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作業療法士のための研究法入門【電子版】

鎌倉 矩子 宮前 珠子 清水 一 (著)

出版社
三輪書店
電子版ISBN
 
電子版発売日
2022/05/30
ページ数
160ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥3,520 (本体¥3,200+税10%)

印刷版ISBN
978-4-89590-068-3
印刷版発行年月
1997/06
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2
対応OS
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60 MB以上
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概要

作業療法の臨床と科学に寄与する「研究」の手ほどき

作業療法の臨床と科学に寄与する「研究」の手ほどき。基礎編では研究を始める心構えや準備、研究計画の立て方、必要な手続きなどの量的研究をはじめ、エスノグラフィックスタディや事例研究などの質的研究までを射程に入れ、さまざまな様式の作業療法研究の進め方を、実例をまじえながら具体的にわかりやすく解説。

目次

1 研究をするということ
 1・1 研究とは何か
 1・2 研究をするということ
 1・3 ある科学者/柳澤桂子の物語
 1・4 研究者の心構え
 1・5 まとめ

2 作業療法と研究
 2・1 医学モデルからの出発
 2・2 作業療法実践と研究
 2・3 多様な研究法の開花
  2・3・1 実験的研究の“新”手法
  2・3・2 質的研究の登場
  2・3・3 理論的研究
 2・4 これからの作業療法研究
 2・5 まとめ

3 研究疑問と研究の様式
 3・1 研究疑問とは何か
 3・2 研究疑問の構成要素
 3・3 研究疑問の2種のタイプ
 3・4 研究様式の分類
  3・4・1 実験的研究
  3・4・2 記述的研究
  3・4・3 研究様式の決定因としての研究命題
  3・4・4 Deitzによる研究様式の分類

4 研究の流れ
 4・1 研究疑問の設定
  4・1・1 研究テーマの発見
  4・1・2 研究テーマの絞り込み
 4・2 文献レビュー
 4・3 研究計画書の作成
  4・3・1 研究計画書の目的
  4・3・2 研究計画の是非
  4・3・3 研究計画書の書式
  4・3・4 予備研究
 4・4 研究の実施(研究の主作業)
 4・5 研究の報告
 4・6 まとめ

5 研究の倫理と管理
 5・1 倫理的義務と責任
  5・1・1 研究の質と意義
  5・1・2 インフォームドコンセント
  5・1・3 先行研究者の尊重
 5・2 管理的義務と責任
  5・2・1 所属機関の承諾のとりつけ
  5・2・2 研究グループの管理
 5・3 研究助成金について
 5・4 まとめ

6 文献レビュー
 6・1 文献レビューの目的
 6・2 文献の探し方
 6・3 文献の読み方
 6・4 どれくらい前までの文献を探すか?
 6・5 文献はいくつくらい探すか?
 6・6 文献を読むために必要な背景知識
 6・7 文献レビューの書き方
 6・8 まとめ

7 文献的研究および理論的研究
 7・1 総説
  7・1・1 総説の書き方
 7・2 メタ・アナリシス
  7・2・1 メタ・アナリシスの手順
  7・2・2メタ・アナリシスの具体例
 7・3 理論の開発
  7・3・1 理論の定義
  7・3・2 理論発展の3段階
  7・3・3 理論形成の3つのプロセス
  7・3・4 帰納法と演繹法
  7・3・5 理論の範囲
  7・3・6 理論を表すのに使われる語豪
 7・4 まとめ

8 調査的研究
 8・1 調査
  8・1・1 調査の分類
  8・1・2 調査研究の手順と方法
 8・2 フィールドワーク
 8・3 まとめ

9 実験的研究
 9・1 実験的研究の特徴
  9・1・1 「検証可能な仮説」で表現される研究命題
  9・1・2 実験の統制
  9・1・3 実験的研究の限界
 9・2 実験的研究のデザインの種類
  9・2・1 実験研究計画法
  9・2・2 既成事実に基ずく研究計画法
  9・2・3 関連性研究計画法
 9・3 統計的仮説検定の方法
  9・3・1 統計学
  9・3・2 統計的仮説検定と測定の尺度
  9・3・3 データの要約
  9・3・4 簡単な標本の無作為抽出法
  9・3・5 仮説検定の手順
  9・3・6 検定手法の選択
 9・4 まとめ

10 シングルケース実験法
 10・1 シングルケース実験法の素朴なかたち
 10・2 基本的な手続き
  10・2・1 測定指標を決める
  10・2・2 ベースライン期と介入期のデータを収集する
  10・2・3 効果判定を行う
  10・2・4 その他
 10・3 統計学判定法の併用について
  10・3・1 加減速線法
  10・3・2 標準偏差帯法
 10・4 実験計画の種類
 10・5 シングルケース実験法の長所と短所

11 事例研究
  A通常の事例報告
 11・2 一般的形式
 11・2 3つの事例報告
  11・2・1 Schindlerら(1994)
  11・2・2 McClureら(1992)
  11・2・3 Sandlerら(1992)
 11・3 事例報告の要点
 B質的事例研究
 11・4 エスノグラフィックな事例研究
 11・5 生活史と物語による事例研究
 11・6 質的事例研究の長所と短所
 11・7 実施にあたっての留意事項
 11・8 まとめ

12 研究の発表
 12・1 研究発表の形式
 12・2 学会発表と論文発表の違い
 12・3 学会発表
  12・3・1 学会発表の目的と特徴
  12・3・2 学会発表の方法
 12・4 論文発表
  12・4・1 論文の種別
  12・4・2 執筆から完成まで
  12・4・3 論文の構成
  12・4・4 論文を書く際のいくつかの注意