腹膜播種診療ガイドライン 2021年版【電子版】
- 出版社
- 金原出版
- 電子版ISBN
- 978-4-307-80427-1
- 電子版発売日
- 2021/08/30
- ページ数
- 212ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥3,300 (本体¥3,000+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-307-20427-9
- 印刷版発行年月
- 2021/08
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概要
目次
ガイドライン策定委員会
略語一覧
1章 本ガイドラインの概要
1-1 本ガイドラインについて
1.本ガイドラインの目的
2.本ガイドラインの対象者
3.本ガイドラインを使用する際の注意事項
4.既存ガイドラインとの関係
5.本ガイドラインの策定手順
6.資金源と利益相反
7.今後の改訂
1-2 本ガイドラインにおける基本事項
1.肉眼的腹膜播種と顕微鏡的腹膜播種
2.Peritoneal Cancer Index(PCI)
3.大量腹水
4.手術術式
5.化学療法
6.腹水濾過濃縮再静注法(Cell-free concentrated ascites reinfusion therapy:CART)
2章 胃癌
CQ 1 胃癌腹膜播種患者においてP 分類を予後予測因子として臨床応用することを推奨するか?
CQ 2 胃癌腹膜播種患者においてPeritoneal Cancer Index (PCI)を予後予測因子として臨床応用することを推奨するか?
CQ 3 胃癌腹膜播種の診断のためにFDG-PET/CT を行うことを推奨するか?
CQ 4 測定可能病変のない胃癌腹膜播種症例に対し、画像所見以外の理学所見や腫瘍マーカー等も参考に治療変更を行うことを推奨するか?
CQ 5 胃癌腹膜播種診断において腫瘍マーカー検査を推奨するか?
CQ 6 腹膜播種の疑われる進行胃癌症例において審査腹腔鏡を行うことを推奨するか?
CQ 7 腹膜播種陽性と診断された胃癌においてConversion Surgeryの適応を決定するうえで審査腹腔鏡を推奨するか?
CQ 8 腹膜播種を有する胃癌に対する全身化学療法を推奨するか?
CQ 9 高度腹膜転移による経口摂取不能または大量腹水を伴う胃癌に対して化学療法を推奨するか?
CQ 10 肉眼的腹膜播種を有する胃癌に対して腹腔内化学療法を推奨するか?
CQ 11 腹膜播種を有する胃癌に対して三次治療で免疫チェックポイント阻害剤の全身投与を推奨するか?
CQ 12 腹膜播種を有する胃癌に対して腹腔内温熱化学療法(HIPEC)を推奨するか?
CQ 13 切除可能進行胃癌の根治手術時に腹膜再発の予防として腹腔内温熱化学療法(HIPEC)を併施することを推奨するか?
CQ 14 P1a(胃癌取扱い規約第15版)に相当し根治切除可能な腹膜播種に対してリンパ節郭清を伴うR0手術を推奨するか?
CQ 15 化学療法で消失もしくは縮小が得られた腹膜播種を有する胃癌に対して根治を目的とした胃切除術を推奨するか?
CQ 16 腹膜播種を有する胃癌に対して化学療法奏効後に根治を目的とした胃切除術を行った場合、術後治療を推奨するか?
CQ 17 肉眼的腹膜播種を有する胃癌に対して肉眼的R0手術を目指した腹膜全摘術(Total peritonectomy)を推奨するか?
CQ 18 化学療法によって肉眼的腹膜播種が消失した胃癌に対して腹膜全摘術(Total peritonectomy)を推奨するか?
CQ 19 胃癌に対する手術において顕微鏡的腹膜播種陽性(P0CY1)と診断した場合に胃切除、D2リンパ節郭清を推奨するか?
CQ 20 胃癌の治療前病期診断において顕微鏡的腹膜播種陽性(P0CY1)と診断した場合に導入化学療法を推奨するか?
CQ 21 胃切除された顕微鏡的腹膜播種陽性(P0CY1)患者に対して術後化学療法は推奨されるか?
CQ 22 腹膜播種再発高リスク胃癌症例に対して胃切除を施行する場合に腹腔内大量洗浄を推奨するか?
CQ 23 腹膜播種再発高危険胃癌症例に対する術前and/or術後の腹腔内化学療法を併用した補助化学療法を推奨するか?
CQ 24 腹膜播種による随伴症状(消化管狭窄・水腎症・胆管狭窄など)に対する観血的緩和治療を推奨するか?
CQ 25 胃癌腹膜播種再発リスクの高い患者のフォローアップにおいて、通常の胃癌患者と異なるフォローアップ法を推奨するか?
3章 膵癌
CQ 1 膵癌腹膜播種の診断法として血液検査(腫瘍マーカー)を推奨するか?
CQ 2 膵癌腹膜播種の診断法として画像検査を推奨するか?
CQ 3 膵癌腹膜播種の診断法として腹腔穿刺を推奨するか?
CQ 4 腹膜播種が疑われる膵癌に対して、審査腹腔鏡を推奨するか?
CQ 5 腹膜播種を有する膵癌に対して全身化学療法を推奨するか?
CQ 6 腹膜転移を有する膵癌に対する腹腔内化学療法を推奨するか?
CQ 7 腹膜播種を有する膵癌に対して減量手術+腹腔内温熱化学療法を推奨するか?
CQ 8 集学的治療で治療効果が得られた腹膜播種を有する膵癌に対して原発巣切除(Conversion Surgery)を推奨するか?
CQ 9 顕微鏡的腹膜播種を有する膵癌(P0CY1)に対して膵切除を推奨するか?
●コラム 加圧腹腔内エアロゾル化学療法(Pressurized intraperitoneal aerosol chemotherapy:PIPAC)について
4章 大腸癌
CQ 1 大腸癌腹膜播種の診断においてMRI、PET/CT を推奨するか?
CQ 2 大腸癌腹膜播種の診断において審査腹腔鏡を推奨するか?
CQ 3 大腸癌根治切除後の腹膜再発予測に如何なる因子を用いることを推奨するか?
CQ 4 腹膜播種陰性の大腸癌手術症例において洗浄細胞診を推奨するか?
CQ 5 大腸癌腹膜播種の予後予測にP分類、Peritoneal cancer index(PCI)を用いることを推奨するか?
CQ 6 大腸癌の腹膜播種に対する外科的切除を推奨するか?
CQ 7 大腸癌腹膜播種(同時性ならび異時性)に対して完全減量切除+腹腔内温熱化学療法(CRS+HIPEC)を推奨するか?
CQ 8 大腸癌腹膜播種に対する緩和手術を推奨するか?
CQ 9 大腸癌腹膜播種(同時性ならび異時性)治癒切除例に対する術後補助化学療法を推奨するか?
CQ 10 切除不能大腸癌腹膜播種(同時性ならびに異時性)に対する全身化学療法を推奨するか?
CQ 11 大腸癌腹膜播種(同時性ならびに異時性)に対する腹膜内化学療法(非温熱)を推奨するか?
5章 腹膜偽粘液腫
CQ 1 腹膜偽粘液腫の診断および治療法選択のために如何なる検査を推奨するか?
CQ 2 腹膜偽粘液腫に対して減量手術(debulking surgery)を推奨するか?
CQ 3 腹膜偽粘液腫に対して完全減量手術+腹腔内温熱化学療法(CRS+HIPEC)を推奨するか?
CQ 4 腹膜偽粘液腫に対して腹腔内化学療法(非温熱)を推奨するか?
CQ 5 切除不能進行再発腹膜偽粘液腫に対して全身化学療法を推奨するか?
CQ 6 腹膜偽粘液腫治癒切除例に対して補助全身化学療法を推奨するか?
CQ 7 腹膜偽粘液腫では如何なる緩和医療を推奨するか?
CQ 8 腹膜偽粘液腫術後に大腸癌術後と同じフォローアップ法を推奨するか?
CQ 9 腹膜偽粘液腫患者の予後予測に如何なる因子を用いることを推奨するか?
6章 卵巣癌
CQ 1 腹膜播種を有する初回進行卵巣癌に対して腹腔内化学療法を推奨するか?
CQ 2 腹膜播種を有する進行卵巣癌に対して腫瘍減量手術時に腹腔内温熱化学療法(HIPEC)を併用することを推奨するか。
CQ 3 腹膜播種を有する再発卵巣癌に腹腔内化学療法を推奨するか?
7章 癌性腹水
CQ 1 大量腹水を伴う腹膜播種に対して化学療法を推奨するか?
CQ 2 大量腹水を伴う腹膜播種患者に対してCARTを推奨するか?
CQ 3 腹膜播種を伴う大量腹水に対して、腹腔 ─ 静脈シャント術を推奨するか?
CQ 4 癌性腹水コントロールにトリアムシノロンアセトニドの腹腔内投与は推奨されるか?
索引