医学・医療の電子コンテンツ配信サービス

isho.jp

0 ようこそ、ゲストさん
0

急変時,何をみる? どう判断する?

病棟ナースの臨床推論【電子版】

増山 純二 (編集)

出版社
医学書院
電子版ISBN
978-4-260-65358-9
電子版発売日
2023/11/20
ページ数
180ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥2,970 (本体¥2,700+税10%)

印刷版ISBN
978-4-260-05358-7
印刷版発行年月
2023/11
ご利用方法
ダウンロード型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
3
対応OS
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
※コンテンツの使用にあたり、専用ビューアisho.jpが必要
※Androidは、Android2世代前の端末のうち、国内キャリア経由で販売されている端末(Xperia、GALAXY、AQUOS、ARROWS、Nexusなど)にて動作確認しています
必要メモリ容量
18 MB以上
ご利用方法
アクセス型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
1
※インターネット経由でのWEBブラウザによるアクセス参照
※導入・利用方法の詳細はこちら

この商品を買った人は、こんな商品も買っています。

概要

流れがわかれば落ち着いて対応できる!

入院中の患者の急変は避けられないもの。頭が真っ白になる/パニックになるから苦手などと言っていられない。だから、目の前の現象の何に着目して、どう判断して、何をするのかを理解しよう。本書にある9つの事例を通して、患者急変時のフローを疑似体験し、入院の原因となった疾患の増悪なのか、治療や検査薬による合併症なのか、突発的な疾患なのかを考えながら、どこを見て、どう判断し、何をするのかがわかるようになる。

目次

まえがき

1 病棟における患者急変対応
  1 急変は病棟勤務であれば誰でも遭遇する
   ① どうして急変対応が苦手なのか
   ② 気づきがカギ
  2 急変時の考え方と観察(アセスメント)の基本
   ① 急変時の病態変化と院内救急体制との連携
   ② 急変の病態と観察する症状を整理する
   ③ 急変時の看護アセスメント
  3 急変対応は救急外来での対応とちょっと違う
  4 急変時の思考・行動の流れを知っておこう
  5 急変時に求められるフィジカルアセスメントをおさえておこう
   ① 呼吸のフィジカルアセスメント
   ② 循環のフィジカルアセスメント
   ③ 脳神経のフィジカルアセスメント
  6 二次評価におけるフィジカルアセスメント
   ① 急変時の問診
   ② 系統別フィジカルアセスメントと病態アセスメントを中心としたアプローチ
   ③ 重点的アセスメントと医学診断時に用いられる仮説演繹法を使用したアプローチ

2 事例から学ぶ急変対応の実際
 1 ABCDの異常の顕在化
  事例1 トイレ移乗介助中の呼吸困難,どう判断する?
    セクション1 生命の危機につながる徴候はあるか?
    セクション2 一次評価から緊急度をどのように判断するか?
    セクション3 持病の急性増悪/合併症(看護問題)なのか,突然発症なのか?
    セクション4-1 観察した結果,緊急度・重症度をどのようにアセスメントするか?
    セクション5 肺血栓塞栓症を疑ったとき,どのような看護を実施するか?
    セクション6 初期対応によって症状は改善されたか?
    セクション7 再評価後,主治医へどのように報告するか?
    ▪ この後,どのような治療が開始されるか?
  事例2 点滴開始直後に全身のかゆみと咳,どう判断する?
    セクション1 生命の危機につながる徴候はあるか?
    セクション2 一次評価から緊急度をどのように判断するか?
    セクション3 持病の急性増悪/合併症(看護問題)なのか,突然発症なのか?
    セクション4-2 観察した結果,緊急度・重症度をどのようにアセスメントするか?
    セクション5 アナフィラキシーショック発症時,どのような看護を実践するか?
    セクション7 RRTの医師にはどのように報告するか?
    ▪ この後,どのような治療が開始されるか?
  事例3 糖尿病による教育入院中に突然意識障害,どう判断する?
    セクション1 生命の危機につながる徴候はあるか?
    セクション2 一次評価から緊急度をどのように判断するか?
    セクション3 持病の急性増悪/合併症(看護問題)なのか,突然発症なのか?
    セクション4-2 観察した結果,緊急度・重症度をどのようにアセスメントするか?
    セクション5 くも膜下出血発症時,どのような看護を実践するか?
    セクション7 主治医にどのように報告するか?
    ▪ この後,どのような治療が開始されるか?
 2 入院時診断もしくは既往歴の急性増悪
  事例4 リハビリ歩行中に息切れ,どう判断する?
    セクション1 生命の危機につながる徴候はあるか?
    セクション2 一次評価から緊急度をどのように判断するか?
    セクション3 持病の急性増悪/合併症(看護問題)なのか,突然発症なのか?
    セクション4-1 観察した結果,緊急度・重症度をどのようにアセスメントするか?
    セクション5 心不全発症時,どのような看護を実施するか?
    セクション6 初期対応によって症状は改善されたか?
    セクション7 再評価後,どのように判断し対応するか?
    ▪ この後,どのような治療が開始されるか?
  事例5 患者の反応が鈍い,どう判断する?
    セクション1 生命の危機につながる徴候はあるか?
    セクション2 一次評価から緊急度をどのように判断するか?
    セクション3 持病の急性増悪/合併症(看護問題)なのか,突然発症なのか?
    セクション4-1 観察した結果,緊急度・重症度をどのようにアセスメントするか?
    セクション5 CO2ナルコーシス発症時,どのような看護を実践する?
    セクション6 初期対応によって症状は改善されたか?
    セクション7 再評価後,どのように判断し対応するか?
    ▪ この後,どのような治療が開始されるか?
  事例6 肝硬変で入院中に吐血,どう判断する?
    セクション1 生命の危機につながる徴候はあるか?
    セクション2 一次評価から緊急度をどのように判断するか?
    セクション3 持病の急性増悪/合併症(看護問題)なのか,突然発症なのか?
    セクション4-1 観察した結果,緊急度・重症度をどのようにアセスメントするか?
    セクション5 食道静脈瘤からの出血時,どのような看護を実施するか?
    セクション6 初期対応により症状は改善されたか?
    セクション7 再評価後,どのように判断し対応するか?
    ▪ この後,どのような治療が開始されるか?
  事例7 強い腹痛の訴えと発熱,どう判断する?
    セクション1 生命の危機につながる徴候はあるか?
    セクション2 一次評価から緊急度をどのように判断するか?
    セクション3 持病の急性増悪/合併症(看護問題)なのか,突然発症なのか?
    セクション4-1 観察した結果,緊急度・重症度をどのようにアセスメントするか?
    セクション5 急性腹膜炎,敗血症発症時,どのような看護を実施するか?
    セクション6 初期対応によって症状は改善されたか?
    セクション7 再評価後,どのように判断し対応するか?
    ▪ この後,どのような治療が開始されるか?
 3 突発発症
  事例8 胃部不快感の訴え…どう判断する?
    セクション1 生命の危機につながる徴候はあるか?
    セクション2 一次評価から緊急度をどのように判断するか?
    セクション3 持病の急性増悪/合併症(看護問題)なのか,突然発症なのか?
    セクション4 観察した結果,緊急度・重症度をどのようにアセスメントするか?
    セクション5 ACS発症時,どのような看護を実施するか?
    セクション7 どのように判断し対応するか?
    ▪ この後,どのような治療が開始されるか?
  事例9 反応はあるものの言葉が少ない,どう判断する?
    セクション1 生命の危機につながる徴候はあるか?
    セクション2 一次評価から緊急度をどのように判断するか?
    セクション3 持病の急性増悪/合併症(看護問題)なのか,突然発症なのか?
    セクション4-2 観察した結果,緊急度・重症度をどのようにアセスメントするか?
    セクション5 脳梗塞の発症時,どのような看護を実施するか?
    セクション6 初期対応によって症状は改善されたか?
    セクション7 再評価後,どのように判断し対応するか?
    ▪ この後,どのような治療が開始されるか?

索引