医学・医療の電子コンテンツ配信サービス

isho.jp

0 ようこそ、ゲストさん
0

CKD患者の薬物治療【電子版】

最初の一手と次の一手

加藤 明彦 (編)

出版社
文光堂
電子版ISBN
 
電子版発売日
2022/03/28
ページ数
292ページ
 判型
A5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥5,280 (本体¥4,800+税10%)

印刷版ISBN
978-4-8306-2043-0
印刷版発行年月
2018/01
ご利用方法
ダウンロード型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
2
対応OS
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
※コンテンツの使用にあたり、専用ビューアisho.jpが必要
※Androidは、Android2世代前の端末のうち、国内キャリア経由で販売されている端末(Xperia、GALAXY、AQUOS、ARROWS、Nexusなど)にて動作確認しています
必要メモリ容量
16 MB以上
ご利用方法
アクセス型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
1
※インターネット経由でのWEBブラウザによるアクセス参照
※導入・利用方法の詳細はこちら

この商品を買った人は、こんな商品も買っています。

概要

CKD患者には,病態に応じて用法・用量を調節すべき薬剤が多く,臨床医の悩みのタネとなる.本書では感染症,心血管病,膠原病,骨粗鬆症,認知機能低下など,腎機能低下時に問題となるケースを症例形式で紹介.症例ごとに,①病態と臨床的な特徴,②最初の処方,③効かなかった場合の“次の一手”を解説することで,診断から治癒に至る流れを明示.薬の選び方,腎機能低下時の投与量,投与間隔・期間の調整,副作用まで理解できる.

目次

I 感染症の薬物治療
 1.胸部CTで急性肺炎と判明.抗菌薬の選択と投与法は?
 2.MRSA感染症と判明.薬物療法の適応,抗菌薬の選択,投与法は?
 3.肺結核の再燃あり.抗結核薬の適応と薬剤選択,投与法は?
 4.非結核性抗酸菌症と診断.薬物療法の適応と薬剤選択,投与法は?
 5.真菌感染症あり.抗真菌薬の適応と薬剤選択,投与法は?
 6.‌HIV感染症が判明.抗HIV薬の適応,薬剤選択および投与法は?
 7.インフルエンザと迅速診断.抗ウイルス薬の適応と薬剤選択,投与法は?
 8.帯状疱疹を発症.抗ウイルス薬の選択,投与法およびその後の神経痛に対する
  対応は?
 9.顕微鏡的多発血管炎で治療中.日和見感染(サイトメガロウイルス,ニューモシス
  チス・イロベチイ)の予防法と発症した際の治療法は?
10.ヘリコバクター・ピロリ菌が陽性.薬物療法の適応と薬剤選択,投与法は?
11.B型慢性肝炎あり.抗ウイルス薬の適応と選択,投与法は?
12.C型慢性肝炎あり.抗ウイルス薬の適応と選択,投与法は?
13.偽膜性腸炎と判明.初期対応と抗菌薬の選択,投与法は?
II 心血管病の薬物治療
 1.急性脳梗塞を発症.薬剤選択と投与法は?
 2.脳卒中後にリハビリ病院へ転院.転院先に依頼する再発予防薬の選択と投与法,
  施設間の連携は?
 3.CAGで虚血性心疾患あり.薬物療法の適応と薬剤選択,投与法は?
 4.心電図で不整脈あり.抗不整脈薬の適応,薬剤選択と投与法は?
 5.慢性心不全あり.薬物療法の適応,薬剤選択と投与法は?
 6.PCIを施行.再発予防のための薬剤と投与法は?
 7.末梢動脈疾患と診断.薬物療法の適応と薬剤選択,治療法は?
III その他の疾患の薬物治療
 1.関節リウマチで治療中.今後の薬剤選択と投与法は?
 2.SLEの再燃あり.ステロイド投与法および免疫抑制薬の選択と投与法は?
 3.消炎鎮痛薬を使いたいとの訴えあり.薬剤選択と投与法は?
 4.骨塩量の低下あり.薬物療法の適応,薬剤選択および投与法は?
 5.逆流性食道炎と診断.薬物療法の適応と薬剤選択,投与法は?
 6.便秘のコントロールが難しい.原因は? 薬剤選択と投与法は?
 7.もしかして抑うつ症状? 診断法と初期対応,薬物療法の適応,薬剤の選択,
  投与法は?
 8.認知機能低下の原因はAlzheimer病? 診断法,薬物療法の適応と薬剤選択,
  投与法,臨床効果は?
 9.なかなか眠れない.薬物療法の適応と薬剤選択,投与法は?
10.Lewy小体型認知症とは? 診断法と薬剤選択および投与法,臨床効果は?
11.全身が痒い.薬物療法の適応と薬剤選択,治療法は?
12.むずむず脚症候群? 診断法と薬物療法の適応,薬剤選択および投与法は?
IV 合併症に対する薬物治療
 1.なかなか高血糖が改善しない.次の糖尿病治療薬はどうする?
 2.最近,低血糖症状が増えてきた.対策はどうする?
 3.ネフローゼによって浮腫が出現.利尿薬の使い方は? 
  透析を考えるタイミングは?
 4.高尿酸血症が持続.薬物療法の適応,薬剤選択,投与法,薬物療法の
  エビデンスは?
 5.脂質異常症が改善しない.薬物療法の適応,薬剤選択,投与法,薬物療法の
  エビデンスは?
 6.多発性囊胞腎で他院から紹介.初期対応,トルバプタンの適応および投与法,
  期待される臨床効果は?
 7.代謝性アシドーシスによる高カリウム血症とは? 判明した場合の対応は?
 8.貧血を認める.腎性貧血と診断するには? 薬物療法の適応と薬剤選択,
  投与法は?
 9.高リン血症を認める.保存期および透析期における薬物療法の適応,薬剤選択,
  使い方は?
10.二次性副甲状腺機能亢進症を認める.保存期および透析期における薬物療法の
  適応,薬剤選択,使い方は?
11.妊娠と判明.降圧薬,脂質異常症治療薬の選択,使い方は?
12.CKD患者がフレイル状態のとき,高血圧症および糖尿病に対する薬物治療は?
V 腎機能低下の予防
 1.CKD患者に造影剤を投与.造影剤の使い方,腎症の発症予防および腎症に
  有用な薬剤は?
 2.がん患者にシスプラチンを投与.腎症の発症予防,発症後の薬物療法は?
 3.高齢者にARB,ACE阻害薬を投与.適応となるCKD症例は? 副作用および
  その予防法は? エビデンスはどこまである?
索 引