ゼロから始める認知症診療【電子版】
- 出版社
- 文光堂
- 電子版ISBN
- 電子版発売日
- 2022/01/31
- ページ数
- 204ページ
- 判型
- A5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥3,080 (本体¥2,800+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-8306-3624-0
- 印刷版発行年月
- 2017/09
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- 対応OS
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概要
目次
1 認知症とは?
1 記憶の分類・種類・評価
2 認知症の定義・主たる原因疾患
2 基本的症候
1 認知症の中核症状
2 認知症の周辺症状(BPSD)
3 認知症の疫学
1 これまでの疫学調査より
2 若年性認知症の疫学
4 軽度認知機能障害(MCI)とは
1 MCIの定義
2 MCIを疑うとき
3 MCIから認知症へのコンバート予測
4 抑うつ状態の存在からMCIを疑う
5 認知症の経過
1 発症前期〜発症初期認知症
2 認知症の重症度分類
3 中等度〜高度認知症
4 認知症の終末像
2章 認知症の各病型の診断
1 認知症を疑うとき
1 家族など患者周囲の人が認知症を疑うのは?
2 診察の仕方:問診・病歴聴取・診察のポイント
3 検査法:スクリーニング〜専門的診断
2 認知症との鑑別が必要な状態
1 せん妄状態
2 うつ病/抑うつ状態
3 老人性精神病などの精神科疾患
3 覚えておきたい代表的な疾患・各病型の症候など
1 アルツハイマー病(AD)
2 レビー小体型認知症(DLB)
3 前頭側頭型認知症(FTDもしくはFTLD)
4 嗜銀顆粒性認知症(AGD)と神経原線維変化型老年認知症(SD-NFT)
5 脳血管性認知症(VaD)
6 特発性正常圧水頭症(iNPH)
4 認知症の臨床診断は難しい
3章 認知症の治療
1 抗認知症薬総論
1 抗認知症薬は対症療法である
2 症状に合わせた薬の使い方
2 アルツハイマー病に対する治療薬
1 コリンエステラーゼ阻害薬(ドネペジル,リバスチグミン,ガランタミン)
2 NMDA 受容体拮抗薬(メマンチン[メマリーⓇ])
3 その他の治療薬
1 向精神薬(抗不安薬,抗精神病薬,抗うつ薬)
2 漢方薬
4 非薬物療法:リハビリなど
1 認知症に対するリハビリの考え方
2 楽しむことができれば症状進展の防止につながる?
3 身体機能面のリハビリ
5 服薬が上手くできないとき(服薬拒否・飲み忘れ・飲みすぎ等)の対応
1 服薬拒否
2 飲み忘れ
3 飲みすぎてしまった!?
4章 認知症患者と合併疾患
1 てんかん
1 てんかんに対する誤解
2 高齢者の意識消失の原因
3 高齢で初発するてんかんも多い
4 認知症はてんかんを合併しやすい
5 てんかん発作が認知症と間違われることもある
6 高齢者てんかんの治療開始の判断
7 高齢者てんかんの薬物によるコントロール
8 抗てんかん薬の注意すべき副作用
2 糖尿病
1 糖尿病はアルツハイマー病発症の危険因子である
2 糖尿病とアルツハイマー病の悪循環
3 認知症患者の血糖コントロール
3 高血圧
1 高血圧と認知症
2 降圧剤と認知症
4 脂質異常症
1 脂質異常症と認知症
5 いろいろな薬剤と認知症
1 プロトンポンプインヒビター(PPI)と認知症
2 その他の薬剤
5章 認知症患者と社会資源
1 もの忘れ外来とかかりつけ医
1 認知症は誰が最初に気づく?
2 かかりつけ医が認知症を疑うポイント
3 認知症患者と運転免許
2 認知症と介護保険
1『 介護保険』とは
2 主治医意見書作成のポイント
3 主治医意見書提出後の流れ
4 要介護認定により受けられるサービス
3 デイサービス・デイケアの利用
1 介護は一人で頑張ろうとしない
2 日本人の感性としての『恥の文化』
3 現在の日本に必要なこと
4『食わず嫌い』は拒否の表れかもしれない
5 介護サービス施設へお願いしたいこと
4 認知症患者の入院中のケア
1 口腔内ケア
2 せん妄の予防
5 認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)について
1「認知症」という疾患への理解の推進
2 若年性認知症への取り組み
3 高齢者にやさしい地域づくりの推進
4 筆者の考える今後の課題
〜在留外国人の高齢化に伴う認知症発症〜
附録資料
索 引
COLUMN
認知症と文学作品
DLBの幻覚・妄想
認知症と“ドリアン・グレイの肖像”
幻覚・錯覚(誤認)・妄想とは?
認知症と“しごと”
“老人Z”
認知症と生活のメリハリ
あとがきにかえて