医学・医療の電子コンテンツ配信サービス

isho.jp

0 ようこそ、ゲストさん
0

うつ病に対するTMS療法Up-to-date【電子版】

自分らしい生き方を求めて

野田 賀大 (著)

慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室 特任准教授

出版社
中外医学社
電子版ISBN
 
電子版発売日
2022/06/15
ページ数
168ページ
 判型
A5判
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥3,300 (本体¥3,000+税10%)

印刷版ISBN
978-4-498-22938-9
印刷版発行年月
2022/06
ご利用方法
ダウンロード型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
3
対応OS
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
※コンテンツの使用にあたり、専用ビューアisho.jpが必要
※Androidは、Android2世代前の端末のうち、国内キャリア経由で販売されている端末(Xperia、GALAXY、AQUOS、ARROWS、Nexusなど)にて動作確認しています
必要メモリ容量
64 MB以上
ご利用方法
アクセス型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
1
※インターネット経由でのWEBブラウザによるアクセス参照
※導入・利用方法の詳細はこちら

この商品を買った人は、こんな商品も買っています。

概要

うつ病に対するTMS治療を安全・効果的に実施するためのバイブル.TMS 研究および臨床応用のエヴァンゲリストである著者ならではのわかりやすい解説と,実症例での活用例から実践的知識が身につく1冊.神経可塑性を調整し難しい症例にも奏効する注目の治療法の理論と実践法を基礎から学べる必読書.

目次

はじめに―序文

第1章 経頭蓋磁気刺激法(transcranial magnetic stimulation:TMS)とは
   1.TMSの物理学的原理
   2.TMSの生物物理学
   3.TMSと神経科学

第2章 TMSの歴史
   1.TMSのアーキタイプ
   2.TMSのプロトタイプ
   3.TMSの現代史

第3章 抗うつ治療としてのrTMS
   1.うつ病について
   2.うつ病の病態生理
   3.うつ病に対するTMS療法の治療メカニズム
   4.うつ病に対するTMS療法の治療予測因子
   5.うつ病に対するTMS療法に関する臨床研究の今後の方向性

第4章 TMS療法の実際
   1.TMS療法の適用と禁忌
   2.TMS療法の安全性・忍容性と有害事象
   3.TMS療法の刺激条件
   4.うつ病に対するTMS療法の有効性のエビデンス
   5.リアルワールドにおけるrTMSの治療成績
   6.rTMS治療器の違いによる影響について
   7.rTMSと薬物療法の併用について
   8.患者の選択に関する検討事項と推奨事項
   9.TMS療法のスケジューリングについて
   10.再発予防のためのTMS療法戦略
   11.TMS療法の持続効果について
   12.メンテナンスrTMSによる再発予防
   13.うつ病の再燃・再発時のrTMS再導入について
   14.rTMS臨床でよくある質問

第5章 TMS療法の応用編
   1.標準TMS療法以外の新型TMSプロトコル
   2.TMSコイルの種類の違いによる影響
   3.TMSの刺激部位同定のためのニューロナビゲーション

第6章 ケースシリーズ提示
   1.保険医療編
   2.臨床研究編
   3.自由診療編

第7章 TMS療法の倫理と課題
   1.TMS療法の倫理
   2.TMS療法の課題

第8章 TMS療法の展望と未来:進化し続けるニューロナビゲーション技術
   1.TMS療法の刺激部位のターゲティング方法の変遷
   2.頭皮計測によるTMS療法のターゲティング法
   3.脳神経画像による構造・機能・代謝レベルに基づいたニューロナビゲーション
   4.コネクトミクス時代の脳刺激法
   5.前帯状皮質膝下部との機能的結合性に基づいたTMS療法のターゲティング方法
   6.個々人の機能的結合性に基づいたTMS療法のターゲティング・アプローチ
   7.症状特異的な神経ネットワークに基づいたTMS療法のターゲティング・アプローチ
   8.TMS療法における左DLPFC以外のターゲット部位
   9.ニューロナビゲーション技術の進化の方向性
   10.空間情報以外の時間・位相・刺激強度パラメータを指標としたTMSターゲティング・ニューロナビゲーション技術
   11.結語

第9章 TMS療法の成人のうつ病以外の精神疾患への適用可能性
   1.小児・思春期うつ病
   2.周産期うつ病・産後うつ病
   3.双極性うつ病(双極性障害のうつ病相)
   4.強迫性障害
   5.不安障害
   6.心的外傷後ストレス障害
   7.統合失調症
   8.軽度認知障害およびアルツハイマー型認知症
   9.うつ病における認知機能障害
   10.発達障害
   11.依存症および衝動統制障害
   12.不眠症

   おわりに―謝辞
   索引