血液専門医テキスト 改訂第4版【電子版】
- 出版社
- 南江堂
- 電子版ISBN
- 978-4-524-21095-4
- 電子版発売日
- 2023/10/16
- ページ数
- 668ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥17,050 (本体¥15,500+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-524-20371-0
- 印刷版発行年月
- 2023/10
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概要
目次
第Ⅰ章 造血システムと腫瘍化
1.造血幹細胞
2.血球産生と分化
3.骨髄性腫瘍の発症機構
4.リンパ系腫瘍の発症機構
第Ⅱ章 止血機構
1.止血・抗血栓機序
第Ⅲ章 主要な徴候と検査値異常
1.リンパ節腫大,扁桃腫大,肝脾腫の鑑別
2.貧血の鑑別
3.多血症の鑑別
4.白血球増加症・減少症の鑑別
5.血小板増加症・減少症の鑑別
6.出血傾向の鑑別
7.血栓傾向の鑑別
第Ⅳ章 臨床検査・画像診断
1.骨髄穿刺/骨髄生検
2.細胞化学的検査
3.溶血に関する検査
4.血小板・凝固線溶に関する検査
5.表面形質検査(免疫表現型解析)
6.染色体検査
7.分子生物学的検査:サザンブロット・ハイブリダイゼーション法,点突然変異,PCR法
8.分子生物学的検査:クリニカルシークエンス
9.リンパ節生検時の検査
10.リンパ腫の病期診断・治療効果判定[FDG-PET(PET-CT)を含む]
第Ⅴ章 治療法:薬剤,放射線,脾摘術
1.抗血栓薬(抗凝固薬,抗血小板薬,線溶薬)
2.抗がん薬の作用機序と副作用
3.分子標的治療薬の作用機序と副作用
4.放射線療法の適応と有害事象
5.腫瘍免疫療法
6.細胞療法(CAR-T,DLI,MSC)
7.脾 摘
第Ⅵ章 輸 血
1.血液型,交差適合試験,不規則抗体,HLA抗体
2.血液製剤と血漿分画製剤
3.輸血の適応
4.輸血の合併症
5.交換輸血,アフェレーシス
第Ⅶ章 造血幹細胞移植
1.同種造血幹細胞移植:適応疾患
2.同種造血幹細胞移植:HLA適合とドナーソース
3.同種造血幹細胞移植:移植前処置
4.同種造血幹細胞移植:GVHD,GVL効果
5.同種造血幹細胞移植:合併症(感染症,SOS)
6.自家造血幹細胞移植:適応,幹細胞動員,前処置
第Ⅷ章 赤血球系疾患
1.鉄欠乏性貧血
2.先天性溶血性貧血
3.巨赤芽球性貧血
4.自己免疫性溶血性貧血:温式,冷式
5.発作性夜間ヘモグロビン尿症
6.成人特発性再生不良性貧血
7.小児特発性再生不良性貧血
8.遺伝性骨髄不全症候群
9.赤芽球癆
10.ACD(慢性疾患に伴う貧血)
11.腎性貧血
第Ⅸ章 白血球系疾患:腫瘍性疾患
1.WHO分類:骨髄系腫瘍
2.WHO分類:リンパ系腫瘍
3.慢性骨髄性白血病
4.真性赤血球増加症/本態性血小板血症/原発性骨髄線維症
5.その他の骨髄増殖性疾患
6.骨髄異形成症候群
7.急性骨髄性白血病
8.急性前骨髄球性白血病
9.治療関連骨髄性腫瘍
10.急性リンパ性白血病(Ph染色体陽性急性リンパ性白血病を除く)
11.Ph染色体陽性急性リンパ性白血病
12.慢性リンパ性白血病とその類縁疾患
13.濾胞性リンパ腫
14.MALTリンパ腫
15.マントル細胞リンパ腫
16.びまん性大細胞型B細胞リンパ腫
17.Burkittリンパ腫
18.末梢性T細胞リンパ腫
19.NK/T細胞リンパ腫
20.成人T細胞白血病/リンパ腫
21.その他のリンパ性腫瘍疾患:菌状息肉症,Sezary症候群など
22.Hodgkinリンパ腫
23.原発性マクログロブリン血症/リンパ形質細胞性リンパ腫
24.多発性骨髄腫
25.多発性骨髄腫の類縁疾患(ALアミロイドーシス,POEMS症候群,Castleman病,TAFRO症候群)
26.免疫関連リンパ増殖性疾患
第Ⅹ章 白血球系疾患:非腫瘍性疾患
1.顆粒球減少症
2.原発性免疫不全症
3.HIV感染症
4.伝染性単核症
5.血球貪食症候群
第ⅩⅠ章 血栓・止血疾患
1.血管障害による出血性疾患:血管性紫斑病
2.免疫性血小板減少症(特発性血小板減少性紫斑病)
3.播種性血管内凝固
4.血栓性微小血管症/赤血球破砕症候群
5.heparin起因性血小板減少症
6.抗リン脂質抗体症候群
7.先天性血小板減少症・機能異常症
8.血友病
9.von Willebrand病
10.後天性血友病A
11.抗凝固因子欠乏症
12.COVID-19関連の凝固系異常
第ⅩⅡ章 小児の造血器悪性腫瘍
1.若年性骨髄単球性白血病
2.小児の骨髄異形成症候群
3.小児の急性骨髄性白血病
4.小児の急性リンパ性白血病
5.小児のリンパ腫
6.Epstein-Barrウイルス関連T/NKリンパ増殖性疾患
7.小児の血球貪食性リンパ組織球症(HLH)とLangerhans細胞組織球症(LCH)
第ⅩⅢ章 支持療法
1.化学療法時の支持療法
2.サイトカイン(EPO製剤を含む)
3.感染症の予防と治療
4.鉄キレート療法
第ⅩⅣ章 臨床腫瘍学
1.オンコロジー・エマージェンシー
2.がん性疼痛
3.サイコオンコロジー
4.長期的合併症と長期フォローアップ
5.妊孕性温存
第ⅩⅤ章 形態学
1.骨髄・末梢血スメア標本
2.骨髄生検像
3.リンパ節生検像
第ⅩⅥ章 医学研究および研究における利益相反
1.医学研究と利益相反(COI)
2.統計学を含む臨床研究
3.遺伝カウンセリング
付録 血液専門医試験 過去問―解答と解説