプター(TLR)
3. 危険(傷害)関連分子パターン(DAMPs)
4. M1細胞・M2細胞
5. マクロファージによる死細胞の処理
6. Fcγレセプター
第Ⅲ章 抗 体
1. T細胞非依存性抗原
2. 完全抗原・不完全抗原
3. 免疫グロブリンのクラススイッチ
4. IgGサブクラス・IgAサブクラス
5. 移行抗体と児の感染防御,免疫病
第Ⅳ章 抗原認識
1. 抗原レセプターの遺伝子再編成
2. T細胞の抗原認識
3. 共刺激シグナル
4. 樹状細胞
5. 抗原提示
6. プロテアソームと抗原提示
7. スーパー抗原
第Ⅴ章 免疫応答
1. 接着分子
2. リンパ球のホーミング
3. 免疫学的シナプス
4. 熱ショック蛋白(HSP)と免疫応答
5. オートファジーと免疫機能
6. リンパ球の細胞傷害作用
7. 細胞質顆粒の内容放出機序
8. アポトーシスとネクローシス
9. リンパ球の機能とレチノイン酸
10. 免疫学的記憶とメモリーB細胞・メモリーT細胞
11. 腸内共生菌の免疫系への効果
12. 免疫系の老化
13. 免疫機能の性差
第Ⅵ章 リンパ組織
1. リンパ濾胞・胚中心
2. 脾辺縁帯と免疫
3. 粘膜関連リンパ組織
第Ⅶ章 補 体
1. 補体の活性化経路
2. 発作性夜間ヘモグロビン尿症
3. 遺伝性血管神経性浮腫
第Ⅷ章 サイトカイン
1. インフラマソームとIL-1β,IL-18の分泌
2. IL-17と炎症
3. Ⅰ型インターフェロンの抗ウイルス作用
4. インターフェロンγと免疫応答
5. 腫瘍壊死因子(TNF-α)
6. ケモカイン
7. BAFF・APRILとB細胞活性化
8. TGF-βと免疫応答
9. IL-10と免疫応答
第Ⅸ章 感染防御
1. 抗微生物ペプチド
2. ウイルス防御の免疫機構
3. 細菌防御の免疫機構
4. 食細胞と活性酸素
5. ウイルスの免疫回避機構
6. カンジダ防御の免疫機構
7. マラリア原虫防御の免疫機構
第Ⅹ章 免疫不全症
1. 重症複合免疫不全症
2. X連鎖リンパ増殖性症候群(XLP)
3. 高IgE症候群
4. 慢性粘膜皮膚カンジダ症
5. マイコバクテリア易感染性疾患
6. 自然免疫系の不全症
7. 自己炎症性疾患/周期性発熱症候群
8. AIDSにおける免疫異常
第ⅩⅠ章 免疫制御
1. レギュラトリーT細胞
2. 免疫制御細胞
3. T細胞の正の選択・負の選択
4. 自己反応性B細胞の非働化
5. 免疫トレランス
6. 経口トレランス
7. miRNA,アンチセンスと免疫応答
8. 活性化T細胞のフィードバック分子
9. 活性化誘導細胞死
第ⅩⅡ章 アレルギー
1. Ⅰ型アレルギーの機序
2. 自然型アレルギー性炎症
3. 遅発アレルギー反応
4. アレルギーによる組織リモデリング
5. クラスⅡ食物アレルギー
6. マスト細胞の活性化
7. マスト細胞活性化の制御
第ⅩⅢ章 自己免疫疾患
1. 自己免疫疾患発症のToll仮説
2. 隔絶抗原・潜在抗原と自己免疫反応
3. レギュラトリーT細胞と自己免疫反応
4. 補体と自己免疫疾患
5. 外来性抗原による自己免疫反応誘導
6. 刺激抗体による疾患
7. 多内分泌腺性自己免疫症候群(APS/APECED)
8. 1型糖尿病・2型糖尿病と免疫
9. クローン病の成因
10. 抗リン脂質抗体症候群
第ⅩⅣ章 腫瘍免疫・移植免疫・生殖免疫
1. 腫瘍の免疫回避機構
2. 移植片対腫瘍効果・移植片対白血病効果
3. 超急性移植拒絶反応
4. 妊娠の維持とリンパ球
第ⅩⅤ章 免疫学的検査・予防・治療
1. 感染症の診断と抗体測定
2. 血液型と同種赤血球凝集反応
3. リンパ球刺激試験
4. 人工抗体
5. イムノアドヘシンと免疫疾患の治療
6. 癌のミサイル療法
7. 感染防御機構とワクチン
8. アジュバント
9. 癌ペプチドワクチン
10. 免疫グロブリン大量療法
11. 腫瘍の免疫チェックポイント阻害療法
12. キメラ抗原レセプター(CAR)遺伝子導入T細胞による腫瘍の治療
索 引