放射線治療技術学【電子版】
- 出版社
- 南山堂
- 電子版ISBN
- 978-4-525-98479-3
- 電子版発売日
- 2023/02/03
- ページ数
- 417ページ
- 判型
- A5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥4,950 (本体¥4,500+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-525-27961-5
- 印刷版発行年月
- 2022/12
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概要
目次
A 放射線治療・放射線治療技術学とは
B 悪性腫瘍(病理・病態・がん治療の指針の基礎)
1 悪性腫瘍とは
2 悪性腫瘍の分類
3 悪性腫瘍発生のメカニズム
4 局所浸潤・血行性転移・リンパ行性転移
5 治療の指針:局所療法と全身療法の併用
6 分類・病期・予後因子
C 疫学“がん”の実態:罹患率・死亡率
1 がん統計とがん対策
2 罹患率
3 死亡率
D 放射線治療の特徴
1 メリット
2 デメリット
3 放射線治療の目的
E 放射線治療の手順
F 医療情報の評価
1 EBMの基本
2 RECIST
3 NCI–CTC
2章 放射線治療に必要な物理的知識
A 放射線の種類と性質
1 放射線の定義とエネルギー
2 電磁波放射線(X線,γ線)
3 電子線
4 陽子線,重荷電粒子線
5 中性子線
B 放射線と物質の相互作用
1 電磁波放射線(光子)の相互作用
2 電子線の相互作用
3 重荷電粒子線の相互作用
4 中性子線の相互作用
C 吸収線量,カーマおよび荷電粒子平衡の関係
1 計測線量
2 荷電粒子平衡
3 照射線量,空気カーマ,空気吸収線量の関係
4 ブラッグ・グレイの空洞理論
3章 放射線治療に必要な生物学的知識
A 放射線の生物学的効果につながる物理学的・化学的初期過程
B 放射線の生物学的効果につながる生物学的過程
1 細胞周期とDNA損傷応答
2 DNA損傷の修復
3 DNA損傷修復と分割照射
4 分割照射の生物学的基礎:4つのR
C 放射線による細胞死の誘導とその様式
1 細胞死の分類と様式
2 細胞死による組織微小環境変化と治療後の有害事象の発現
D 放射線治療効果の生物学的基礎
1 放射線治療可能比
2 放射線治療と腫瘍免疫
E 放射線治療にともなう有害事象
1 直列臓器と並列臓器
2 正常組織の放射線感受性
3 急性期反応と晩期反応
4章 放射線治療に必要な臨床的事項
A 放射線治療計画
1 放射線治療計画の目的と概要
2 放射線治療計画記録の重要性
3 放射線治療計画の流れ
4 放射線治療の体積
5 空間的線量分布
B DVHと体積処方
1 線量体積ヒストグラム(DVH)について
2 DVHの作成方法
3 理想的なDVH
4 線量体積指標
5 体積処方
6 D95%,V20Gyの読み方
C 時間的線量配分
1 回線量,総線量,全治療期間
2 通常分割照射
3 多分割照射法(2回以上/日)
4 寡分割照射法(1回大線量寡分割照射法)
5 生物学的効果線量(BED)
5章 外部照射
A 放射線治療機器
1 外部放射線治療装置
2 定位放射線治療装置
3 治療計画装置
4 各種補助器具
B 照射術式
1 X線,γ線
2 電子線
C 高精度X線治療
1 定位放射線照射(STI)
2 強度変調放射線治療(IMRT)
3 画像誘導放射線治療(IGRT)
6章 粒子線治療
A 概 論
B 特 徴
C 照射装置
1 重粒子線・陽子線照射装置
2 粒子線の線量計測
D 中性子線
1 ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の原理
2 BNCTの特徴
3 BNCTに用いる中性子ビーム特性
4 研究用原子炉を使った臨床研究
5 加速器ベースBNCT
6 BNCTの線量評価/治療計画
7章 小線源治療
A 放射線治療機器
1 密封小線源治療装置
B 照射術式
1 密封小線源
2 分類
3 線源配置法
4 高線量率密封小線源治療
5 低線量率密封小線源治療
6 退出基準
8章 吸収線量の評価
A 治療用放射線計測の基礎
1 水吸収線量校正定数
2 水吸収線量の算出
3 補正係数
4 設備,装置,器具
B 吸収線量計測法
1 X線・γ線の吸収線量計測法
2 電子線の吸収線量計測法
3 密封小線源γ線の線量計測法
C 外部X線,γ線の線量計算
1 放射線治療で用いる深部線量関数
2 出力係数,等価照射野,散乱係数,その他の関数
3 線量評価とモニタ単位数(MU値)計算
4 IMRTに関わるMLCの位置精度
D 外部電子線の線量計算
1 電子線エネルギーとフルエンス
2 電子線の出力係数
3 媒質中での電子線エネルギーの変化
4 MU値の算出と線量計算アルゴリズム
E 密封小線源γ線の線量計算
1 線源位置取得
2 密封小線源治療における吸収線量の算出
3 線量計算アルゴリズム
F 投与線量の空間分布
1 深部線量分布
2 等線量曲線,軸外線量比
9章 品質保証・品質管理
A 品質保証・品質管理
1 性能評価法
2 精度管理
3 コミッショニング
4 精度管理用機器
5 照射野確認・照合システム
6 ポータルイメージング,EPID,MLC
B 安全管理
1 機器の管理と保守
2 許容レベルと介入レベル
3 品質管理規定の作成
4 仕様策定
5 受け渡し試験
6 受け入れ試験
7 コミッショニング
8 定期点検
C 関係法令
1 RI法
2 医療法
3 関係法令で定める監査と必要な記録・帳簿
4 医療法に関する監査
D 記録・評価
1 照射の記録
2 吸収線量の標準化
3 水吸収線量標準
4 リファレンス線量計の校正
5 第三者独立機関による出力測定
6 モニタ線量計の校正
7 モニタ線量計
10章 各臓器腫瘍の放射線治療
A 総 論
1 治療の目的:根治照射と緩和照射
2 予防的領域照射と局所照射
3 有害事象
B 頭頸部
1 総論
2 咽頭癌
3 喉頭癌
4 唾液腺腫瘍
5 副鼻腔(上顎洞癌)
6 甲状腺癌
C 肺・縦隔
1 概説:肺癌
2 肺癌に対する放射線治療
3 悪性中皮腫
4 縦隔腫瘍
D 消化管(食道・直腸・肛門管)
1 食道癌
2 直腸癌
3 肛門管癌
E 肝・胆・膵
1 肝癌
2 胆道癌
3 膵癌
F 泌尿器(前立腺・膀胱)
1 前立腺癌
2 膀胱癌
G 婦人科(子宮頸部・腟・外陰)
1 子宮頸癌
2 腟癌・外陰癌
H 乳 腺
1 概説
2 乳癌に対する放射線治療
I 脳脊髄
1 概説
2 脳腫瘍に対する照射法
3 脳腫瘍で覚えておくべき疾患とその治療
J 造血器・リンパ系組織
1 悪性リンパ腫
2 骨髄腫
K 小 児
1 概説
2 神経芽腫
3 横紋筋肉腫
4 腎芽腫
L 皮膚・骨軟部
1 皮膚癌
2 骨軟部腫瘍
M 転移(緩和・STI)
1 概説
2 骨転移
3 脳転移
4 その他の緩和的治療の対象
5 オリゴ転移・オリゴ再発に対する高精度治療
N 良性疾患
1 甲状腺眼症
2 ケロイド
3 動静脈奇形
日本語索引
外国語索引