医学・医療の電子コンテンツ配信サービス

isho.jp

0 ようこそ、ゲストさん
0

ピロリ除菌治療パーフェクトガイド 第3版【電子版】

榊 信廣 (編)

出版社
日本医事新報社
電子版ISBN
 
電子版発売日
2020/10/26
ページ数
224ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥4,950 (本体¥4,500+税10%)

印刷版ISBN
978-4-7849-4497-2
印刷版発行年月
2020/10
ご利用方法
ダウンロード型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
2
対応OS
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
※コンテンツの使用にあたり、専用ビューアisho.jpが必要
※Androidは、Android2世代前の端末のうち、国内キャリア経由で販売されている端末(Xperia、GALAXY、AQUOS、ARROWS、Nexusなど)にて動作確認しています
必要メモリ容量
106 MB以上
ご利用方法
アクセス型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
1
※インターネット経由でのWEBブラウザによるアクセス参照
※導入・利用方法の詳細はこちら

この商品を買った人は、こんな商品も買っています。

概要

各種ガイドラインに準拠した最新データを網羅!基本となる保険で認められたピロリ菌の診断・治療の解説から、それらが有効な疾患、さらには保険適用外の除菌治療まで詳しく解説。

目次

第1章 除菌治療を行うために必要な知識─ 保険診療で認められた除菌治療が基本!
1 除菌治療が必要な人は? ヘリコバクター・ピロリ胃炎
2 ピロリ感染を診断する 侵襲的検査法,非侵襲的検査法と診断の補助
3 除菌治療の初回の方法 保険認可の3剤併用療法
4 除菌判定の時期と方法 尿素呼気試験,便中ピロリ抗原検査を中心に
5 除菌治療に失敗したら二次除菌治療 保険認可の二次除菌治療
6 治療前に患者さんに説明すべきこと 成功率と副作用,そして除菌後の注意
7 保険診療の実際 レセプトの書き方

第2章 除菌治療の効果
1 ピロリ胃炎の内視鏡診断と除菌後の変化 「胃炎の京都分類」に基づいて
2 潰瘍の治療はこう変わった! 潰瘍ガイドラインでの除菌治療の位置づけ
3 潰瘍であればすべて除菌治療が有用か? NSAIDs・低用量アスピリン潰瘍でのピロリ除菌
4 胃MALTリンパ腫の除菌治療の問題点 遺伝子異常と長期予後
5 特発性血小板減少性紫斑病の治療 ピロリ陽性例では除菌が第一選択の治療
6 除菌治療で治る胃ポリープ 除菌治療で治るのは胃過形成性ポリープ
7 除菌治療と機能性ディスペプシア・胃食道逆流症 最近のエビデンス
8 その他,除菌治療が有効とされる疾患は? 有効性が報告されている鉄欠乏性貧血,パーキンソン病,糖尿病,心血管疾患,慢性蕁麻疹,片頭痛,遺伝性血管浮腫,中心性漿液性脈絡網膜症

第3章 除菌治療の応用
1 除菌療法の歴史的変遷 除菌率と安全性を考慮し選択されてきたレジメンの変遷
2 除菌治療と酸分泌抑制 P-CABの話題を加えて
3 一次・二次除菌治療に失敗したら,三次除菌 JAPAN GAST Study Group(JGSG),東京HP研究会の検討をふまえて
4 小児の除菌治療方法と対象疾患
5 小児の感染診断・除菌判定のポイントと感染予防の指導
6 高齢者,胃癌術後の患者,妊婦などのピロリ除菌治療 それぞれの特徴を理解して治療を行うために
7 ペニシリンアレルギー患者の除菌治療 薬疹がみられた例をどうするか?
8 除菌治療に伴う問題点 除菌に伴う副作用,除菌後の経過に注意
9 除菌後に逆流性食道炎は増加するか? 除菌後に発生する逆流性食道炎の多くは軽症だが,食道裂孔ヘルニアや胃粘膜萎縮が認められる症例では注意!
10 ピロリ菌の再出現 再燃か? 再感染か?

第4章 ピロリ菌とは?─患者さんの質問に答えるために
1「ピロリ菌ってどんな菌ですか?」と聞かれたら 電子顕微鏡で見るピロリ菌
2「ピロリ菌はどこにいるのですか?」と聞かれたら 顕微鏡で見た胃粘膜および胃粘液中のピロリ菌
3「いつ,どのように感染するのですか?」と聞かれたら 感染経路と主な感染年齢
4「ピロリ菌は悪い菌ですか?」と聞かれたら 「悪い菌です」と言える根拠
5「ピロリ感染はどのような疾患と関係しているのですか?」と聞かれたら ピロリ感染が引き起こす様々な疾患
6「ピロリ感染と胃癌は本当に関係しているのですか?」と聞かれたら 動物実験で証明されたピロリ感染・除菌と胃癌
7「除菌治療で胃癌の予防ができるのですか?」と聞かれたら 「はい,予防できます。ただし,除菌後も長期の内視鏡フォローアップが必要です!」

第5章 ピロリ除菌治療と胃癌
1 ピロリ菌の基礎知識 知っておきたいピロリ菌の細菌学的特徴
2 ピロリ感染・胃炎・胃癌の連鎖 ピロリ感染による胃炎と胃癌とはどのような関連があるのか
3 疫学的にみたピロリ感染症
4 除菌治療による胃癌の予防効果
5 ピロリ除菌による胃癌撲滅計画とWHOのがん研究機関(IARC)から発表された報告書 世界とわが国のピロリ除菌と胃癌撲滅へ向けての今後の方向性
6 除菌後に発見される胃癌の特徴と診断のポイント 除菌後のサーベイランスのために
7 除菌治療の胃癌リスク分類への影響 ABC分類は胃癌検診のgateway
8 ピロリ未感染胃に発生する胃癌の頻度と特徴 ピロリ菌の関与のない胃癌はあるか?

ピロリ除菌治療役立ちコラム1 ピロリ感染の診断と治療の保険承認の歴史
ピロリ除菌治療役立ちコラム2 除菌治療後に潰瘍が発生した?!
ピロリ除菌治療役立ちコラム3 いつからピロリ菌と呼ばれるようになったのか?
ピロリ除菌治療役立ちコラム4 検診受診患者の胃癌発見率からみた除菌治療の胃癌抑制効果