新・脳血管内治療兵法書【電子版】
- 出版社
- メディカ出版
- 電子版ISBN
- 電子版発売日
- 2022/05/23
- ページ数
- 576ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥25,300 (本体¥23,000+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-8404-7862-5
- 印刷版発行年月
- 2022/05
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概要
7年分の知見の蓄積を踏まえ、前版より大幅アップデート。血管内専門医、指導医を目指す方に最適の1冊。動脈瘤、AVM、DAVF、血栓回収療法まで、分野のトップリーダーが、臨床医が知っておくべき戦略・ポイント・ノウハウを開陳! 症例画像を排し、どのような臨床場面でも普遍的に活用できるよう、カラーイラストや写真を用いて、tipsやpitfallを細部まで掘り下げ詳述。
目次
・Foreword for
"Neuroendovascular Therapeutics"
by Luc Picard
・巻頭言(初版序文)
・本書の構成
【体之章】
■A 装置と環境
●Ⅰ 血管撮影装置
●Ⅱ 操作台
●Ⅲ 器材の管理
ⅰ ガイドワイヤーの血栓付着予防
ⅱ 器材の収納
ⅲ シリンジ,ヘパリン生食,造影剤の管理
■B セットアップと基本手技1(血管造影法)
●Ⅰ 脳血管撮影法
●Ⅱ 血管内治療器材のセットアップ
ⅰ シリンジ
ⅱ 加圧バッグと灌流ライン
ⅲ アクセスルートの確認
●Ⅲカテーテリゼーション(catheterization)
ⅰ 経大腿セルジンガー法
ⅱ 経腕セルジンガー法
ⅲ 経橈骨動脈アプローチ
ⅳ 頚動脈直接穿刺法
●Ⅳ 撮影
ⅰ 撮影のポリシー
ⅱ 撮影の準備
ⅲ 撮影の方法
ⅳ 造影剤の量
ⅴ 造影する順序
ⅵ catheterizationに伴うトラブル
●Ⅴ 止血
●Ⅵ 脊髄血管撮影
ⅰ セットアップ
ⅱ catheterizationと撮影法
●Ⅶ 小児脳血管撮影
■C 基本手技2(アプローチ)と基本姿勢
●はじめに
●Ⅰ 術者と助手の役割分担
●Ⅱ catheterizationとワイヤリング
●Ⅲ 治療姿勢
■D インフォームドコンセント
■E 合併症発生時の対応
【技之章】
■A 動脈瘤
●はじめに
●Ⅰ セットアップ
ⅰ 前処置
ⅱ ガイディング
ⅲ ワーキングアングル
ⅳ マイクロカテーテルとマイクロガイドワイヤーの選択
ⅴ ガイドワイヤーのshaping
ⅵ カテーテル先端のshaping
ⅶ セットアップ:各論
●Ⅱ 誘導
ⅰ ワイヤー先行(リード)による誘導
●Ⅲ strategy
ⅰ framing
ⅱ filling
ⅲ finishing
ⅳ flow-disruptor
●Ⅳ 各論
ⅰ 瘤形別
ⅱ 大きさ別
ⅲ 部位別
ⅳ 再発瘤
ⅴ 破裂か未破裂か
●Ⅴ アシストテクニック
ⅰ バルーンアシスト
ⅱ ステントアシスト
ⅲ ダブルカテーテル法
●Ⅵ flow diverter(FD)
ⅰ 総論
ⅱ 各論
ⅲ FRED
ⅳ SURPASS
●Ⅶ トラッピング
ⅰ 総論
ⅱ 各論
●Ⅷ トラブルシューティング
ⅰ 瘤の穿孔
ⅱ 術中破裂への対処法
ⅲ 虚血性合併症
ⅳ コイルのstretching
ⅴ コイルのmigration
ⅵ コイルの離脱不能
ⅶ 遅発性合併症
●Ⅸ 抗血小板療法,抗凝固療法
ⅰ 抗血小板療法
ⅱ 抗凝固療法
■B 動静脈奇形
(arteriovenous malformation:AVM)
●はじめに
●Ⅰ 脳動静脈奇形
ⅰ 総論
ⅱ 各論
●Ⅱ 脊髄動静脈奇形
●Ⅲ 乳児の動静脈奇形
●Ⅳ 顔面静脈奇形の硬化療法
●Ⅴ トラブルシューティング
■C 硬膜動静脈瘻
(dural arteriovenous fistula:DAVF)
●Ⅰ 病態
●Ⅱ 総論
ⅰ 経静脈的塞栓術
ⅱ 経動脈的塞栓術
●Ⅲ 各論
ⅰ 海綿静脈洞部硬膜動静脈瘻(CS-DAVF)
ⅱ 横静脈洞,S状静脈洞部硬膜動静脈瘻(TS-SS DAVF)
ⅲ anterior condylar confluence 部硬膜動静脈瘻(ACC-DAVF)
ⅳ 上矢状静脈洞部硬膜動静脈瘻(SSS-DAVF)
ⅴ テント部硬膜動静脈瘻(tentorial DAVF)
ⅵ 前頭蓋底部硬膜動静脈瘻(ethmoidal DAVF)
ⅶ 頭蓋頚椎移行部硬膜動静脈瘻〔cranio-cervical junction(CCJ)DAVF〕
ⅷ 穹隆部のDAVF
ⅸ 脊髄硬膜動静脈瘻(spinal DAVF)
ⅹ 脊髄硬膜外動静脈瘻(spinal epidural AVF:SEDAVF)
●Ⅳ 合併症とトラブルシューティング
ⅰ TVEに関するもの
ⅱ TAEに関するもの
ⅲ その他
ⅳ 遺残したDAVFの後治療
■D 外傷性血管障害
●はじめに
●Ⅰ 動静脈瘻
ⅰ 外傷性頚動脈海綿静脈洞瘻
(traumatic carotid-cavernous fistula:TCCF)
ⅱ 外傷性椎骨動静脈瘻
(traumatic vertebral arteriovenous fistula:TVAVF)
ⅲ 浅側頭動静脈シャント(STA-STV shunt)
ⅳ 中硬膜動静脈シャント(MMA-MMV shunt)
ⅴ 鎖骨下動静脈瘻
●Ⅱ 外傷性解離
ⅰ 解離瘤
ⅱ 解離性閉塞(狭窄)
ⅲ 頚椎損傷に伴う椎骨動脈閉塞
●Ⅲ 外傷性出血
●Ⅳ 慢性硬膜下血腫
■E 脳腫瘍
●はじめに
●Ⅰ 脳腫瘍塞栓術
ⅰ アプローチとstrategy
ⅱ 各論
●Ⅱ 悪性脳腫瘍に対する抗がん剤動注療法
■F 頚動脈狭窄
●Ⅰ 頚部内頚動脈狭窄
ⅰ 適応
ⅱ アプローチ
ⅲ strategy
ⅳ 周術期管理
ⅴ トラブルシューティング
ⅵ 術後管理
●Ⅱ 左総頚動脈狭窄
ⅰ アプローチ
ⅱ strategy
●Ⅲ 左鎖骨下動脈狭窄(閉塞)
ⅰ アプローチとstrategy
●Ⅳ 右鎖骨下動脈狭窄(閉塞)
●Ⅴ 椎骨動脈起始部狭窄
ⅰ アプローチ
ⅱ strategy
●Ⅵ 静脈洞狭窄
■G 頭蓋内動脈狭窄
●はじめに
●Ⅰ 動脈硬化性狭窄
ⅰ 適応
ⅱ アプローチ
ⅲ strategy
ⅳ 術後管理
ⅴ トラブルシューティング
●Ⅱ 解離
●Ⅲ 血管攣縮(vasospasm)
■H 脳塞栓症
●はじめに
●Ⅰ 治療法の変遷
●Ⅱ 治療の実際
ⅰ 治療前の対応
ⅱ 適応
ⅲ アプローチ
ⅳ 基本
ⅴ 部位別の治療戦略
ⅵ 手技
ⅶ トラブルシューティング
ⅷ 術後管理
●Ⅲ 静脈洞血栓症の治療
■I tandem lesionの考え方
●Ⅰ 総論
●Ⅱ 各論
ⅰ 頚部頚動脈狭窄+脳動脈瘤
ⅱ 頚部頚動脈狭窄+頭蓋内狭窄
ⅲ 頚部頚動脈狭窄(閉塞)+遠位塞栓
ⅳ 動脈瘤+動脈瘤
ⅴ 動脈瘤+AVM
ⅵ 動脈瘤(破裂)+血管攣縮
ⅶ 頚動脈部のtandem lesion
■J function test
●Ⅰ BOT
●Ⅱ Wada test
ⅰ strategy
●Ⅲ 誘発試験(provocation test)
●Ⅳ venous sampling
【心之章】
■A デリカシーとセンス
●Ⅰ デリカシー
●Ⅱ センス
ⅰ センスとは
ⅱ 困難への対処における姿勢
■B バランス
■C トレーニング
●Ⅰ 技術の習得について
●Ⅱ 戦略法の習得について
●Ⅲ チームとしてのトレーニングシステム
■D プロフェッショナル
●Ⅰ プロフェッショナルとは何か?
●Ⅱ プロとしての専門医
ⅰ 専門医の質について
ⅱ 脳血管内治療専門医は単なる職人
ⅲ 脳血管内治療学のすすめ
■E アカデミズム
●Ⅰ 論文や発表について
●Ⅱ 主著と共著について
●Ⅲ 脳血管内治療領域での臨床論文のネタ
●Ⅳ データの捉え方
■F チャレンジ
●Ⅰ 日本の脳血管内治療の歴史
ⅰ societyとして
ⅱ 専門医制度
ⅲ 機関誌とテキスト
ⅳ 脳血管造影
ⅴ 治療法の変遷
ⅵ デバイス認可
ⅶ 需要の拡大
●Ⅱ わが国からの発信
・巻末資料:デバイスと取り扱い企業一覧
・巻末資料:診療行為に関する説明書
①未破裂脳動脈瘤
②血栓回収療法
③CAS
④AVM
⑤DAVF
・本書における略語一覧
・巻末言
・side memo(SM)一覧
・索引
・著者紹介